【選挙ウォッチャー】 東谷義和の懲罰に対する浜田聡の弁明がクソすぎる件。
2月22日の参議院本会議で、海外逃亡中の詐欺師で国会を欠席し続けているガーシーこと東谷義和に対し、「議場での陳謝」を求める懲罰が正式に可決しました。改めて3月中にも陳謝の場を設け、そこでも出席しない場合には除名も視野に入れた懲罰の再検討が行われる見込みです。
ここでは、東谷義和に代わり、ガチの「N国信者」である浜田聡に弁明を行う機会が与えられたのですが、この演説が「歴史的な酷さ」だったこともあり、ここで共有しておくことにしました。
■ 浜田聡の参議院本会議での弁明
まずは冒頭、浜田聡は「ヤジを飛ばしてこいや!」と挑発。会議がザワザワした方が、あとでYouTubeが盛り上がって最高だと考えているのだと思います。最初のジャブから「N国しぐさ」です。
ちなみに、冒頭でこのように煽っているので、当然、それなりにヤジが飛ぶわけですが、最初から最後までノーカットで見る人なんてほとんどいないので、2分20秒に編集されたTwitterの動画の部分だけを見て、N国幼稚園の信者たちが「こんなにヤジを受けている浜田聡議員、がんばえー!」になっています。
立花孝志が「橋下徹のファン」であることを公言しているため、浜田聡もこれを引用しているのだと思いますが、なぜ橋下徹という市井のコメンテーターの感想を引用しているのでしょうか。橋下徹が何をどう考えようと、国会の決議には一切関係がないはずで、「あの橋下徹さんが、こうおっしゃっているんですよ?」と言われても、「知らんがな!」でおしまいです。
そもそも、これは国会に一度も出席しないバカをめぐる懲罰の審議なのです。どの口で他者に対して「議員としての資質がない」と言っているのでしょうか。警察から「お話を聞かせてもらおうか」と言われて、日本に帰ってこられないだけのガーシーこと東谷義和の弁明の席でそれを言っているのですから、「オマエなんだよ、オマエ!」という話です。
浜田聡は「質問主意書を出しているから仕事をしている」というロジックを展開していますが、そもそも浜田聡事務所でできることを東谷義和名義にしているだけであり、ここでわざわざ「Colabo問題」に触れるのは、自分たちに対する批判を「Colabo」に流す作戦です。だいたい「Colabo」に流れる税金を心配するんだったら、国会に出席しないくせに満額受け取っている東谷義和の議員報酬やボーナスほど無駄なものはないので、返納してから言えや!
陰謀論乙としか言いようがありませんが、国民の納めた税金が不適切に使われているのは、NHK党に支払われている政党助成金も同様です。キャバクラやゴルフなどで散財しているにもかかわらず、こうした問題が報じられることはありません。
でも、メディアが報じないのは当然だと思います。NHK党みたいなクソ政党には誰も関心がないので、メディアが取り上げてもニュースバリューが全然ないからです。Colaboの問題も同じでしょう。
こうして国会で名前を読み上げ、Colabo問題を際立たせるという行為をすることで、本当は東谷義和が懲罰を受ける話であるにもかかわらず、それらを忘れさせ、「暇アノン」たちに「浜田聡議員がやってくれた!」と思わせる効果を狙っています。
だいたい「暇アノン」になってしまう奴らはどいつもこいつもアホで知性が欠如しているため、本題が「東谷義和の懲罰」であるにもかかわらず、まったく無関係の「Colabo」の話を出してくれただけで、フル勃起で喜んでしまうのです。もう先っちょから変な汁が出ちゃってます。
そもそも「立憲民主党がColaboを擁護している」という話は、浜田聡をはじめ、暇アノンたちが繰り広げている陰謀論です。べつに追及もしていなければ擁護もしていないというのが正しく、立憲民主党のみならず、自民党や日本維新の会すら「Colabo問題」とやらに関心はありません。個人レベルで追及している暇アノンのアホ議員がチラホラいるにしても、政党として大々的にやっているところは存在しません。
先述の通り、東谷義和の質問主意書は、実質的に浜田聡の事務所で作っているに等しいわけで、東谷義和がColaboを強く問題だと思っているわけでもありません。だとすれば、東谷義和の議席を奪ったところで何の解決にもならず、もし「Colabo問題」に触れてほしくないと思うのなら、東谷義和ではなく、浜田聡の議席を奪わなければ意味がありません。が、今のところ、そんな動きは微塵もありません。
