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【選挙ウォッチャー】 匝瑳市議補選2022・分析レポート。

1月30日告示、2月6日投開票で、匝瑳市議補選が行われました。同日に行われた匝瑳市長選に市議が挑戦することになり、共産党の大木傳一郎市議がお亡くなりになったため、欠員2の市議補選が行われました。匝瑳市長選は今をときめく「維新」という意味で見逃せない選挙だったのですが、こちらは一転して「共産」という意味で見逃せない選挙となっています。果たして、共産党が弔い選挙を制することができるのか。共産党が議席を維持できるのかどうかが最大の見どころです。

村山 公一 67 新 無所属
内山 隼人 41 新 無所属
椎名 勝英 77 新 日本共産党

実は、匝瑳市議選は今年10月に行われる見込みとなっているため、任期は8ヶ月ぐらいしかありませんが、逆に、ここで名前を覚えてもらうことができれば、次回の匝瑳市議選では有利に働きます。もし本気で市議になりたいのなら、ここで立候補しておくことは落選してもメリットでしかないと考えられます。


■ 村山公一候補の主張

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今回、唯一の落選者となってしまったのが村山公一さんです。長らく東京都の職員として働き、定年退職を迎えた一級建築士・防災士だそうです。仕事はできる人なのかもしれませんが、地元の政治に何か特別なビジョンを持っているようには思えず、選挙公報を見ても、めちゃくちゃ漠然としたことしか言っていませんでした。もうこの時点でホゲホゲしたポンコツにしか見えないのですが、「定年退職後にやることがないから市議でもやってみようかな」ということで立候補してきたようにしか見えません。

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選挙公報には「7つの取り組み」というビジョンが書かれていますが、最初の「コロナを乗り越えるための取り組み」の時点で、「それが何かを知りたいんよ!」という話でしかないし、3番目の「逃げなくても済むまちづくりを目指す」に至っては、まったく意味がわかりません。海沿いの街なので津波の話をしているのだとしたら、それは逃げた方がいいですし、精神論の話をしているのだとしたら、すぐ「逃げてる」とか言ってしまうのは頭が悪い奴の典型です。この調子だと、だいぶホゲホゲしているので期待できるものは何もないのですが、それでも10月の市議選に立候補すれば、リベンジを果たせる可能性は十分にあると思います。


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