見出し画像

存分に「睡蓮」眺め涼しかり

先日あった句会の兼題の一つが睡蓮。句は多作多捨が良いと言われても、もともと句がたくさんできないのに、さらに兼題となると本当に苦しい。

睡蓮のこと、あれこれ思い出してみるが、なかなか思い出せず、ふと、香川県直島にある地中美術館で観たモネの絵のことを思い出した。
そういえば、吟行なども、みんな同じものばかり見るので、少し視点を変えて句作するのも良いと教えてもらったことを思い出した。
しかし、しかし、蓋を開けてみれば、他の人もこのモネの「睡蓮」で作られた人がいた。そのくらいメジャーなんですね。「睡蓮」は。
写真は、地中美術館の前にある、フランスジベルニーにあるモネの池を模したと言われる池の写真。
この瀬戸内海の島にある美術館にある「睡蓮」は、パリのオランジェリー美術館より美しく見えた。また機会があれば是非行きたいところのひとつ。
兼題は苦手だけれど、睡蓮のことを思い出している時間は楽しかった。

睡蓮や父の造りし池の家

もう一つ思い出したのが、今は建て替えてなくなった私の生まれた家にあった小さな庭のこと。そこに父が日曜大工?造園?で作った小さな池があった。
これも兼題がなかったら思い出さなかった記憶かも。でもこれはなんとなく句会には出さなかった。また機会があれば出そうかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?