新型コロナ×地域文化の企画始めました

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「新型コロナ×地域文化」という企画を始めました。初日なので二本目書きます。

4月に東京から名古屋に戻ってきて、さっそく「ステイホーム」で、中高生ぶりにお笑いにはまりました。もちろん、劇場にいけないからYouTubeで。3月から生配信が始まった中川家チャンネルにはまり、あつ森のゲーム配信をしているサバンナ高橋さんのチャンネルにはまり、大げさじゃなく「心の支え」で、そして、生配信、プライベートに近い形を公にするという新しい形が面白いなと純粋に思いました。何よりも、名古屋にいれるのにこんなエンタメがとワクワクして、毎回の配信を待っているところです。

平等な時間にいかに課金してもらうか

それと同時にエンタメの幅がまた広がったなーと。これはデジタル編集部にいたときに、Netflixなどなどが出てきて、新聞に時間を割いてもらえる時間が減ってなかなか会員になってもらうのに苦労したときにも感じてきました。

それぞれが持っている自由な時間は限られていて、お金をかけてまで見たい情報・エンタメとは?お金を払ってもらいながらメディア・エンタメを守っていくにはどうしたらいいんだろう?

その間も東海地方の芸術文化関係の延期、中止…のリリースばかりを見ました。6月に入るまで、文化らしい仕事は全然しておらず、歓楽街の街の声とりとか、ステイホーム中の話題を書いてました。その間も音楽や舞台関係で動画を配信する動きが広がっていきました。しょうがないと思う反面、今後どうなるんだろう…と考え始めました。

再開、やっぱり生の舞台最高

6月3日に宗次ホールが再開、19~21日に演劇の「はじめの半歩プロジェクト」、7月1日に名フィルのオーケストラ演奏再開、15日に大須演芸場で中川家の笑う大須演芸場の収録と、生の舞台が次々再開しました。言葉足らずですが「生の舞台は全然違う。やっぱりよい」という感覚が毎回ありました。観客と演者の作り出す見えない空気感は配信では感じてこれないものでした。何より、高校生の時に株主優待券を買って近鉄に乗って、生の舞台でお笑いが好きになったし、カナダに留学中にミュージカル公演を毎月のように見に行って好きになったというルーツがあります。

まだ、東海地方で通常通りの公演が再開したとはいいきれません。再開しているところはかなりの気を使い、採算が取れない中、公演をなんとか再開している感じです。裏方さんの話を聞いたら、「目に見えないキャンセル」(=決まっている時期に今後の公演が決まらない)が相次いでいて、どうなるかと不安と話します。

だから、企画始めた

そういうことで企画を始めました。東海地方には精力的に文化芸術を守ろうとしている方々がいます。そういう方々を通して、地域の文化はどうなるのか聞いてみようと思いました。一回目は宗次ホールの宗次徳二オーナーです。(ココイチの創業者でもあります)日常にクラシックを、とほぼ毎日クラシック公演をしています。いち早く再開したその思いを聞きたくて、初めにインタビューさせてもらいました。

この日に出すという決まりはないですが、文化芸術の分野はこれからもコロナと長い闘いになりそうなので、できるだけ長く続けられるよういろいろな方にきいていこうと思います。変化せざるを得ない分野で、たくさんのことが変わりそうなのでそういう動きも日常の記事でしっかり追おうと思います。二本目にして熱くなりすぎたな~。


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