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【選挙ウォッチャー】 数々の誹謗中傷に悩んでいる人たちへ。

先日、「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラーの木村花さんが、ネットで投げかけられた誹謗中傷の数々に傷つき、自らの命を絶ってしまうという悲しい出来事がありました。あまりにショッキングなニュースだったため、ネットではさまざまな意見が飛び交い、国会では誹謗中傷を取り締まるための法律を整備しようという動きまで起こりました。僕は日頃から政治や選挙を見つめている人間なので、この問題については、いろいろと言いたいことがあるのですが、今日は、誰かから心ない誹謗中傷を受けて傷ついているという人に、僕にできる可能な限りのアドバイスをさせていただきたいと思います。僕の言葉が皆さんの役に立つかどうかは分かりませんけど、僕もN国信者から誹謗中傷を受け続けている当事者なので、あなたと状況は変わりません。


■ 嫌なことを言われたら誰だって傷つく

僕は、N国信者から嫌がらせを受ける前は、放射能の安全厨から嫌がらせを受けていました。僕は福島第一原発事故の後、放射性物質をなるべく体内に取り込みたくないという考えから、同じ考えを持っている人たちのために食品の中に放射性物質がどれだけ含まれているのかを測定し、公表する活動をしていました。放射能の影響というのは、おじいちゃんやおばあちゃんより赤ちゃんや小さな子供の方が大きな影響を受けやすいため、子供にはなるべく安全な食べ物を食べさせたいというママさんやパパさんから応援され、この活動は支えられていました。ところが、世の中には政府が言うとおりに「100ベクレルまでは安全だから気にせずに食え」と言って、99ベクレル以下のものは恐れる必要はなく、そうやって食べないのは風評被害で農家を苦しめていると主張する「安全厨」と呼ばれる人たちもいるのです。僕はそういう人たちから何度も攻撃を受け、そのたびに悩んできました。僕はそういう人たちのために活動をしているのではなく、少しでも安全なものを食べたいという人たちのためにやっているのであって、食べたい人は食べればいいし、食べたい人たちの権利まで奪っているわけではないのです。そんなに言うなら、その人が僕の分まで食べればいいのだし。それなのに、まとめサイトを作られたり、言っていないことを言ったかのように言われたり、まるで僕が悪者であるかのような印象操作をされて、こいつに何を思われてもいいけれど、初めてその書き込みを見た人は僕のことを誤解してしまうではないかと憤りを感じ、とても悲しい気持ちになったのです。何度も活動を辞めたいと思ったし、何度も傷つき、くじけそうになりました。しかし、だんだんとネットで何を書かれても、あんまり傷つかなくなりました。どうしてそうなったのかをあなたに教えます。


■ 心を傷つける悪口を言ってくる奴は100%アホ

まず大前提として、心を傷つけるような悪口を言ってくる奴は、まったく例外なく、完全に、100%アホです。そもそも、あなたが何か悪いことをしていて、それを変えたいというなら、親身になってアドバイスをするのが一番です。あなたの友達なら、きっとそうしてくれるだろうし、頭ごなしに否定するなんて、一番やってはいけないことです。しかし、心を傷つけるような悪口を言ってくる奴は、そもそもアドバイスをする立場の人間としては極めて無能。その文章から悪意を感じるならば、それはあなたを傷つけるためにわざとやっているに違いありません。世の中には楽しいことがいっぱいあるのに、わざわざあなたの所にやって来て、わざわざ嫌がらせをする愚劣な人間性の奴が、社会で成功できるでしょうか。社会で成功している人が、わざわざ誹謗中傷に明け暮れるほど暇でしょうか。誹謗中傷を書きこんでいる奴は100%アホです。過去にいろいろな人を見てきましたが、1つの例外もなく全員アホでした。本当は「オマエみたいなアホは、ネットの中でも大きな声を出すな、うるせぇ!」で終わりなのです。まともな人は1人もいません。もれなく全員クズです。


