見出し画像

トビタテ!壮行会の活用法

トビタテ!留学JAPANには、合格者向けの壮行会があります。私は10期の壮行会に参加者として参加したほか、12期の壮行会(オンライン)にも先輩として参加しました。

2回参加して感じたこと、どのように壮行会を活用すればいいか、私が考えたことをまとめます。

壮行会ですること

10期生むけの壮行会では、

挨拶(文部科学大臣、支援企業の方、先輩からの一言、10期生から決意表明、プロジェクトディレクターなど)

交流会(地域別やキーワード別で集まって自己紹介&情報シェア)

留学計画のシェアとディスカッション

がありました。

12期の時も、交流会の時間が多くとられていて、地域別や留学先別、専門別などで部屋に分かれて(オンラインなんですが)話しました。私は先輩として参加していたので、モデレーター的なことをしていました。

壮行会の雰囲気

10期の時に感じたのは、「みんな合格しちゃったらほっとしちゃうんだな」ということでした。私はこの時もモンゴルの民族衣装で行ったんですが、一部の人が私の服装を見て「何着てきてるの?気合入りすぎてておかしい」みたいなことをコソコソ話していました。コソコソ話す方がおかしいと思うのであまり気にしませんでしたが、私はそのコソコソ話が全てを物語っているような気がして、残念でした。やっぱり日本ってこういう国だったんだ、日本人って集まるとこうなるんだ、トビタテで海外に目が向いている人でもそうなんだ、って(すごくステレオタイプ入ってますが)。

面接の方が面白かったし、事前研修も事後研修も学びが多くてよかったのに、壮行会だけは不発でした。一つは、合格してほっとしたこと、もう一つは、とにかく人数が多いのでいろんな人が集まるということですね。

12期の場合は新型コロナウイルスの影響で急にオンラインに変更になったこともあって、逆に一体感がありました。もしかしたら、期によるのかもしれませんね。

壮行会の活用法

壮行会の一番のポイントは、その期のトビタテ生が一番多く集まるイベントということです。事前研修も事後研修も70人とかそのぐらいなので、一堂に会するというのは、壮行会ぐらいです。

そこで、

留学先や留学のテーマが似た「仲間」を探す

という目的で参加するのが良いのかなと思います。留学準備について相談したり、留学中に現地で実際に会ったりできる人が見つかると心強いですよね。私はなんとなく参加してしまったと後で反省しました。

今更ながら、壮行会に出てよかったこと

壮行会の参加録はがっかり感と反省が書かれていましたが、壮行会にでてよかったことが今更起きています。

トビタテ生はFacebookでつながっていることが多いんですが、最近「壮行会でお会いした○○です!」という連絡が立て続けに来たんですね。後輩や友達を紹介したい、というお願いですが、全く知らない人より、「壮行会で会った人か〜」と思うと親近感が湧きますし、「ああ、あんな話をしたな」とか、「あそこで会ったなぁ」といろいろ思い出しますね。特に、対面で会うのが難しい今だからこそ、前に会ったことがある人からの連絡が滲みます。

また、壮行会で「日本語教育!」と散々言っていたので、「そういえば日本語教育って…」と私のことを思い出してもらえたりしたようです。後になってつながることもあるんだなと、トビタテコミュニティの広さを改めて実感しました。

当たり前のことかもしれませんが、その場の雰囲気で判断するのは時期尚早、無駄な経験はないと改めて思い知らされました。視野は広く持ちたいものですね。


いただいたサポートは、お茶菓子代に使わせていただきます。いつもギリギリで生きているので、いただいたサポートの分、息抜きしたいと思います。