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久留米高専生へ贈る、俺的うどん・ラーメンガイド

気づいたら高専4年目の終わりに差し掛かってて非常に怖い…
これまで、久留米市の魅力である豚骨ラーメンを食べ歩いてきたので、Note初の投稿は「久留米高専からいけるラーメン・うどん屋」の主観的評価をまとめてみました。

注意

あくまで個人的な意見に基づくものなので、正確性・公平性は担保できません。また、選定基準は自分が高専の昼食に1度でも向かった店であるために、「この店が入っていない!」というクレームには対応できかねます。

なぜこんな(需要のなさそうな)ものを作ったのか

そもそも久留米高専周辺に住んでおり、いろんな店を回ることがあったこと、そして幸いにも車での通学が叶い、外食の選択肢の幅が非常に広まったことから、この知見を一応残しておきたいという思い。果たして需要はあるのか?

それと、ガチガチにまじめな#高専とか#久留米高専タグのついた記事に、ラーメンガイドがあれば面白いじゃん?と後付けで理由を作りました。

項目の見方

冒頭の評価基準は、それぞれ

  • アクセス(高専よりどれだけ近いか)

  • 価格(学生のお財布事情でも遠慮なく食べられるか)

  • おいしさ(あくまで主観的なものということに留意が必要)

の3点にて行います。加えて、その店舗の特色やアピールポイントがあれば、別途冒頭に記載します。
また、アクセスに関しては、車を要するものでは単なる所要時間に加え、駐車場や店へのアクセスのしやすさも評価しています。


コストコのレシートみたいな目次


では早速。基本的に高専から遠いほど下のほうに記しています。

正八郎うどん

アクセス:★★★★★
価格:★★★★★
おいしさ:★★★★☆

言わずと知れた店であり、久留米高専生と切っても切れない関係にあるうどん屋。

地元民ならご存じかもしれませんが、一度2016年に天ぷら鍋からの出火で全焼しています。幣高専と近隣の高校の名が記された看板がレジ近くにあるのはそのため。

正直、正八郎うどんについて語れることはたいしてありません。だってみんな知ってるもん。
一つだけ挙げるなら、Not一見さん全員50円引きと化している割引券について。正確な基準はよく覚えてませんが、1杯のうどんを50円引きにできる割引券が2枚つづりになっており、これをうどん1杯ごとにもらえる(はず)

ちなみにこれを増殖させるチャレンジをしていたが、なんだかんだ現在20枚前後だったはず。

店員は1杯のうどんにつき2枚つづりの割引券をつける。つまり律儀にやってたら割引券が無限増殖をはじめ、財布の中身はバイバインで増える栗饅頭よろしく黄色い割引券で占められるようになるわけ。なので客は2枚つづりの割引券を切らずに渡すし、店員も割引券を1枚だけ使ったことにして、切って返却などしない。

そんなわけなので「ずっと弁当だったけどたまには正八郎うどん行ってみようかな」とか考えてる民は、周りに余っている割引券がないか聞いてみましょう。何人目か当たれば、快く渡してくれる人が現れるはずです。いなかったら上級生の教室で叫んでみれば何とかなると思いますw


あ、あと「学生盛り」なんてものが。学生っぽい見た目をしていればOKで、麺の量がキモーチ増えます。大盛と兼用することもできるので、食べ盛りの学生にはうってつけ。

さらに追記、ここのうどんは麺が死ぬほど長いので、ざるうどんはきれいに食べることが難しいです。覚悟しな。

大龍ラーメン 小森野店

アクセス:★★★★☆
価格:★★★★★
おいしさ:★★★☆☆
特色:ラッキーボックス

高専生の外食といえば正八郎うどんかコレ、というほどの店(個人的な印象です)。
「大龍ラーメン 小森野店」を謳っているのに、小森野はおろか久留米市ですらない佐賀県鳥栖市に位置しているのはご愛嬌。

アクセス [★★★★☆]

