【選挙ウォッチャー】 青梅市長選2019・分析レポート。
嵐の前の静けさだと言えばいいでしょうか。3月23日から怒涛の選挙レポートラッシュが始まるのですが、その前に、取材をしたまま、今日の今日まで選挙レポートをお届けしていなかったものを次々に出し、間を埋めたいと思います。今回お届けするのは、2019年11月10日告示、11月17日投開票だった青梅市長選です。実は、この選挙は選挙ボードの写真しか撮れておりません。なので、またまたコラム中心のレポートになります。
浜中 啓一 67 現 2期目を目指す
宮崎 太朗 39 新 会社員(前回のリベンジ)
宮崎太朗さんは、元国会議員の公設第一秘書をしていたそうですが、かなりやる気に満ち溢れていて、政策をしっかり語ってくるようなタイプの人だったので、きっと市長になったら、ゴリゴリにいろいろな手を打ってくるのだろうと思いました。実は、30代あたりの政治に対するモチベーションの高い人たちというのは存在します。もっとこういう人が市長や市議になる世の中でなければ、いつまでもガラケーの価値観で生きていくことになってしまいます。若い感覚を持ったジジィもいることにはいるのですが、ホゲホゲしたジジィばっかりが活躍する世の中は、そろそろ変えたいものです。
■ 浜中啓一候補の主張
浜中啓一さんは、1995年から2015年まで5期20年にわたって青梅市議を務めてきた人物です。その前は元東京都議の水村一郎さんの秘書をしていたそうです。2015年に現職の竹内俊夫市長の後継指名を受け、さらに24人中20人の市議から応援を受けて市長選に立候補して当選。そこそこの強さを見せました。今年も選挙公報には19人の議員が名を連ねているので、強さはそれほど変わらないと思います。Wikipediaには、auショップに来店した際、身分証明書の提示を求められた際、身分証明書を持っていなかった浜中啓一さんが「俺は市長だぞ」などと不可解な発言をしたという真偽不明の情報が載っており、なんとなく目に浮かびます。中学時代から近所の多摩川でカヌー競技に打ち込み、1971年から1974年には4年連続で日本チャンピオンになった実績のある人物。今期は青梅IC周辺の物流拠点整備や市民総合病院の建て替えなどに取り組みたいとしていました。
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