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操縦する暮らし

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#すっきり

やいのやいの言わない

こういった細かいことで、既成事実が積み重なっていくようにも思う。先日は、炊飯器を彼女が買いたいと言った。 森博嗣「銀河不動産の超越」 ひよこが通う保育園は、幼児組になると制服があります。先日、お迎えついでに採寸&注文したら、体操服にランドセルに靴やらなんやら、〆て税込40,000円超。保育園用の私服を用意しなくてよくなるわけだから、夏冬×3年=6シーズン分とすると割高でもないんですが、とはいえ、一気に諭吉4人出動はちょっと身構えます。ヘアビューロンストレート買えるなー、と

開眼したあの日の記憶が、急浮上

松平とは、行動の人である。松平にとって結論とは、客観的な真偽を判断することではない。それを踏まえて、自分が何をすべきか決めることにある。 万城目学「プリンセス トヨトミ」 「毎日書こう」だからか、無意識にわたしの中の人がネタを探してくれているようで、ほかの方のnoteに触発されて思い浮かぶことがあります。 このノートを読んだその(足ならぬ)指で購入した、熊田美佐さんの「2月日報(ほぼリアルタイム更新)」。フリーランスで働きながら、3人のお子さんを育てながら、人として母と

いまだリアルタイムな、20年前の歌たち

1 2 3を待たずに16小説の旅のはじまり 小沢健二 feat. スチャダラパー「今夜はブギー・バック」 私が小6だった1994年は、篠原涼子が「恋しさとせつなさと心強さと」を、大黒摩季が「夏は来る」を、 ミスチルが「Tomorrow never knows」を歌った年でした。 同じ年、オザケン王子は「よくなくなくなくなくセイイェーッ!」とインテリをひっさげてひょろひょろ歌っていました。日能研に通っていたので、たぶんちゃんと聴いたのは翌年中学に入ってからだけど、20年た

バルミューダ ザ・トースターがやってきた

「普段何食べて生活しているんですか」は何のための質問なのか。「バーボンのロックをダブルで」などが正解に近い気がするが、わたしはそんなにハードボイルドな生活をしていないし、ここで嘘をつく意味も分からない。 狗飼恭子「ロビンソン病」 我が家の朝ごはんの主食は、よほどのことがない限り、パンです。わたしとひよこは食パン+α(フランスパンとかぶどうパンとか)、夫はαだけが多く、毎週末、近所の数店のパン屋さんをハシゴして、1週間分を買い溜めます。すぐに食べない分は、その日のうちに切り

余白を埋める夫と、共存共栄するために

その人のセンスというのは、その人の育ちとか見てきたものだからどうしようもない。 北川悦吏子「ぼくらがドラマを作る理由」 昨日書いたように、わたしは余白を「つくる」ことに意識が向きます。かたや、夫にとっては、余白は「ある」ものであり、「埋める」対象にすぎません。外資メーカーの営業職なだけあって(?)、心身がタフなのです。そりゃあ、誰かが片づけてくれたらラッキーだけど、とっ散らかってるくらいでイライラするなんて、ないわー。という感じのようです。 ヘッダーの写真は、台所の

noteの編集画面と、朝の台所の、余白

人間が「私はこうです」なんて言ってるのは、たまたまその状況でそう言える余裕があるという前提があって思っていることにすぎない。 よしもとばなな「日々の考え」 昨日はじめてnoteを投稿したのですが、この真っ白な編集画面、いいですね。すごく好きです。ゼロ年代に、ommwriter というApple用のオサレエディターを使いたくて、でもWindowsユーザーなので叶わず、ハンカチを噛んだわたしとしては……って、いまググったら、いつの間にかWindows版も出てたんですね。これを