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【選挙ウォッチャー】 蟹江町長選2021・分析レポート。

かなりマイナーな選挙だと思うのですが、せっかく取材に行ってきましたので、しっかりお伝えさせていただきます。3月23日告示、3月28日投開票で、愛知県の蟹江町長選が行われました。当初の予定には組み込まれていなかったのですが、急遽、NHK受信料を支払わない方法を教える党の門田節代が立候補してくる伊賀市議選の取材をすることになり、せっかく帰りに通るのなら取材をしないと損をした気になるということで、蟹江町長選と蟹江町議選を取材することになりました。

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横江 淳一 69 現 5選目を目指す
戸谷 裕治 68 新 元町議(いとり呉服店店主)

立候補したのは、今年で5期目を目指す現職と、地元で長らく商売をしてきた呉服屋の旦那の元町議です。選挙事務所を見た瞬間、どちらが勝つのかが一目瞭然という感じだったので、あんまり面白い選挙ではありませんでしたが、コロナ禍ならではの、今までに見たことがない選挙事務所を見ることになりましたので、レポートは面白くなりました。このレポートもなまはげパックに含まれていますので、1600円のマガジンで1本あたり100円でお得に読むことができます。


■ 新型コロナウイルスの重症化を防ぐ薬ができるか

日本の政治家たちが、どいつもこいつも無能すぎて、新型コロナウイルスに翻弄されるがままで、ろくすっぽ対策らしい対策もできず、ワクチン待望論に終始していて、このままだとバカな政治家にたくさんの命が奪われる結果になってしまうのですが、日本の政治家がどれだけバカでも、世界には優秀な人がたくさんいるので、こうしている間にファイザー社が、新型コロナウイルスの重症化を防ぐ経口薬を開発していて、もしすべてが順調に進んだとすると、年内には発売される見込みだということです。この経口薬は「プロテアーゼ阻害薬」という種類で、細胞の中でウイルスを増殖させるためにはタンパク質を適度な大きさに切断する「プロテアーゼ」という酵素が必要になるわけですが、この酵素の働きを阻害することで、新型コロナウイルスが体内で増えるのを防ぐという仕組みです。この「プロテアーゼ阻害薬」という種類の薬は、既にHIVやC型肝炎ウイルスに使われている技術で、新型コロナウイルスにも効果があると認められれば、ひとまず重症化を防ぐことができるかもしれません。ちなみに、中途半端に服用してしまうと、薬が効かない「耐性ウイルス」を作ることになり、これが蔓延するようになってしまうと振り出しに戻ってしまうので、おそらく最初は病院で入院している人たちに処方されることになるのではないかと思われます。この薬をアホが日常的に飲むのは危険です。気になるのは、この薬の開発がどこまで進んでいるのかという話ですが、アメリカとベルギーで成人ボランティアに服用させる試験は実施されているとされ、ファイザー社では、経口薬以外にも静脈内投与の抗ウイルス薬も開発中だといいます。経口薬には「PF-07321332」という名前がつけられていて、現在は第1相の臨床試験を開始したばかり。大きな期待が寄せられていますが、副作用も含め、商品化されるまでにはいくつもの難関を突破しなければならず、こうした薬が開発されるまでに僕たちにできることは、本来は「マステスト」「マスワクチン」の組み合わせになるわけですが、両方とも大きく遅れている日本では、バカな政治家を徹底的に批判するとともに、バカな政治家を当選させないことが大事になってくると思います。僕たちにできることは一つ一つ丁寧にやっていきましょう。


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