地理的には高専から若干遠く、徒歩では3限の授業に間に合うがギリギリ。
チャリで向かうこともできるが、県境の橋は交通量がそこそこ多いうえ、自動車専用道なども整備されておらず、また歩道も狭いので、結構スリリング。自分は車をつかえるようになる前は普通に行ってましたが。
車なら当然楽だが、店の前の道路の交通量の影響で、帰りが少しダルい。

価格帯 [★★★★★]

価格は全体的にリーズナブル。通常のラーメンが650円に、学生ラーメンが450円と良心的。

学生ラーメンは2玉分の麺がついてくる代わり、具はネギとパゲチャしかついてこない。パゲチャはチャーシューの切れ端で、切れ端だからおいしくないということもなく、個人的には味がしっかりしみついてて好み。


この店独自のサービスとして、「ラッキーボックス」なるものが出てくる。ランダムな時間(とはいえ12時前後が多い気がする)に入り口前に「替え玉無料」とか「ゆで卵無料」といったカードが入った箱が出現するので、一人1枚まで取って使うことができる。あくまで早い者勝ちなのであったらラッキー、最後のほうは「ポテトサラダサービス!」とか「キクラゲトッピング」とか人気のないやつばかり残ってる。

その他いろいろあるが、高専生なら十中八九学生ラーメンを食べてる。地味にトッピングの多さも特徴的で、なぜか卵のトッピングだけでも

  • ゆで卵

  • 固ゆで味玉

  • 生卵

ぐらいあったはず。サービス精神は非常にありがたい。

味 [★★★☆☆]

ラーメンには背油などは浮いておらず、比較的シンプルです(学生ラーメンだから、というのもあるかもしれないが)
ただ、個人的には麺が太めなのが気に入りません。自分は博多ラーメンのような細めの麺を好む傾向にあるようで、大龍ラーメンは大砲などと比べて太めで、その違和感を感じることはあります。

総合評価

自分としてはもっと他においしいラーメン屋はあるが、やはり圧倒的に安いこと、そして自分以外からの評判が普通にいいことから、高い頻度で通っています。正直、紹介しなくとも、高専生ならすでに行ってる・いずれ行く店だと思います。

また、ラーメン屋としては珍しくQRコードが利用できるものGood。この記事内で同じくQRコードが利用できる店舗は、記憶が正しければ丸源ラーメンのみのはず。

久留米ラーメン 和ノ吉

アクセス:★★★☆☆
価格:★★★★☆
おいしさ:★★★★☆
特色:替え玉無料・塩唐揚げ

個人的に「小森野ラーメントライアングル」と呼んでいる店の一角。見た目から一番新参なのでは、と思っていますが、この中での個人的評価はダントツ1位です。

アクセス [★★★☆☆]

高専から西鉄宮の陣に向かうルートの途中で、国道3号に沿って北上したところに位置するため、3限のない宮の陣ユーザーならまだしも、徒歩で行くのはさすがに厳しいかも。チャリはわからないが、もしかしたら間に合うかも?責任は負いませんが。
車でのアクセスは良好。堤防道路を通り、3号線と交差する場面で多少混むかもしれませんが、せいぜいその程度。

価格帯 [★★★★☆]

学生ラーメンはないものの、普通のラーメンは600円、大盛(2玉)ラーメンが700円と、比較的手ごろにまとまっています。

味 [★★★★☆]

個人的には大龍ラーメンより好みですが、これでも若干麺が太い印象を受けます。しかし、普通のラーメンですらスライスゆで卵にチャーシュー、キクラゲにメンマに海苔がついており、かなり満足感が高い一品に仕上がっています。
学生にうれしいサービスタイムもあり、たしか11時から14時ぐらいまで、替え玉が一人1杯無料という気前の良さを発揮。替え玉の上にはなんとちっちゃなチャーシューが1枚鎮座しています、やったね!

