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大森家の、発熱連鎖

この1週間で、ひよこ→夫→わたしと順番に高熱を出して、それぞれ1枚ずつ、計3枚の冷えピタを消費しました。

ふと握ったひよこの手があっつあつの38.2℃だったのは、祖父のお通夜の前夜。昨年から続く「前触れなく、仏事の直前に体調を崩す」のジンクスに、連続4回目の実績を打ち立ててくれました。偶然なのか、気忙しくするわたしと夫へのアラートなのか、どこかから何かを受信しているのか。はてはて。薬なしで冷えピタをおでこにポンと貼って一晩寝たら、翌朝には平熱に戻って元気に保育園に行ってくれて、お通夜にも参列できたので、何はともあれ、事なきを得ました。

夫の発熱は、葬儀の翌日。泊まりに行った夫の実家で、晩ごはんをひとしきり食べ終えた20時すぎ、「なんかめっちゃ暑いし、身体がだるい」と言うので体温計を出してあげたら、38.0℃。この日、たまたま、ふだんはお泊まりグッズにラインナップしていない冷えピタを、不意に「備えあれば憂いなし」と思って、かばんに入れてたんです、わたし。グッジョブ!ついでに、夫の実家は、徒歩圏内では駅前に出ないとお店がなくて、そのお店も21時閉店とかなので、ギリギリセーフ。バファリンを買いに行けました。ひよこ同様、翌朝は36℃台に下がって、予定どおり運転免許の更新へ。

3番手のわたしは、昨日。前日から痛みだした喉を慮ってはやめに寝て、起きたら、身体がだるおも。悪化しとるやん。脇にはさんだ体温計がピピピッと示したのは、37.7℃でした。平熱が36℃ジャストのわたし的には、高熱です。すずしい顔でひよこを保育園に送り、家から歩いて1分足らずの病院で診てもらって、冷えピタを貼って、1日床に臥せっていました。誰にも何にも遮られることなく、ごろごろ~ごろごろ~。眠ったり、本を読んだり。至福。冷えピタと処方されたロキソニンのおかげで夕方には熱も下がって、喉の痛みは残るものの、今朝はこうしてパソコンに向かう気力があります。

3人続々と発熱に遭いましたが、長引かなかったのが救いです。季節の変わり目、皆さまもどうかご自愛ください。それでもコントロールできないのが体調ってやつなのですけど。

「守れなかったらどうするのよ。あのね、サッカーのゴールキーパーなんて、みんな、ゴールを守るつもりでいるのよ。なのに、試合では何点も取られちゃうんだから。守ろうと思って、守れるんだったら世話ないんだから」

伊坂幸太郎「ガソリン生活」

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