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操縦する暮らし

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2016年3月の記事一覧

母の制服:くるぶし丈のパンツ&スニーカー

ユニクロのアンクルパンツ(オンラインストア)が、好きです。値段のわりに、見栄えがいいし、丈夫だし、なにより、Mサイズがわたしの体型にぴったり合うので。通勤用にすでに2本愛用していて、先週末、3本目を購入しました。下着を買い替えにお店に行ったら、めちゃ好みなネイビー×ストライプが並んでいて、しかも、セールで1990円になっていたので。迷うことなく、カゴに投入。通勤はスニーカー、会社に着いたら7cmヒールのパンプスに履き替えているので、靴を問わないくるぶし丈って、すごく使いでがあ

会話がするするつながる関係、に恵まれたこと

てんてんこさんのお試し企画に参加します。 「人との交わり(social)」は、幸福学で云うところの、幸せを感じるための3要素のひとつ。他者と良好な関係を築くことは、「幸せになるための必須条件」なんだそうです。 ひよこを産んで、いま住む家とこの街のことが、いっそう好きになりました。そびえる山で四季を感じ、山を起点に東西南北が明らかで、交通の便が良くて、商店街が近くて、もともと暮らしやすいと思っていたけど、人にも恵まれていたんです。 ご近所さんと、ひよこの同級生のお母さんた

「快」を書き出す、自覚する

幸せの3要素のうち、「ここにいること(present)」と「人との交わり(social)」にまつわる話を書いたので、「親切(kind)」についても書き留めておこうと思います。 そもそも、幸福学というのは、福祉学や心理学などの分野の集合体で、「幸せは考え方や心の持ちようではなく、行動で決まる」として、客観的・統計的に、「幸せ」を科学するもの。幸せの3要素は、「わたし、幸せです!」と自認する人たちの共通項だそうです。 ケーキを作るのに欠かせない材料があるように、十人十色の「幸

子育てと、親の務め

あべ@beさんのトークを見て、そういえば、あべ@beさんのノートにこんなコメントをしたのを思い出しました。 「その場面でどう動くか」の感受性を育むという面では、自分が高校卒業とともに親元を離れたこともあって、「高校卒業まで」かなぁと思います。それ以降は、親が調える範囲にとどまらない(とどまってほしくない)ので(^^) 職場で、人事面談のたびに、上司から「後輩育成に期待している」的なことを言われます。いやいや、後輩いうても、もうみんな(新卒で入って)30代になってるし、わた

踏切を待つことの、デトックス作用

駅から会社までの道のりに、踏切が1つあります。わたしは、はやぶさとこまちがどっちが赤色でどっちが緑色か、いまだ記憶に定まらないくらいに、まったく「テツ」ではありません。けれど、揺れ具合からして心もとない棒1本を隔てて、目の前の地続きを電車が過ぎゆく場面は、日常にあってよかったと思います。しゃきっと活が入ったり、はたまた、荒ぶったりそわそわしていた気持ちが鎮まるスイッチになっているから。 ひゅぅごぉぉぉぉぉと駅を通過する電車は、ホームから見ていて、「速い」「怖い」「うるさい」

姫路名物 アーモンドトースト

姫路が実家の後輩は「食べたことないです!」と言うし、わたしはテレビの流行に疎いので知らなかったけど、美味しいです、姫路名物・アーモンドトースト。いくつかのアーモンドバターを食べた中で、大陸というお店のが一番好き。アーモンドのぶつぶつ感と、カリカリ感と、甘さと、主張しすぎない匂いが。なかなか姫路まで足を運ぶ機会はないけれど、夫の実家近くに取り扱ってるお店があるので、2~3ヶ月に1つのペースで買っています。賞味期限まで間がないので、開けたら10日間くらいは、アーモンドトーストマラ

そんなことを感じるくらいだったら、はじめからやらなければいいんだ

連休2日目。晴れ。今日も今日とて、公園あそび。四六時中くっつき虫だったひよこも、3歳をまたいだあたりから、ひとりで散策に繰り出すようになりました。風にあおられて折れた木の枝を集めまわる子と、砂場の淵に腰かけて、延々と、カップに砂を詰めて型抜きする母。ひよこを視界の端に収めつつ、「おかーさん、見てないよ」を演出しつつ。 保育園様々で「公園から出ない」は理解しているし、慎重派なので危ないことはしないだろうと踏んでいますが、それでも、視界から消えてなかなか戻ってこないと、ちょっと

