【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#208)。
10月11日から岡崎市議選が始まるわけですが、ここにまたしても「NHKから国民を守る党」の候補者が登場します。全力を尽くした箕面市議選や和泉市議選で落選しているので、普通に考えれば岡崎市議選も落選は濃厚なのですが、万が一のことが起こらないように「NHKから国民を守る党」の候補者が出てくる時には、8日にわたる短期集中連載をお届けすることにしております。自分にできることをコツコツやっていくのみ。結局、こんな奴らに払う4年で約4000万円以上に及ぶ議員報酬は無駄でしかありませんので、一人でも多くの皆さんに警鐘を鳴らしていくことは大切です。今週は昭島市長選、昭島市議補選、袖ケ浦市議選のレポートもお届けしなければならない関係上、少し先行して、今日から全8回にわたってレポートをお届けしていくことにしました。
■ 丸山穂高、N国にずっといる宣言
NHKから国民を守る党の丸山穂高が、「N国を離れない」と改めて宣言をしました。今度の衆院選ではNHKから国民を守る党の比例・近畿ブロックの名簿順位1位で立候補することが濃厚で、ただ比例ブロックだけで活動するのはもったいないと思うので、どこかの小選挙区で立候補してくるのではないかと思われます。引き続き大阪19区で立候補するのかどうかはわかりませんが、いずれにしても、丸山穂高が衆院選に出てくる可能性は非常に高いので、今後も監視する必要があります。
■ 今後は地方選に積極展開しない宣言
ここまで僕の当落予測は100%の的中率を誇っており、先日の和泉市議選についても「落選」に下方修正し、見事に的中しました。党役員会で立花孝志が総括を述べていましたが、やはり「田舎の選挙」だということで片付けられていて、「得票率2%はスゴい」と絶賛。自分たちの選挙戦略でこうなっていることを認めることはありませんでした。和泉市で落選した多田ひとみは、この後、2年後の西宮市議選に挑戦することに決めたそうで、2年後までNHKから国民を守る党が存続しているとは思えませんが、茨木市議選などはスルーすることになったそうです。また、梅選挙に関しては「党のイメージを損なうだけでメリットがない」と言い出し、今後は勝負できる選挙にしか候補者を擁立しない方針を打ち出しました。我々としては、いろんな町に手当たり次第に梅選挙を打たれる方が、天童市議選や志木市議選のような無投票当選の可能性が上がり、非常に危惧するところなのですが、今後は梅選挙を打たないそうなので、さらなる安心感です。今からN国信者になる人間も数えるほどしかいないと思うので、NHKから国民を守る党のイベントは年に数回あればいい方だということになり、しばらく間隔が空いている間にN国信者たちも離れていくことになるでしょう。ぶっちゃけた話、NHKから国民を守る党は、うだつの上がらない人生を過ごしている人たちが夢を託す「選挙サークル」の要素が強くなっており、選挙がなくなってしまうと、党の魅力は大きく損なわれてしまうのです。和泉市で落選したことは非常に大きいと言えましょう。
■ 立花孝志の刑事告訴状は受理されたようである
皆さんにご心配をおかけしてしまうのですが、立花孝志がしきりに言っている、僕が立花孝志の名誉毀損をしたということで、麹町警察署に刑事告訴状が受理されたという話は本当のようです。つまり、僕は麹町警察署から捜査を受ける可能性がある人間になってしまったということです。そもそもの話をすれば、僕の家に約8000通もの大量のパンフレットが届くようになってしまったのは、立花孝志が僕の会社をネットに晒し、N国信者たちに住所や名前を特定させ、5ちゃんねるの掲示板などに個人情報が載り、このような被害を受けるようになったからで、そのパンフレットの送り付けの件をめぐり、匿名のタレコミの手紙が来たので紹介したところ、今度は名誉毀損だと言って、わざわざ刑事事件として警察署に刑事告訴状を提出しているのです。名誉毀損で被害届を提出したいのは、こっちの方ですが、こうした卑劣な手を使って言論を封じようとするのが「NHKから国民を守る党」のやり方なのです。僕は断固として徹底的に戦います。