多分大盛りだったはず。すべてついてこの値段なのはGOOD

そしてこの店で(人によっては)外せないのが、和ノ吉のセールスポイントである「塩唐揚げ」。5個で550円とさほど安くはありませんが、私の友人はいつも行くたびに必ず注文するほど。この唐揚げがまた旨い!衣にしっかりとスパイスが効いており、かむたびにしっかりとうまみを感じられます。

総合評価

どうしても少し遠く、最低でもチャリが必須な立地ではありますが、食べに行って後悔することはまずないと思います。時間がある際に一度行ってみるのをオススメする店です。

松ちゃんラーメン

アクセス:★★★☆☆
価格:★★★★☆
おいしさ:★★★☆☆

同じく、個人的に「小森野ラーメントライアングル」と呼んでいる店舗の一つ。(なぜか)繁盛する●★ラーメン、小奇麗な外観の和ノ吉と比較して、少し物寂しい雰囲気はあるが、悪い店ではない。

アクセス [★★★☆☆]

アクセスの程度は和ノ吉とほとんど同じなので割愛させていただきます。それだけ小森野ラーメントライアングルの3店舗間の距離は近いのです。

価格帯 [★★★★☆]

正直、あまり通ったことがないので価格についてはうろ覚えのところが大きいが、それなりに安かったはず。間違っても1000円を超えるような店ではないです。

味 [★★★☆☆]

味はそれこそ昔ながらのラーメンといった感じで、見た目に違いません。
大龍や和ノ吉のようなサービスもなく、記憶には残りづらいです。
ただ焼き飯は、これも昔ながらといった見た目であったものの、しっかりおいしい素朴な味わいでした。

総合評価

替え玉無料サービスのある和ノ吉と比較して、どうしても少し見劣りしてしまう部分があり、頻繁に通うほどではありません。それでも後述する最後のトライアングルよりはマシだと、自分の中では思っています。

丸星ラーメン

アクセス:★★★☆☆
価格:★★★☆☆
おいしさ:★★☆☆☆

最後の小森野ラーメントライアングル。「久留米の豚骨ラーメンといえばこれ!」みたいな声を聴くことが多く、実際結構繁盛しているのですが、自分としてはなぜこの店がそこまで高い評価を受けているのか、甚だ疑問です。

こういうネガキャンはできればしたくありませんし、下手すれば開示やら何やらで裁判沙汰にでもなりそうですが、そうならないように正当な評価を書くよう努力します。

アクセス [★★★☆☆]

同じく割愛。

価格帯 [★★★☆☆]

ラーメンは確か550円前後だったはず。ただ、後述するシステムを採用していることにより、個人的には550円払うのすら惜しいと思っている。

味 [★★☆☆☆]

丸星ラーメンの具はあくまでシンプルで、ネギと海苔、そしてチャーシュー。麺はこれまた若干太めという印象。自分はもしかしたら正統派久留米ラーメンに向いていないのかもしれない。

スープは少しあっさりしており、好みが少し分かれそうなところです。私はあまり好きではありませんでしたが、同行した友人の一人は割と好印象だったようです。

この評価である理由

個人的には、丸星ラーメンの評判は巷で言われているほど良いものだとは思っていないし、高専近くに勤務する母親や同行した友人も同じことを言っています。それには繁盛店であるからかの丸星ラーメンの接客システムがかかわってくるのです。

大まかに流れを説明すると、まず客は一列に並び、入店後に食券を購入し、空いていれば席に誘導され、席に購入した食券を置きます。ここまではほかのラーメン屋でも見るシステムですが、丸星ラーメンのすごいところはこれから。

店員がラーメンをいくつか持って席を行き来し、食券と交換することでラーメンを提供するのです。少しわかりづらいですが、いわば「食券を見てから作る」のではなく、「食券が置いてあったから作ってあるラーメンを提供する」という効率性に全ブッパしたシステムなのです。当然、こんなだから麺の硬さをリクエストする機械などありませんし、せわしなく動く店員を呼び止めようものなら小言を言われます。

自分としてはラーメンはバリカタがもはやデフォルトのようなところがあり、硬さを選べないどころかランダムな時間持ち歩かれて少し柔らかくなっているラーメンを提供されるのは耐えられません。ラーメンの提供速度に秒単位でこだわる一蘭が見たら卒倒するであろうこのシステムは、普通にユーザーフレンドリーではありません。

そして、自分が勝手に小森野ラーメントライアングルと言っている通り、すぐ隣と向かって少しのところにラーメン屋が2軒もあるわけです。選ぶ理由はほとんどないと思っています。


以下車必須

これ以降の店は、総じて車がないとかなり厳しい店です。その分これまで自分がそこに行きたいと思って行く店でもあるので、味の評価はさらに高いものになりがちです。

丸源ラーメン 鳥栖店

アクセス:★★☆☆☆
価格:★★☆☆☆
おいしさ:★★★★☆
特色:肉そば・ソフトクリーム激安(?)

