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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#165)。

新型コロナウイルスの感染者が爆発的に増え、とうとう緊急事態宣言が発令されることになったため、リアルに「NHKから国民を守る党」などというウンコ政党の話をしている場合ではないのですが、忙しいメディアの皆さんに代わりまして、今日も反社会的カルト集団の動向について、一人でも多くの方に伝えることで、今度の選挙では1人でもいいので、投票する人が少なくなることを願っております。


■ 書類送検された立花孝志代表が犯罪をする宣言

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4月7日午前、NHKから国民を守る党の立花孝志代表が書類送検されたというニュースが全国に流れました。NHKから国民を守る党は警視庁の特殊事件捜査係から家宅捜索を受け、立花孝志代表は不正競争防止法違反と威力業務妨害の容疑で任意の事情聴取を受けていました。あの後、立花孝志代表は「反省しているけど、ゴルフに来ている」などと余裕をかます発言をしていたのですが、このたび、しっかり書類送検になりました。立花孝志代表が書類送検されるのは、昨年7月の参院選で国政の議席を獲得してから2度目のことで、1年も経たないうちに2回も書類送検される人間は、だいぶヤバい奴です。しかも、今回の書類送検は起訴される可能性が高いのではないかと見ています。「これくらいのことでは起訴されない」と見る人もいるのですが、僕はこれくらいのことでしっかり起訴されるのではないかと見ているのです。理由は、立花孝志代表が世の中を完全にナメているからです。

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立花孝志代表は書類送検された後、「立花孝志は犯罪者これからもNHKの業務を妨害し続けます(^○^)」というタイトルの動画をアップしているんですが、これがだいぶ頭のイカれた内容になっているので、書き起こします。

「現在ちょっとね、報道で立花孝志がNHKの業務を妨害した威力業務妨害であるとか、NHK集金人から不正に皆さんの個人情報を盗み取ったなどですね、報道されております。すべて事実でーす! 僕がやりました、私がやりました、私は犯罪者でーす! ということで、えー、ねぇ、素晴らしいですね」

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「NHKのような反社会勢力と戦うには、私のような反社会勢力の人間がNHKをぶっ壊しに、反社会勢力vs反社会勢力の戦いなんですよ、これは。本当にね、『改革する政治』っていうのはこういうものです。NHKがたまたまね、僕のそこの何って言うんだろうなぁ、証拠をもってこう警察にまぁ泣きついたみたいな感じなんですけどね。これからもNHKの業務妨害し続けますからね。私は『NHKの業務を妨害する』っていう公約で、選挙で当選させていただいたわけですから、これからもNHKの業務を妨害しまくりますからね

もはや立花孝志本人が「ぶっ壊れている」と言わざるを得ません。立花孝志代表は自らのことを、犯罪者で、これからも犯罪を続ける「反社会勢力」だと認めました。これからも威力業務妨害など、犯罪行為を繰り返すことを宣言しており、「NHKの業務を妨害すること」が選挙公約だったと変換しました。立花孝志代表は「NHKにスクランブル放送化を求める」とは言っていましたが、威力業務妨害などの犯罪行為を繰り返すことを公約にしていたわけではありません。しかし、警視庁に書類送検をされた今、「業務妨害が公約だった」と言い出すようになりました。見る目がなかったばっかりに立花孝志代表に期待してしまい、NHKから国民を守る党に投票してしまった全国の節穴オジサンたちは、犯罪をしてほしかったのでしょうか。本当にこんな方法でNHKのスクランブル化が実現すると思っているのでしょうか。