■ アホのせいで誤解する人が生まれる問題

アホが書き込んだ情報を信じて、それまでまったくプラスの感情もマイナスの感情も持っていなかった人が、マイナスの感情を持ってしまうのではないかと心配になることがあると思います。実際、アホが書き込んだ情報を信じて、誤解をして、マイナスの感情を持ってしまう人はいるのです。しかし、ご安心ください。長年の経験から言わせてもらうと、アホが書き込んだ情報を信じてマイナスの感情を持ってしまう人たちは、これまた100%アホなのです。僕はいろんな人に言っているのですが、「バカはバカ同士、同じ周波数で共鳴する」と考えています。つまり、アホが書き込んだ情報を信じてなるほどガッテンしてしまう奴は、ただこれまで接点がなかったために、アホのカテゴリーに入っていなかっただけのフレッシュなアホです。そういう人はアホが書き込んだ情報を見なくても、あなたと接点を持つこともなければ、あなたのファンになることもなかったことでしょう。そもそも世の中の人全員をファンにすることはできません。例えば、ジャニーズのアイドルを見てください。嵐のファンだという人はたくさんいるけれど、桜井翔クンのことを好きな人もいれば、松本潤クンのことを好きな人もいます。全員が全員、同じ人を好きになることはないし、そもそも嵐のことをそこまで好きではないという人もいることでしょう。周波数の違う人たちをあえてファンにする必要はないので、アホのせいで誤解する人がいても、その人たちは最初から自分のファンになる人ではないし、アホに共感している時点でアホなんですから、どうせアホは社会で成功しているわけではないので、しょっぱい金しか使わない人間です。自分にお金をくれる存在ではないので、まったく大切にする必要がありません。「消えろ、カス!」で終わりです。ファンと同等のサービスをしてやる価値は一切ありません。


■ 幸せはいつも目の前のリアルな世界にある

好きな人と一緒にいられて幸せ、美味しいものが食べられて幸せ、好きなゲームを一日できて幸せ。世の中にはいろいろな「幸せ」を感じる瞬間がありますが、すべてはリアルの世界で起こることです。例えば、ちょっと気になっている男性から「今日は可愛いね」なんて言われたら嬉しくなっちゃうと思いますが、会ったこともなければ話したこともない、常に自分のネットをチェックしている匿名のオッサンから「今日は可愛いね」なんて言われたところで、「あ、どうも」ぐらいで、そこまで嬉しくないと思うのです。むしろ、平日の昼間から女の子のSNSをチェックして、いちいちリプを送っている時点で、だいぶキモいかもしれません。つまり、世の中の「幸せ」というのは、常に目の前の現実の世界で起こるものであり、どれだけネットの世界を大切にしたところで、「幸せ」を得ることなんてできないのです。つまり、自分の人生をより楽しくしようと思ったら、ネット上で起こる出来事を充実させるより、目の前のリアルな世界で起こっていることを充実させた方が、はるかに「幸せ」を感じるチャンスは多くなるということです。


■ サジェスト汚染に悩んでいる人へ

最近は、ネットを使った嫌がらせの一つに「サジェスト汚染」があります。まとめサイトなどにデタラメな情報を投稿して、その人の名前で検索した時に、マイナスの情報ばかりを検索上位に表示させる手法です。僕はN国信者たちの手によって、検索をした時にネガティブな情報が出るように工作されているのですが、よく考えてみてください。いちいち名前を検索している時点で、そいつは情弱です。情弱が必要な情報を得るでもなく、あなたのネガティブな情報を見て「なるほどガッテン」するのだとしたら、それはもう情弱な上にアホなので、救えません。そいつらを救うのは僕たちではなく、お釈迦様やキリスト様の仕事です。例えば、あなたに黒歴史があって、そういった情報をガンガンに出されて困るようなことがあっても、大切なのは「過去のあなた」ではなく、「現在のあなた」「未来のあなた」です。過去にこだわり、現在や未来を見られない人間と仕事をしても良い結果を得られるはずがありません。創造するのは常に「未来」です。過去ばかりを気にする人から嫌われたとしても、そんなセンスのない人間と組んで何かが成功できたとは思えません。ですから、サジェスト汚染に抗う必要はありません。もし抗いたいというのであれば、良質なコンテンツをネットに出し続けることです。そこで新しい評価を得られるように頑張るだけです。