やはり、こんな人間が政治家として税金でメシを食い、国民を守るどころか、国民をハメるようなやり方をしてくるということ自体、「日本」という国で許されるべきものではありません。また、noteにもアプローチをかけているようで、まっとうに批判している僕の記事を全面的に閉鎖に追い込もうとしているようです。noteは民間企業なので、正直、どのような対応をするのかが分かりません。こちらは、もし僕が悪くなかったとしても、noteの一存で決められてしまう部分がありますし、それに逆らうことはできません。僕はnoteが毅然とした対応をしてくれることを望みますが、もし名誉毀損なんてしていないのに立花孝志の言うことを信じて、僕のnoteが非公開にされてしまうようなことがあるのだとすると、その時はnoteを出て行かざるを得ません。これからどんどん儲かってくるようになると、20%の手数料というのは「高い」と感じるようになると思うのですが、僕は文句も言わずにnoteで記事を書き続けようと思っています。「選挙ウォッチャー」は将来性のあるコンテンツだと思いますが、このあたりをnoteがどのように判断し、立花孝志の言うことを額面通りに受け取ってしまうのかどうか。これはこれで気になります。
■ 尾崎全紀、ぶん殴られる
いまや「NHKから国民を守る党」の地方選の司令塔になりつつある尾崎全紀が、居酒屋でケンカをし、ぶん殴られて、目に大きなアザを作っていました。このような醜態もすべて晒すところがコンテンツとしての面白さにつながっており、その人間臭さが魅力になっています。尾崎全紀がぶん殴られたことを面白く伝えること自体、うっかり尾崎全紀のファンになってしまう人を増やすことになってしまうのですが、真面目に選挙を手伝うことを正義としている尾崎全紀と、立花孝志尊師の言うとおりにして選挙を頑張るべきではないとするカルト信者の間で対立が起こっており、愚直の動く尾崎全紀はN国信者を分断するキーパーソンとなっています。ここ最近の尾崎全紀の発言はすべてチェックする必要があり、一つずつまとめてまいります。
① 尾崎自身は和泉市議選で900万円使ったとは言ってない。
② 立花孝志は大橋に「ザコとは絡むな」と言ったが、ザコ=尾崎のこと。
③ 摂津市議補選に近藤秀人の嫁を立候補させているが、もうやめるべき。
④ 上杉隆が幹事長なのに「党員ではない」という扱いなのは疑問だ。
⑤ N国の現職議員も立花孝志の言うことがコロコロ変わるから様子見。
⑥ 立花孝志はN国ファンクラブを作りたい。党の公式グッズがほしい。
⑦ 尾崎全紀はN国を辞めて政治はしない。
⑧ 大橋も、武原も、多田も、いっぱいやましいことがある。
⑨ 上杉隆幹事長のやましいことは、多田ひとみが知っている。
⑩ 河本の悪口を武元と原で1年以上言っていた。
⑪ 西宮市議選が空いているので、多田ひとみから立花孝志に直訴した。
このまとめを見ていただければ、既に内部がゴタゴタしていることがよくわかると思いますが、参考までに、尾崎全紀がぶん殴られることになった居酒屋での騒動は、動画が4時間20分14秒もあり、しかも、オッサンがグダグダとクソどうでもいい話を繰り広げているだけなので、こんな動画を見ているN国信者の神経がわからないのですが、僕もこれをチェックするのが仕事なもので、最初から最後まで見ることにしました。ちなみに、ケンカになった理由は、一緒に飲むことになったオッサンが尾崎全紀のことを誘ったのに「嫁が迎えに来たから」ということで帰ることになり、「自分から誘っておいて先に帰るんだから、この飲み代を全部払うのは当たり前だ」とカラみ始めたからで、せっかくN国信者のオッサンが「払う」と言ってくれているのに、一緒に飲んでいた尾崎信者が「自分も半分払う」と言い出し、尾崎全紀が「オマエは払う必要はない。こいつが全部払えばいいんだ」の一点張りで、最終的にぶん殴られたというオチです。オゴってもらう身分のくせにオゴってくれる側に「ありがとう」も言わずにゴチャゴチャ言っている小汚いオッサンなんて、ぶん殴られて然るべきという話になってしまうので、「甘やかす必要はない」とか言わずに、なぜ「ありがとう」という言葉が言えなかったのでしょうか。この中に少しぐらい金を持っている奴がいたら、「自分、たくさん金稼いでるんで、これぐらい自分が出しますよ」で解決したと思うのですが、全員が庶民なもので、お会計でモメて暴力沙汰。これがNHKから国民を守る党の姿なのですから、見ているコッチが悲しい気持ちになります。それでは、オッサンがグダグダと喋っているだけのクソ長い動画の要点を整理してまいりましょう。