割と最近よく見るようになってきたチェーン店。
実はラーメン屋ではない、というのは半分嘘・半分ホントで、ここのウリは「肉そば」なるものです。特徴については後述します。

アクセス [★★☆☆☆]

大龍ラーメンが鳥栖と久留米の境界線にあったのに対し、丸源ラーメンはもうがっつり鳥栖市。ただし道は高専よりほぼ1本道かつそこそこ大きい道なので、一部区間を除いてスイスイ進めます。

チャリで向かうのはさすがに厳しいでしょう。車でも、12時から出て3限の授業に間に合わせるのは「理論上可能」というレベルです。一応間に合った記憶はありますが、かなりギリギリだったと思います。

価格帯 [★★☆☆☆]

全体的に、お世辞にも安いとは言えない価格。丸源ラーメンの顔である肉そばは、税込み750円ほど。替え玉は1回165円と、「安くはないがもっと高い店あるよね」的な価格設定です。もっとも、豚骨ラーメンと比較できるものではありませんが。

味 [★★★★☆]

これは断じてラーメンではないが、肉そばの味に関してはかなり自信をもってお勧めできます。

麺はちぢれ麵で、スープとよく絡みます。スープは醬油ベースらしいですが、「醬油ラーメン」とか「豚骨ラーメン」とかの枠にはまるものではなく、肉そばという一つの独自ジャンルを確立していると思っています。天下一品のラーメンみたいな存在感です。

出典:丸源ラーメン

見てわかるように、具は海苔とネギ以外に、豚肉と玉ねぎ、そして柚子胡椒おろしのみ。この柚子胡椒おろしはスープに混ぜることによって味変が行えるものなのですが、人によって好き嫌いがマジで分かれます。自分はメチャクチャ好きですが、これまで同行したうちの半数以上が「いらない」とのことでした。本当は試すために別添えで注文できれば良いのですが、タッチパネルで注文する形式になったために叶わなくなってしまいました;;店員にダメ元で聞いてみてください。

総合評価

一応、肉そば以外の普通の豚骨や味噌ラーメン等も幅広く取り揃えていますが、個人的にはわざわざここまで来て食べるものじゃないだろう、と思っています。
価格はさほど安くはありませんが、●●Payが利用できるのも魅力ですし、公式アプリへの登録や会計時にクーポンがもらえ、若干お安く食べることもできます。日常的にいけるような場所ではありませんが、一度は食べてみてほしいですね。

牧のうどん 鳥栖店

アクセス:★★☆☆☆
価格:★★★★☆
おいしさ:★★★★★
特色:肉うどんを食え!

博多のほうでよく見る、福岡といえばこれ!といううどん店。資さんうどん?知らんな…
鳥栖店は牧のうどん最南端の店かも?

アクセス [★★☆☆☆]

丸源ラーメンの向かいに面しており、同じくなかなか時間がかかります。同じく車でも2限の授業が定刻に終わった後に向かったとして、3限に間に合うか少し怪しいラインではありますが、丸源ラーメンと比べ、提供時間が比較的早いうえ、当然替え玉はないので、まだ余裕があります。

価格帯 [★★★★☆]

正八郎うどんにこそ及びませんが、なかなか安めでかつボリューミー。福岡のうどんといえば柔らかい麺!というアイデンティティがありますが、それを十分に体現しているせいで、大盛でなくとも結構おなかが膨れてしまうので、コスパは◎。

味 [★★★★★]