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「8年前ぐらいにね、NHKの天王寺営業センターで机をバーンと叩いた、あの頃から僕のことを知ってくれている方はですね、あれと比べたら何が業務妨害なのって思いますけども、とにかくNHKが反社会勢力であることは僕のYouTubeをご覧いただいている方や、NHKから被害に遭った方々ね、みんなわかってるんですよ。だから、反社会勢力に対しては、私のような反社会勢力の人間が、犯罪をしてでもですね、業務妨害をしてでも、NHKをぶっ壊さなければいけない。そんな思いで、これからもNHKの業務を妨害していきますので、皆さん、ぜひともご期待ください。そして、検察官ですね、昨日取り調べをしていただいて、ありがとうございました。犯罪者ですからね、しっかり起訴してくださいよ。僕はこれで6回目の被疑者として、罪で言ったら7つ目の罪ですからね、今回2つ入りましたから。まだね、二瓶文徳氏に対する脅迫罪も、昨日やっと取り調べがありましたから、とにかくね、まず起訴してください。このまま不起訴処分にすることだけはご容赦いただきたい。そして私は、刑務所に行っても、ね、刑務所から出てきてからもNHKの業務を、妨害して、妨害して、妨害して、NHKをぶっ壊しますから。ね、それが私は真の改革する政治家だと思います。以上です。政党代表YouTuberがNHKをぶっ壊ーす!」

NHKから国民を守る党は、反社会的カルト集団であると同時に、反知性派カルト集団でもあります。世の中に頭の悪い人はたくさんいますが、NHKから国民を守る党の党員というのは、新型コロナウイルスに効くといって漂白剤を飲むぐらいの致死レベルの頭の悪さなのです。当然、その致死レベルで頭の悪い「反知性派カルト集団」の先頭に立っているのが立花孝志代表なので、これからもNHKに対して犯罪を繰り返すと宣言するぐらいに頭が悪いです。こんなもの「真の改革」でも何でもありません。ただの犯罪予告をしている「無敵の人」です。いつか大きな犯罪を起こしかねないので、とっとと逮捕されてブタ箱で臭いメシを食うべきでしょう。

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立花孝志代表は、NHKから国民を守る党がこれからも威力業務妨害などの犯罪行為を繰り返す「反社会勢力」であることを自ら認めています。そしてまた、党員たちも立花孝志代表の発言や行為を支持・容認し、コールセンターの業務をするなどして、その活動に参加しています。もちろん、党員たちもまた「反社会勢力」です。「反社会勢力」というのは「暴力団」に限りません。振り込め詐欺などの犯罪をしているグループもまた「反社会勢力」と扱われていますので、このように犯罪を予告し、過去にも犯罪や迷惑行為を繰り返してきたNHKから国民を守る党は、紛れもなく「反社会勢力」であると言えます。つまり、これからNHKから国民を守る党のあらゆる業務を請け負うということは、すなわち反社会勢力に加担していることになりますので、選挙ポスターを請け負うにしろ、部屋を貸すにしろ、何か金銭が発生するようなことがあれば、それは「反社会勢力とのお付き合い」ということになります。よく考えて行動した方がいいでしょう。


■ 福山市議選で圧倒的な落選

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3月29日告示、4月5日投開票の福山市議選には、立花孝志代表の恋人にして、反社会勢力の顧問司法書士を務めている加陽麻里布さんの父・加陽輝実さんが、NHKから国民を守る党から立候補しました。選挙の結果は、当落ラインに遠く及ばない1398票しか獲得できず、無事、落選しました。小金井市長選に立候補した立花孝志代表の獲得票数が678票なので、加陽輝実さんの方が票を取っていると言えますが、はっきり言って、NHKから国民を守る党は地方選でも通用しなくなり、完全にオワコンです。立花孝志代表は「地方都市では厳しい」と言っていますが、実際には東京23区でも厳しくなっています。少なくとも2023年の統一地方選の頃にはNHKから国民を守る党は消滅しているため、東京23区で勝てるかどうかを確かめることすらできないと考えていますが、これからは山形県天童市や埼玉県志木市のように、無投票当選か、限りなく無投票当選に近い状態でなければ当選できないことでしょう。かなり時間がかかりましたが、ちょっとずつNHKから国民を守る党の正体を多くの人が理解するようになり、地方選でも当選できなくなってきましたので、この調子で、しっかり落選するまで記事を書き続けたいと思います。