■ 不幸になるべきは、あなたではない

実は、ネット上の書き込みによって自らの命を絶つ人は、これまで木村花さん以外にもたくさんいたはずです。学校でイジメに遭って自殺をしてしまう人たちも、ネット上での書き込みを気にするケースは少なくないことでしょう。しかし、とても大切な原理原則の話があります。それは「不幸になるべきは、誹謗中傷をしているバカタレであって、あなたではない」ということです。他人を困らせたり、不愉快にさせたり、悲しい思いをさせることに快感を覚えているバカが楽しい人生を過ごし、被害者であるあなたが命を絶ってしまうのではバランスがおかしいことになります。不幸になるべきはバカの方であって、あなたの方ではないはずです。そもそも、あなたが死んだとして、バカが「とんでもないことをしてしまった」と一生後悔するようなことがあるでしょうか。たぶん、ないでしょう。自分を苦しめている犯人には必ずやバチが当たってほしいと思うことでしょうが、バチが当たらないかもしれないと思うから悔しくなるのです。しかし、安心してください。順番が逆なんです。悪口を書き込んでいるからバチが当たるのではなく、既にバチが当たっているから悪口を書き込んでいるのです。そうじゃなければ、平日の昼間から誹謗中傷の書き込みをするほど、うだつの上がらない人間になっているはずがありません。バチが当たった結果、世の中で成功を手にすることができず、うだつの上がらない誹謗中傷を書き込むだけの人生になってしまっているのです。つまり、あなたが誹謗中傷の苦しみから抜け出し、さらなるバチを与えたいというなら、「あなたが成功すること」の一択しかないのです。あなたが平日の昼間から誹謗中傷するような人間にならず、自分のやりたいことをやって夢を叶えること。これこそが誹謗中傷を繰り返すバカにぐうの音も出ないほどの現実を突きつける最も効果的な方法です。


■ ネットはイケてる俺ちゃんになれる唯一のツール

うだつの上がらない世の中の負け組にとって、ネットはイケてる俺ちゃんになれる唯一のツールです。「ネット=仮想世界」なので、キャラ設定も自由ですし、どんなバカでも「かしこキャラ」を演じることができます。しょせん、バカはどこまで行ってもバカなので、どれだけ演じたところでバカを隠し切れないのですが、うだつの上がらない奴に限って、ネット上ではイケてる俺を装い、常に上から目線です。「そんなのも知らないのかよ」とか言いながら、アホの知識を曝け出し、「はい、論破!」と言ってしまうのです。ちなみに、ネット上ではイケてる俺なのに、名前や顔、声を晒すことを極端に嫌います。リアルの世界ではイケてないので、なるべくイケてない本体との接点を作りたくないのでしょう。例えば、そんなに言うなら「ツイキャスでコラボして言いたいことを言えよ」と言っても、絶対コラボはしません。つまり、そのイケてるっぽいキャラクターはネットの中にしか存在せず、実際は、ただの負け組人生しか歩んだことがない、うだつの上がらない変態オジサンでしかないのです。そんな奴の人生を伝記にしたら、2ページで終わりを迎えることでしょう。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

最後に「選挙ウォッチャー」として書いておかなければならないのは、芸能人も含め、一般ピープルの人たちが浴びている誹謗中傷と、政治家に対する不平不満の声や批判は、まったくもって別のものだということです。僕はよく政治家を批判しているので、悪口ばっかり言っているように思えるかもしれませんが、これは「悪口」ではありません。仕事をしない政治家に「仕事をしろ」と言うのは当然だし、みんなのために仕事をしなければならないのに自分や自分の友達のために仕事をしている政治家は「クソ野郎」です。今回の新型コロナウイルスでよくわかったと思いますが、政治家がちゃんと仕事をしないと人が死にます。人が死ぬのを少しでも防ぐためには、しっかりとした批判をすることが大切なのです。「悪口と批判は違う」ということも合わせて覚えておいていただきたいと思います。

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