個人的にはbest of うどん店といえるほど、ここの肉うどんが好きです。
普通のうどんであれば、それこそ正八郎うどんとあまり変わらないようなうどんスープが提供されるのですが、肉うどんではこれがガラっと変わり、肉の味付けに由来しているのであろう甘みのあるスープに変貌します。

これが本当にイイ。もしかしたら「本州の醤油が好き」とか「料理で甘いのは嫌い」という人には刺さらないのかもしれませんが、肉やネギと柔らかいうどん、そしてスープが最高に合います。一度は食べてみてほしいです。

総合評価

特に博多に多いので、別に鳥栖で食べる必要はないかもしれませんが、博多バスターミナルとかだと高かったです。正八郎うどんに飽きたらぜひ食べてみてほしいところです。

大砲ラーメン 本店/長門石店

道さえよければ…

アクセス:☆☆☆☆☆
価格:★★★☆☆
おいしさ:★★★★★

店舗数と安定した味から、久留米ラーメンの王に勝手に認定している店です。シンプルにおいしいですが、高専に近い2店舗はいずれとも致命的すぎる欠陥を抱えています。

アクセス: [☆☆☆☆☆]

もちろん車で向かうこと前提の店ではありますが、この評価の理由は道の進みづらさと駐車場の狭さです。そもそも、高専からは牧のうどんや丸源ラーメンよりも近いのですが、店に到着するまでのストレスが体感二回りほど大きいです。

というのも、牧のうどん等は県道17号をまっすぐ進むだけなのですが、大砲ラーメン本店は一度堤防道路を進み、3号線に出て少し進んだのち、これまでとはもやはレベルの違う、急にすれ違うことに不安を覚える狭い路地を通ることを強いられるためです。電柱はせり出すは通行者はいるわで、軽自動車ならともかくSUVなんかとすれ違う時はヒヤヒヤします。

そんな状態で少しヒヤヒヤしながら大砲ラーメンに到着した運転者は、おかわりと言わんばかりに駐車場でも緊張を強いられます。駐車場は3か所ほどありますが、そのいずれもが狭く、斜めの駐車や幾度とない切り返しを要するものです。運転に自信のない人は、おそらく来るべきではありません。


JR久留米駅を超えた先にある長門石店も同様で、所要時間的には+3分ほど。狭い道は道中出現しませんが、同じく駐車場が異次元の狭さ。普通に入れるのに10分以上周囲をさまよった記憶があります。

本店は道中の狭さと駐車難度、長門石店は所要時間と駐車難度という理由により、アクセス項目は最低評価とさせていただきました…
大砲ラーメン 合川店であれば、よりアクセスしやすいかもしれません。距離的には長くなるかもしれませんが、その分大きな道なので。

価格帯 [★★★☆☆]

普通のラーメンはさほど安くはありませんが、500円半ばほどで学生ラーメンが用意されています。正確な値段は忘れました。
具はシンプルかつ麺も1玉分なので、さほどお手頃とも言えませんが、個人的にはキングオブ久留米ラーメンなので全く気になりません。

味 [★★★★★]

親にたびたび連れられていたこともあり、大砲ラーメン自体の存在はよくわかっていたのですが、学生ラーメンでまた印象が大きく変わりました。大砲ラーメンのノーマルなラーメンには主に背油等が入っているのに対し、学生ラーメンはそれがなく、スープの直球勝負が楽しめます。個人的にはそれが結構衝撃的で、こんなおいしいスープだったんだ!と驚きました。
もちろん背油の入ったラーメンも好きなのですが、学生ラーメンでも十分すぎるほど満足できるという印象です。

総合評価

立地があまりに優しくない問題はありますが、それさえよいのなら王道派の店舗です。

以下すこしお高めの店舗

1回の食事に1000円かけるのはほどほどにすべきであり、その観点からすると以下の店はたまに行くのがいいようなお店です…

うどん 笑顔が見たいから・中華そば ユメヲカタレ

アクセス:★☆☆☆☆
価格:★★☆☆☆
おいしさ:★★★★☆
特色:初回来店で次回のうどん無料(!?)

