【選挙ウォッチャー】 湯沢市長選2021・分析レポート。
3月28日告示、4月4日投開票で、秋田県の湯沢市長選が行われました。ここは言わずと知れた菅義偉総理大臣の出身地ということで、とにかく現地はたくさんのガースーで溢れています。秋田県ではガースーに忠誠を誓わないとやっていけないのではないかと思うぐらい、どの陣営も菅義偉総理大臣のポスターを貼り倒しているのですが、あまりにどこにでも貼ってしまうもので、コントのような光景が出来上がっていました。いよいよ選挙レポートも「秋田シリーズ」に突入し、香ばしさ満点。1本あたり100円で読める期間限定マガジン「なまはげパック」が一段とお得になっていますので、ぜひ選挙の一期一会を噛み締めて下さい。
佐藤 一夫 57 新 元副市長
高橋 大輔 35 新 元市議
菅原 大 52 新 元市職員
菅義偉総理大臣の生まれ故郷にもなると、「自民党でなければ市長になる資格がない」ぐらいの勢いになっており、立候補している3人は全員、自民系の候補です。保守三分裂の選挙となっており、どの候補も事務所のどこかしらに菅義偉総理大臣のポスターを貼っていました。安倍晋三総理を支える官房長官時代は優秀だと評価されていた菅義偉さんですが、新型コロナウイルス対策をどうしたらいいのか分からなかった安倍ちゃんに代わってバトンを引き継いで総理大臣になったら、ただの無能だったことがバレて、あらゆる選挙で自民党が議席を落とし始めています。このままでは自民党が勝てないので、9月の自民党総裁選で河野太郎総理大臣を誕生させ、ご祝儀相場で自民党の勝利につなげる作戦が展開されようとしている自民党。果たして、河野太郎総理大臣でどこまで勝てるんだという話になりますが、ますます面白いことになっているので目が離せません。
■ おらが村の英雄・菅義偉総理大臣
病気とはいえ、安倍ちゃんが総理大臣職を放り投げ、菅義偉総理大臣が誕生してから、まもなく1年が経とうとしていますが、この間、ろくすっぽ新型コロナウイルス対策は進まず、検査も遅れ、ワクチンも遅れ、病床の確保もできず、人が死ぬばかり。ろくすっぽ補償もしないので、企業は疲弊し、倒産の嵐。バカに政治家をやらせてはいけないの典型が菅義偉総理大臣になっているわけですが、菅義偉総理大臣以上に無能でバカなイソジン吉村洋文知事がスケープゴートになってしまい、肝心の菅義偉総理大臣にまで批判が向かないという謎現象が起こっています。こんなに酷い状況にありながら、菅義偉総理大臣の生まれ故郷だというだけで、菅義偉総理大臣の爆誕に大盛り上がりの湯沢市。熱烈なガースーコールが起こっている状態なのです。オマエらが生み出してしまったのだから、責任をもってどうにかしてほしいのですが、菅義偉総理大臣を尊敬していない奴は湯沢市民ではいられないぐらいに、ここでは英雄となっています。
ただ、あまりにもガースーのことを崇拝し過ぎているため、犬も歩けば菅義偉のポスターを立てる棒に当たるぐらいに、たくさんの菅義偉ポスターで溢れており、葬儀屋のポスターの下にもガースーの写真。これだとガースー先生に「死ね」と言っていることにならないのかと思うのですが、よかれと思って、ガースーの葬式が行われるのではないかと思ってしまうナイスな光景を広げる湯沢市民の皆さん。
もしかして、ひとたびガースーを批判しようものなら村八分にされてしまうため、ガースーを応援しているフリをして、わざと葬儀屋の看板の下にガースーの写真を立てているということはないでしょうか。ちなみに、ガースーの両サイドにはしっかりと御法川信英先生のポスターが立てられていますので、地獄の旅は道連れです。ちなみに、僕はべつに菅義偉総理大臣に死んでほしいと思っているわけではないのですが、天寿をまっとうされた後は、ちゃんと地獄に行ってほしいとは思っています。ガースー先生がバカで無能なせいで、どれだけの人が不幸になっていると思っているんだ、という話ではあるので。とっとと議員も総理大臣も辞めて、好きなだけパンケーキを食べていてほしいと思います。
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