① 尾崎全紀はクレジットカードの審査がまた通らないかもしれない。
② 国民の約1%は岩盤の支持者で熱量が高いので、衆院選の1%は固い。
③ NHKに訴えられた一般人は、N国が金銭的な負担をする。
④ 斉藤まさしと尾崎全紀だったら、情報戦に優れているので尾崎が上。
⑤ 畠山ニキが「尾崎全紀と斉藤まさしとの対談」を打診してきた。
⑥ 蓮池透さんと大石あきこさんには認識されていて、本を渡してきた。
⑦ 立花孝志も尾崎全紀も刑務所に入ることなんて屁とも思っていない。
⑧ 尾崎全紀いわく、「立花孝志は遵法精神がすごい」。
⑨ あえて間違えている法律を違反して、法律を変えようとしている。
⑩ 衆院選で、N国の得票率が5%~6%行く可能性がある。
⑪ 立花孝志が総理大臣になった時に官房長官は尾崎全紀。
⑫ NHKが立花孝志を民事裁判で訴えてきたのは言いがかり。
⑬ 尾崎全紀はこれまで何度も民事で訴えられている。
⑭ NHKから国民を守る党が出てきたせいでNHKは300億円赤字。
⑮ 丸山穂高は賢い。丸山穂高は天才。丸山穂高は上杉隆が嫌い。
⑯ 丸山穂高は「ホリエモン新党」になったら辞めると言っている。
⑰ 尾崎全紀はちゃんと風呂に入っている。
⑱ 丸山穂高と浜田聡が頑張っているから尾崎も国会議員になってもいい。
⑲ 世界統治者になる前段階で、日本国のM&Aを俺がやる。
⑳ 岡崎市議選は勝っても負けてもどっちでもいい。
㉑ 黒川敦彦はN国を見て、選挙の勝ち方を理解したと言っている。
尾崎全紀いわく、尾崎全紀を理解しようと思ったら10年以上かかり、理解したら人生卒業だそうです。そこまでして尾崎全紀を理解したいと思いませんけれども、尾崎全紀も立花孝志も自分に対する評価が異常に高い人物なのだということがよくわかります。さて、この配信中、尾崎全紀のYouTubeに出演していた未成年者の保護者から電話がかかってきて、未成年者が出演をキッカケに学校を退学になってしまうかもしれないので、動画を削除してほしいというお願いをされたようなのですが、尾崎全紀は突っぱねました。どうせクソしょうもない動画なんだから、本当に退学になるかどうかはともかく消してやればいいじゃないかと思うのですが、あくまで「消さない」という対応のようです。これがNHKから国民を守る党のメンタルです。テメエらのコンテンツに何の価値があると思っているのか知りませんが、親が学校に抗議をしないのがおかしいということで何の配慮もしないのです。要するに、NHKから国民を守る党なんかに安易に関わってはいけないということです。尾崎全紀のクソ動画があまりにも長いので、この続きはまた今度にします。
■ ボランティアに金を払っていた疑惑
これは和泉市議選の収支報告書をめくるのが楽しみになってきました。NHKから国民を守る党の武原正二が、支援者にお金を払っていることを認めたのです。しかも、ボランティアに来ている人のガソリン代や宿泊代まで負担していたようで、政党助成金が活用されている以上は収支報告書に記載が必要になるはずで、記載されていない場合には「買収」にあたる可能性が出てきます。武原正二は「税金を使って経済を回す」などと偉そうなことをホザいていますが、どこぞのボランティアのガソリン代や宿泊代なんて、せいぜい数千円から数万円であり、政治家がこの程度の金で「経済を回す」とホザいていることが茶番でしかありません。「公選法を遵守しながら」なんて書いていますが、これまで法律を遵守してこなかったから警察のご厄介になっているわけで、本当に守っているのかどうかはチェックする必要があると思っています。これはこれで面白い展開になってまいりました。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
はっきり言って、どの方面から見ても「NHKから国民を守る党」はカルトです。当たり前なんですが、まともな人間は1人もいないと言ってもいいでしょう。早くパンフレット問題にも取り組みたいのですが、その前にチェックするべきポイントがあまりに多すぎるので、8日間の短期集中連載はまったくネタに困らなそうです。