多分みんな同じことを思ったと思う、かったるい名前だと…
夢を語れという二郎系ラーメン屋のオーナーが始めたうどん屋と、同じ建物の中に新たにできた中華そば屋。
鳥栖市には、二郎系ラーメンの「夢を語れ」、うどん屋の「笑顔が見たいから」、中華そばの「ユメヲカタレ」の3種類の店舗があることになる…


アクセス [★☆☆☆☆]

高専からほぼ一本道ではあるが、なにぶんシンプルに遠いのである…
そしてその一本道が片側二車線で交通量もかなり多いので、帰りは別のルートをとらなければいけない。

また、少なくともつけ麵に関しては

価格帯 [★★☆☆☆]

価格はさほど安くなく、看板メニューはたいてい900円から。大盛とかすれば1000円を超えるが、来店スタンプの特典が尋常ではない。
来店のスタンプカードはLINEのシステムを採用しており、QRコードを読み取ることによってポイントを記録していくが、なんと1度目のポイントで900円のうどんやそばが無料になるクーポンがもらえる。はっきり言ってヤバすぎる。

ちなみにこれは次郎系ラーメンの夢を語れでも同様で、向こうではそれに加えて「中学生以下が将来の夢を語ればラーメン無料」というキャンペーンもやっている。

味[★★★★☆]

現在のメニューは、「笑顔が見たいから」名義より鳥白湯うどん、「ユメヲカタレ」よりつけ麵と中華そば、だった気がする。夏はぶっかけうどんもやっていました。

自分はこの中でぶっかけうどんとつけ麵を食べたことがありますが、そのどちらとも十分おいしかったです。

しかし、どちらかといえば讃岐うどんが好きな母親はどうやら鳥白湯うどんがお気に召さなかったようです。曰く手打ち面の練度がまだまだとのこと。確かにそれを感じないことはありませんが、まあ自分は気になりませんでした。

総合評価

多分2回は行くべき。ただし少なくともつけ麺に関しては少し辛いのと、提供に時間がかかるので注意してください。
そしておそらく、2限が早く終わるか、3限がない時でないと間に合いません。

かつみ屋うどん

アクセス:★☆☆☆☆
価格:★★☆☆☆
おいしさ:★★★★☆
特色:揚げいなりと独自のうどん

今回の選定基準は「自分が学校の昼食として食べに行ったことがあるか」というものですが、唯一の例外がこの店で、家族とのみいったことがあります。ただ特色が強く、一度は食べてみるべきと判断したため、掲載しました。

アクセス [★☆☆☆☆]

所要時間はおそらく、上の笑顔が見たいからと大きく変わらないと思います。かつみ屋はさすがに県道17号を1直線ですぐ着く、とはいきませんが、裏道を使えば結構簡単にアクセスできますし、狭い道もありません。

価格帯 [★★☆☆☆]

かつみ屋うどんの看板商品である「すどりかま玉」は830円からと、あまり安くはありません。一応、ごぼう天うどんなどでさらに安いメニューはありますが、ここまで来てごぼう天うどんはないのでは…?という気持ちになってしまいます。

味 [★★★★☆]

多分ほかに例を見ない、すどりかま玉うどんといううどんが特徴的。釜玉うどんなので卵とタレがあるのはもちろんですが、「すどり」の名の通り、少しあまじょっぱく味付けした鶏皮をたっぷり載せています。

出典:かつみ屋うどん

こう見えて量がかなーり多いので、普段大龍ラーメンで学生ラーメン+替え玉1回する自分でも、揚げいなりセットでかなりお腹いっぱいになった記憶があります。

もう一つの名物である「揚げいなり」も魅力的。読んで字のごとく揚げたお稲荷さんなわけですが、これがまた美味い。

総合評価

自分の友人には卵が嫌いなのがいるので、残念ながら連れて行く機会はあまりなさそうですが、何か新しいものにチャレンジしたい方はぜひぜひ。

ただし、ホームページによれば突然休みをもらうことが多々あるようで、行く前にしっかり確認する必要がありそうです。

うどん 陣

アクセス:☆☆☆☆☆
価格:★★☆☆☆
おいしさ:★★★★★
特色:ぶっかけうどんが美味い

個人的には、ぶっかけうどんといえばコレ、という店です。ただし全体的に少しお高めなのと、駐車場の狭さが玉にキズです。

アクセス [☆☆☆☆☆]