目の前のことに集中する、踊る阿呆になる

今週は連日残業でした。本来7時間勤務を1時間短縮する代わりにお給料2割カットの身としては、たかが1時間の残業も、気持ちは「されど」です。微々たる残業代はつくとはいえ、短時間勤務してる意味ないやんかー。それでも、知恵を文殊ったり、編み出した解を紙に落とし込んだり、相手の言葉の意味をつかまえたり、嗚呼、コミュニケーションっていいよねって場面もあったから、1時間残った甲斐はありました(と思わないと)。 積もった身体のだるおもを解消すべく、今朝は、早起きはあきらめて、6時まで爆睡。

機嫌よく、気前よく

新年度に向けて保育園に提出するシートに、「家庭での教育方針(育児だったかも)」を書く欄があって、手が止まってしまいました。そんな大志、抱いていませんもの。はてさて。べつに、これで何か試されるわけじゃないので、ささっと「やさしい心を育む」とか「自分のことは自分でする」とか書けばいいのだろうけど、何を以って「むむ、おぬし、”やさしい心”を持っておるな」と判定するのか難しいし。夫婦喧嘩でわたしがストライキしても意地でも茶碗を洗わない夫と、「今年こそ、車の運転できるようになるねん!」

笑って、堂々と、余裕ある風に、居る

昨日のわたしは、狭量でした。残業して、買い物する時間がなくて、冷蔵庫にあったキャベツと豚肉を味噌バター炒めにして晩ごはんの主菜にしたら、夫に「また豚?」と言われ、プッチーーーン。直近を振り返っても、牛→豚→牛→豚→鶏→豚で来てるのに。ついさっき「残業で買い物行かれへんかった」言うたとこやのに。仕事でジャイアンと闘って、保育園に迎えに行って、晩ごはんつくって、ひよことお風呂に入って、を休憩なしのノンストップでやってきた息切れも相まって、久々に盛大にプッチンプリンになりました。わ

あんたが動かないと、事態は変わんないよ

いくらアロマで和らぐとはいえ、やっぱり鼻づまりは不快です。ひよこの為す「いらんこと」に対する「イラッ」の沸点も、低くなりがち。いや、というか、沸点は変わりませんが、鼻づまりの不快感で水温が上がってるせいで、100℃までの温度差が普段より縮こまってる。つい、「沸点が低い」の定型句に収斂させがちだけど、「定まらない沸点」よりも、「イライラの多寡」に目を向けた方が、裁量があるから、そう解釈することにします。 いずれにしても、沸点までそう余地が残ってない一昨日の夜、ひよことお風呂に

パッケージングされることへの、抗いかた

unimamさんが、都々逸を書かれていました。 ぬしと私は玉子の仲よ わたしゃ白身できみを抱く これは恋の歌ですが、ずきゅーんと胸を射抜かれました。わたし、妊娠中、おなかの子(現・ひよこ)を「黄身」、自分を「白身」と扱っていたんですよね。SNSでつぶやくときや、日常でも「おなかの赤ちゃん、なんて呼んでるん?」と聞かれたときに。温泉に浸かってるときは、「嗚呼、これがほんとの、温泉たまごだ」なんて思ったりして(ちゃうちゃう)。「黄身と白身」の、響きが「菊と刀」みたいなところも

ムードに、呑まれない

今日(日付的には昨日ですが)の14:46は、区役所で、ひよこの3歳児健診を受けていました。保育園で毎月測ってるはずの身長計と体重計を前に、イヤイヤ音頭を踊るひよこを、眺めてたんです。音頭が治まるのを待ちながら。日常の穏やかさをしみじみと噛みしめながら。 5年前の、2011年3月11日も、金曜日でしたよね。翌日からの土日で、香住町(兵庫県の日本海側)にカニ旅行に行ったので、よく覚えています。地震そのものは感じなかったけれど、災いがもたらした不安と混沌は関西にもどすんと伝播して

案外アナログな、からだ

今日から天気が崩れて寒さがぶり返しますが、先週の土曜日から昨日まで、神戸は、気温20℃近くの陽気が続いていました。家の前の桜の木は芽吹きはじめ、会社近くの住宅街のお庭からは「ホーホケキョ」が聞こえてきて、もういくつ寝ると春ですね。 そんな週明け月曜日から、突如、鼻づまりが。併せて、鼻づまり発、口呼吸経由ののどの痛みも。先だって、先週から、目の調子もイマイチで、コンタクト(ハード)を入れると充血がひどくて、眼鏡生活を送っています。季節はずれの風邪なのか、アレルギー的なナニガシ