■ 東京都知事選の立候補を表明した理由

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NHKに対する不正競争防止法と威力業務妨害の罪で書類送検されたというニュースが届いたその日のうちに、立花孝志代表は東京都知事選への立候補を表明しました。静岡4区の参院補選がそうであったように、立候補を表明する記者会見だけ開いておいて、直前になって出馬を断念する可能性もあるわけですが、その日のうちに急いで東京都知事選への立候補を表明したのには理由があると考えています。その日はちょうど、安倍晋三総理が緊急事態宣言を発令する予定であり、世界中で蔓延している新型コロナウイルスがいよいよ日本も他人事ではなくなったタイミング。世の中の関心も重要性も新型コロナウイルスの方が圧倒的に高く、自分が犯罪者で、反社会勢力であることを認めている反知性派カルト集団の教祖様が、勝てる見込みのない東京都知事選に立候補するなんて、こんなにクソどうでもいいニュースはありません。しかし、それでもあえて立候補を表明したのは、書類送検された負のイメージを払拭するために、ポジティブなニュースで上塗りしたいからだと考えています。そんなにイメージが気になるなら、最初から犯罪をしなければいいのですが、他人に嫌がらせをすることが最高の喜びになってしまっている反知性派カルト集団は、誰にも止められないのです。とっととブタ箱に入った方がいいです。


■ マツコ・デラックスさんの裁判が進む

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マツコ・デラックスさんにとっては、とんだ災難に巻き込まれた感じだと思いますが、立花孝志代表がマツコ・デラックスさんや東京MXテレビを本当に訴えてしまいました。既にいろいろな弁護士さんが断言しているように、この裁判は立花孝志代表の主張が棄却されることは間違いなく、それどころか、再びスラップ裁判が認められて、逆に東京MXテレビやマツコ・デラックスさんに対して損害賠償を支払わなければならない可能性が高いと考えています。NHKから国民を守る党の久保田学議員が僕を訴えてきた裁判では立花孝志代表の発言や行動が、スラップ裁判と認められる決め手となっています。つまり、立花孝志代表には既にスラップ裁判に関わってきた実績があるのです。今回の裁判も、マツコ・デラックスさんを訴えることで、自らの宣伝に利用している面が大きく、YouTubeの収入につながっています。そもそもマツコ・デラックスさんや東京MXテレビを訴えたところで、NHKの受信料問題やスクランブル化とは一切関係ないので、ただ社会に迷惑をかけているだけのクソです。


■ こんな時だから嫁を募集するアホ

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反知性派カルト集団のNHKから国民を守る党には、ガチでまともな人間が1人もいません。左から順番に、アホ、アホ、ホームラン級のアホ、アホ、アホ、致死レベルのアホ、致死レベルのアホ、アホ、アホです。4月4日といえば、1日に確認された新型コロナウイルスの感染者が200人に迫ろうかというほど爆発している時であり、中野区はまさにその渦中にある自治体であるため、議員は調整や情報収集に忙しいはずなのですが、「NHKから国民を守る党」は、もれなくアホしかいませんので、こんな時にも仕事をするつもりは全然ありません。何をしているかと思ったら、「こんな時だからこそ、あえて嫁募集」だそうです。誰がオマエみたいな致命的なアホと結婚するんでしょうか。一人の女性の人生が詰んでしまうがな!

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どうやら、この動画が撮影されたのは2月29日のようなのですが、この時だって新型コロナウイルスが警戒されていました。ろくすっぽ政治家としての仕事もせず、顔を晒して嫁募集をする勇気! どんだけ嫁が欲しいのか知りませんが、無駄に1時間18分もありやがる。こんなもん、全部チェックするのが面倒臭いわ! こんな仕事をしないカルト野郎であることを全世界に晒して恥ずかしくない奴と結婚したい女性がいるはずないですがな! こういうアホに払うギャラがあるのなら、1台でも多くの人工呼吸器を調達できるように頑張った方がいいと思います。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

この国の政治が、ちっとも僕たちの求めているものにならないのは、「どうせ誰がやっても同じだ」と言ってしまう人たちが、ろくすっぽ調べもせずにクソみたいな議員を選んでいるからです。一人でも多くの人が新型コロナウイルスに罹らないようにしなければならないし、罹ったとしても一人でも多くの命が救われるようにしなければならないし、経済的に困窮して死ぬ人が出ないようにしなければならない。これが政治家の仕事なのに、一切の仕事を放棄するようなバカを議員にしてきたことが、今日の無能全開の政治につながっています。僕たちが正しい選択をしなければ、僕たちの生命が脅かされる。これを忘れてはならないのです。

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