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#20 THE CULTIVATION COUNTRIES -4

今回も、カカオ豆について。(P.29-30-31)

原産国と品種によるカカオ豆の分類については、非常に難しいです。品種を必ずしも原産国に割り当てることはできないためです(エクアドル原産を除く)。アフリカでは、ほとんどクリオロ種は見られず、ごくわずかなトリニタリオ種しか見られません。一方、いくつかの国では3つの主要な品種が全て見つかります。多くの農園は、純粋な品種では栽培が難しいため、交雑して栽培しています。マダガスカルの家族農園は、3種全てのカカオの木々を持っています。クリオロ種は様々な顧客のために、整理されて並べて作られています。手間がかかる、時間のかかる仕事です。しかし例外はあるものの、そう分けることで合理的に生産することができます。

上質なココアのクラス
インターナショナルココア協会(ICCO)がカカオ豆のクラス分けと、その国が良質なカカオの輸出を規制する拘束力をもっています。数年ごとに生産する国々では、良質なココアをつくり輸出量と再定義されました。2010年11月の終わり、会議を実施し、国や量に関する推奨事項が2011年3月に確認されました。この規制は2012年の4期目から施行されることになります。2008年のときと比較して、いくつか修正点がありました。
ボリビアとメキシコの二つの新しい国とリストに含むこと。その結果、17カ国が該当する良質なカカオ豆がクラス分けされています。以下の輸出国の生産したカカオ豆は100%上質なものとして分類されます。

ボリビア、コスタ・リカ、ドミニカ国(ドミニカ共和国ではない)、グラナダ、ジャマイカ、マダガスカル、メキシコ、サン・ルチア、トリニダード・トバゴ

95%:コロンビア、ベネズエラ
90%:パプアニューギニア、ペルー
その他:エクアドル 75%、ドミニカ共和国 40%、サントメ アンド プリンシぺ 35%、インドネシア 1%

生産量は、概算のみで計算しています。この概算は、遅いですが定期的に更新されます。編集期限の2015年の2月までにフォローできた量になります。オーストラリア、アメリカ(ハワイ)はリストに含まれません。

《本文中にでてきた単語》
elaborate  手の込んだ
take  place  起こる
confirm 確認する
modification 修正
compared to〜  〜と比較して
consequently  その結果
estimates  概算

おしまい(^^)





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