見出し画像

【選挙ウォッチャー】 坂東市長選2021・分析レポート。

これこそ完全に100円のレポートです。3月21日告示、3月28日投開票で、茨城県の坂東市長選が行われました。本当だったら無投票当選が決まっていても不思議ではないのですが、何を血迷ったのか、完全なる素人の爺ちゃんが一念発起してしまったために、まさかの選挙戦が成立。圧倒的な組織力を持つ現職に、ホゲホゲとした泡沫候補のジジィが挑む構図になってしまったため、選挙をやる前から結果が決まっていました。

画像1

木村 敏文 65 現 2期目を目指す
古宮 良一 82 新 農業

この地味すぎる選挙のレポートを、一体、誰が買うんだという話になってくるわけなのですが、16本のレポートが1本あたり100円で読めるなまはげパックの一つになっていますので、もしよろしければ、そちらでお得にお楽しみいただければと思います。なお、今回は明らかに5000文字も書くことがありませんので、坂東市のような場所でも増える可能性がある新型コロナウイルスについて、現時点での最新情報をまとめたいと思います。


■ ワクチン接種とロックダウンはワンセットになる

政治家の皆さんに認識していただきたいので、この話は無料で書こうと思いますが、世界で最もワクチン接種が進んでいると言われるイスラエルは、新型コロナウイルスによる死者が1人も報告されず、新規感染者数も非常に低く抑えられています。この話はフォーブス・ジャパンで報じられているのですが、イスラエルでは、マスクをせずにカフェを楽しむこともでき、ワクチン戦略一辺倒の自民党の議員の皆さんは「イスラエルをお手本に、日本もイスラエルのようにしよう」と思うことでしょう。ジョンズ・ホプキンズ大学(米国)やイスラエル政府に集計によると、イスラエルでの死者は1日あたり70人以上となった今年1月をピークに急減し、現在は1ヶ月で10人未満で推移。感染者も1日8000人以上だったものが、現在では1日120人ほどにまで減少。イスラエルは、ファイザー製のワクチンを少なくとも1回以上受けた人の割合が59%。60歳以上では90%、90歳以上では99.1%を達成しており、ワクチンが高い効果を発揮していることを証明する結果になっています。しかし、ワクチン接種が進んでいる国は、イスラエルだけではありません。アメリカやチリなどでもワクチン接種が進められており、アメリカでは人口の約41.3%、チリでも約40%以上が少なくとも1回以上の接種を受けているといいます。しかし、イスラエルのように新規感染者数が急減するようなことはなく、いまだ感染者は多い状態にあるといいます。この違いについて、記事では「隔離措置の解除時期が関わっている可能性がある」としています。イスラエルは今年2月まで厳格なロックダウンを続けていましたが、他の国では隔離措置をせず、早々に規制を解除していたというのです。つまり、イスラエルのようなことをしようと思った時には、ロックダウンとワンセットでなければ高い効果を発揮しないということになります。日本はアホなので、ワクチンの接種が進んだ瞬間に緊急事態宣言を解除すると思いますが、1ヶ月ほどの我慢が不可欠だということになります。


ここから先は

4,234字 / 5画像

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。