それに、浜田聡が東谷義和名義で質問主意書を出したからと言って、いちいちメディアが取り上げることはありません。質問主意書を出したぐらいでニュースになるんだったら、今頃、アホみたいな質問主意書をたくさん出している参政党が毎日のようにニュースを独占してしまうはずですが、いちいちどの議員が質問主意書を出したということがニュースになることはありません。
さらに言うと、仮に「Colabo」がなくなったところで、世の中が何か大きく変わることはありません。世の中の困っている女性たちが助けられなくなって、自殺したり、事件や犯罪に巻き込まれたりする女性が増えるかもしれませんが、政党を盾にしてまで「Colabo」を守ろうなんて気概があれば、もう少しまともな政党になっていることでしょう。東谷義和ごときが質問主意書を出したところで、マズい事態にはなりません。だいたい浜田聡の言っている「マズい事態」とは、具体的にどういうことでしょうか。Colaboがなくなったところで痛くも痒くもないのにです。
つまり、浜田聡がやろうとしていることは、東谷義和への懲罰は、立憲民主党をはじめとする「Colabo」を擁護する人たちの、西早稲田の「ナニカグループ」による陰謀だと主張することで、「暇アノン」になってしまうくらいにアホの子たちの脳味噌をアハつかせ、まるで東谷義和への懲罰に大きな利権がカラんでいるかのように見せていますが、参議院が言っていることはシンプルで「国会に来い」だけです。それ以上でも、それ以下でもありません。ただ国会に来ればいいだけなのです。
既に、この発言に嘘があります。
東谷義和は「海外から議員活動をする」とは公言していません。当時の東谷義和や立花孝志の話では「国会議員には不逮捕特権があるので、逮捕される心配がなく、日本に帰ってこられる」というものです。当選すれば、当然に帰国するものと考えて、28万人のアホが投票したのに、話をすり替えて最初から公約していたかのように振る舞っています。大嘘クソ野郎です。
一部で報道されているように、一発除名を訴えているのは立憲民主党ではなく、どちらかと言えば自民党の声が強く、今回、一発除名ではなく、「陳謝」に落ち着いたのは、立憲民主党の吉川沙織議員をはじめ、野党の慎重論の声が反映されているからです。
まるで立憲民主党だけが悪いかのように言っていますが、だいたいからして立憲民主党は「野党」であり、なぜ「与党」である自民党については何の言及もしないのかという話になります。これは単純な話、ここで自民党が悪いと言ってしまうと、多くの人を敵に回すことになるため、「立憲民主党が悪い」ことにして、N国信者予備軍のネトウヨが賛同を待っているからに他なりません。
これは、めちゃくちゃ罪深いことをしています。国会の議場での名誉毀損はどれだけ悪質でも、刑事事件や民事裁判で問うことができないからです。
そもそも楽天の三木谷浩史社長や俳優の綾野剛さんが刑事告訴をしたかどうかは不明です。尊師・立花孝志が人づてに聞いて、勝手に言っていることに過ぎず、真偽不明です。また、東谷義和や立花孝志が楽天の三木谷浩史さんや綾野剛さんに対して名誉毀損を繰り返していることは事実であり、証拠もたくさん残っています。その上で「虚偽告訴」だと言ってしまう時点で危ういし、事件性があるのなら、民事裁判ではなく、刑事告訴をするべきでしょう。警察ですら「民事不介入」なので、はっきり言って、「テメエが起こしている民事の裁判の話なんぞ知らんがな!」です。
これは、のっぴきならないことになりました。東谷義和は「乱交パーティーをしていた」という話をしていましたが、浜田聡は「違法な売春パーティーをした」という内容だったと述べています。仮にパーティーに参加した女性たちが性に奔放で乱交をしたとしても、乱交することそのものに違法性はありませんが、三木谷浩史社長が「違法な売春パーティーをした」という話をしているわけですから、それは東谷義和サイドは「売春」と「乱交」を証明しなければならなくなりました。
