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夜のひとりごと

高校生の私

私は高校生の頃、地元のコンビ二でアルバイトをしていました。
はじめてのアルバイトで慣れないことばかりでしたが、お話好きのオーナーさんや昼間にパートで入ってる主婦の人たち、同じ時間帯に入ってる同世代の仲間たちと楽しくバイト生活を送っていました。

はじめて経験することばかりで失敗しないわけもなく、
その当時の私の口癖は、「すみません」「ごめん」でした。

でもある時、新しく入ってきた年下のバイトの子に「ちえさん、まちがってない時にまで謝る必要ないですよ!自分が悪くないのにすぐ謝ってたらちえさんが損しますよ。」と言われました。
自分では対して意識していなかったのですが、自分がミスしたときにはもちろん自然に「すみません」がでてくるし、何かしてもらったときにも「すみません」と謙遜して言っていた気がします。
口癖がすぐには直らず、一緒のシフトに入ると「あ!またすみません。て言ってる!ダメですよ!」とよく怒られました。( ´∀` )

きっとなんだそんなことで…と思われるかもしれませんが、あの時の私にとっては簡単に口に出してしまっていた言葉で自分で自分自身を軽率に扱っていたのかもしれない。と気づかされた一言でした。

それ以降、すぐに出てきそうになる「すみません」をひっこめ何かをしてもらった時は素直に「ありがとう」と言うように気をつけています。

何年も前にもらった言葉を度々思い出しては、あの時気づかせてくれてありがとう。と感謝するのでした。

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