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いまだリアルタイムな、20年前の歌たち

1 2 3を待たずに16小説の旅のはじまり

小沢健二 feat. スチャダラパー「今夜はブギー・バック」

私が小6だった1994年は、篠原涼子が「恋しさとせつなさと心強さと」を、大黒摩季が「夏は来る」を、 ミスチルが「Tomorrow never knows」を歌った年でした。

同じ年、オザケン王子は「よくなくなくなくなくセイイェーッ!」とインテリをひっさげてひょろひょろ歌っていました。日能研に通っていたので、たぶんちゃんと聴いたのは翌年中学に入ってからだけど、20年たった今でも、あの、さらりと満ちている感じに、クラっとします。拳を振り上げて立ち向かうわけでも、これ見よがしに訴えるわけでも、声高に教化しようとするわけでも、中二的にこじらせるでもなく、折り合いつけて「世界に向かってハローなんつって手を振る」ラフでしたたかな佇まいが、ラブリーで眩しい。その陽にあたりたくて、アルバム「LIFE」は、通勤BGMの永遠のスタメン。

好意は接触回数と比例するというけれど、何をあんなに…というほど、中高の6年間は歌番組を観ーの、CDを買いーの、カラオケに行きーのしていたので、1990年代の歌が、やっぱり一番しっくりきて、気持ちが高揚します。

バス停でおしゃべりしている学生 明日のことは考えてもちろんいるけど 切実さは比べようもないほど明るい
globe「FACE」
心がけひとつだって言うから 素直さが大事って言うから それなりにやってきたわ だけど全然むくわれないのは
MY LITTLE LOVER「Man&Woman」

さー、今週も働こうっと。

明日は、スキンケアの話か、食器棚の話か、「ソーラン節大学」の話を書くつもりです。

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