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代わりがいる仕事

私の仕事は訪問看護。
利用者さんとその家族が、在宅で自分らしく安全に生活できるようお手伝いをする仕事だと私は思っている。

仕事で、
あのときの自分の判断は良かったのか?
最適だったか?
もっといい方法があったんじゃないか?っていう問いは、何度もある。

最も適切な方法を選んでいるつもりだけど…
医療については素人(家族や他職種)を相手にしているので、伝え方って難しい。
そして、人間は同じ人などいない。
十人十色。
環境も年齢も家族関係も何もかも違う。
看護師の知識や技術、人となり、応用力が物をいう。

まだまだ経験の浅い私は、家でもうじうじと考えていて、しかも連休に入るので仕事でその人の経過がどうなったかわからないのが不安。

吐き出したくて、全く医療者でもない夫に簡単に話をしたところ、
「1人で抱え込まないためにチームで仕事してるんでしょ。代わりがいるんだから、考えたって仕方ないじゃん。」との言葉にハッとした。

チームだもんね。
ひとりで抱えちゃダメだ。
なに思い上がってんだ?私。

ひとりで訪問するので、そのときの最適を判断するプレッシャーがある。
考えてわからなければ上司に相談して聞けばいい。
経験者だからしっかりしなくちゃ。
自分だけで対応しなくちゃ…なんて変なプライドを持っていた。
それ、邪魔だ。
自分で考えることは絶対に必要。
でも、冷静じゃなければ判断が間違ってるかもしれない。

人に頼ること大事。
仲間なんだ。


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