うどん 陣は線路のすぐそばに位置しています。国道三号線から入ればすぐなのですが、ナビの誘導次第では3号線を通らず、鳥栖市内を行く面倒くさいルートで案内されます。

また、駐車場は狭いうえに台数が限られており、さらには周辺で待機できるようなスペースもほぼありません。
駐車場が開いたタイミングで、前方の踏切を待つ列を待たせて駐車させた経験があります。あの時の視線は痛かった。

価格帯 [★★☆☆☆]

私が注文した肉ぶっかけうどんは1000円前後、大盛でさらに高くなるような設定でした。

一応、ノーマルなうどんであれば600円程度から提供していたように思いますが、それでも600円以上なわけで、うどんとしてはお高め。量は別に多いわけではありませんが、大盛が選択できます。

味 [★★★★★]

ぶっかけうどんがマジで美味い!!!
夏に行くのが最高です。陣の麺は比較的細めで、まさにぶっかけうどんのための太さというところ。するりと食べていけるので、暑い夏には本当にうってつけです。出庫でストレスを感じないのであれば、その気分をそれ以降も持っていけてよいのでしょうがね……。

総合評価

夏に行け。飯の時間はすこし外したほうがいいかもしれない。


麺屋 我ガ 久留米上津バイパス店

アクセス:☆☆☆☆☆
価格:★★☆☆☆
おいしさ:★★★★★

ちょっと意識高い系(?)のラーメン屋。シンプルに遠いですが、ちゃんとおいしかったです。


アクセス [☆☆☆☆☆]

シンプルに遠い。ただし道が大きくスピーディーに移動できるのは救いです。
駐車場は広いですが大通りに面しているので、店に入るのは簡単ですが出るのが大変。

価格 [★★☆☆☆]

あまり安くはないけども、一蘭ラーメンほど高いことはない。
ただ800円とかしたはず。

味 [★★★★★]

店内にはジャズが流れ、食べやすいようにラーメンの器の下に寿司の台を履かせるなどする意識高い系の店ではありますが、これでラーメンがそんなにおいしくなかったらズッコケるものですが、そんなことはなくちゃんとおいしく仕上がっています。

麺は久留米ラーメンとしては細めで、自分の好みにもしっかりマッチします。またスープが非常に上品で、しつこすぎない味わいです。自分はこってりしたのも好きですが。

総合評価

上述のようにいろいろなこだわりがあり、店内もラーメン屋とは思えない見た目ですが、しっかりおいしいのでモーマンタイです。
ただ高専からは普通に遠いので、なかなか行ける機会もなさそう。


モヒカンらーめんへ愛をこめて

本当はここで紹介したかった、モヒカンらーめん。
駐車場には「無断駐車した車はモヒカン刈りにするぞ」との脅しがあり、一部店員はマジでモヒカン刈りだったモヒカンらーめん。
焼き替え玉とか焼き飯とか、注文するたびにいちいち店員がコールするモヒカンらーめん。

本当にいいところでしたが、23年に本店が全焼し、そのまま閉店してしまいました。他の店舗は福岡市などにしかないため、久留米でモヒカンらーめんを楽しむことはできなくなってしまいました…

まとめ

気づいたら執筆開始から3時間半経ってた…こわ

幣学のみなさん、もしよかったら「こんな記事あったぜ」なんて少し回してくれると嬉しいな…なんでかしらんが気づいたら完成してたので。

行きたいところがあれば、自分で行くか車持ってる人にお願いするかしよう!!!
福岡のうどん・ラーメンは日本一!!!!なので久留米高専に来た恩恵を享受すべきである!!!!!!!

おわり

クラスメートは声かけてくれたら日程合わせて連れて行きますので連絡くれ


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