乱交していたことを証明するのも難しいのに、さらに「売春(買春)」をしていた証拠まで出さなければならなくなったのですから、ますます裁判で勝てる予感がしません。請求する賠償額がますますケタ違いになりそうな気がしてなりません。
綾野剛さんが刑事告訴をしたかどうかも不明です。また、東谷義和は「ガシル」というオンラインサロンを開設していることからも、こうした暴露の数々が公共性や公益性を目的としたものではないことが明らかです。というのも、その暴露の中には「同性愛のアウティング」などが含まれており、守られるべきプライバシーさえ守られず、それらが「収益」になっているからです。
この部分は、完全に浜田聡がアホだとしか言いようがありません。刑事告訴されたからと言って、すなわち「刑事被告人」になっているわけではありません。現段階では「嫌疑なしで不起訴」になる可能性もあり、「まったく事件性がありませんでした」という結論になる可能性だって十分にあるのです。
ところが、浜田聡は「綾野剛の芸能事務所の社長と木原官房副長官が仲良しだから逮捕されちゃうかも!」と言っています。こんなバカな話があるでしょうか。あの交差点を曲がろうとしたら、紙袋いっぱいにオレンジを入れた長澤まさみちゃんと「ごっつんこ」しちゃって、転がるオレンジを取ろうとした瞬間にお互いの手が触れて、そこから恋が始まっちゃうかもぐらいのことを言っています。脳味噌沸いとんのか!
いやいやいや、3月上旬に帰るって言ってたやん!
さっそく3月上旬に帰るプランは白紙撤回でしょうか。そもそも刑事告訴されている話に、それが虚偽告訴だと言って「民事裁判」を起こしている時点で頭がおかしいです。「おなかが痛いので、消防署に行ってきます」ぐらい何の対抗にもなっていないトンチンカンな話をしています。
ましてや、東谷義和が刑事告訴された件で、本人が訴えるでもなく、横からいきなりNHK党が出てきて訴えている裁判に至っては、「オマエ、誰なんだよ!」としか言いようがなく、もはや裁判に勝つ気があるのかどうかさえ不明です。
東谷義和が懲罰にかけられている理由は、単純に28万人から票を預かったにもかかわらず、まったく国会に来ないからであり、立憲民主党や楽天は1ミリも関係ありません。「国会に来れば、すべてが解決する」という単純な話なのに、海外逃亡中の詐欺師ゆえ、警察に捕まりたくない一心で、今日の今日まで帰国できずにいるだけです。しかし、テメエの事情はまったく関係ないので、今すぐに国会に来たらいいだけなのですが、あたかも巨大な勢力を敵に回したから迫害されているかのような主張を繰り広げ、同じ周波数のアホが「ガーシーが可哀想!」となっているのです。
そもそも、そんなに民意が大切だと言うのであれば、なぜ国会に来ないのでしょうか。民意を反映させるためにも、まずは国会に来るのが東谷義和の仕事であり、「詐欺で逮捕されたくない」という自分勝手な理由で登院しない奴は除名されて当然です。むしろ、次の奴にバトンを渡すことの方が民意が反映されることでしょう。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
ガーシーこと東谷義和が帰国しない問題は、ただ詐欺をして海外逃亡中なので、「国会に出席できない」という以前に、「日本に帰れない」という話になっているのですが、国会は国会で当たり前に「登院しろ」となってしまうため、一度も出席できないという状態が続いていました。
参議院としては、国会に出席すれば何の問題もなく、浜田聡が言っていることは全部デタラメです。なのに、国会をちゃんと見ている人はほとんどいないし、どういう流れでそうなっているのかを知る人もほとんどいないせいで、浜田聡の弁明だけを聞いて、「そうなのか!」となってしまう情弱のアホがあまりに多すぎて、またしても、あっさりNHK党のプロパガンダに引っかかっています。どうしてこんなにアホなのか。ネトウヨや暇アノンが大歓喜している様子を見て、「そりゃ日本も滅びるわい!」と思いました。
さて、皆さんはもう「N国マガジン(2023年2月号)」をご覧になったでしょうか。毎月、尊師・立花孝志や黒川敦彦がさまざまな面でやらかしまくっているため、刑事告訴・告発、民事裁判で使っていただけるように記録をまとめているのですが、今月も絶好調です。
5本保証で1235円となっておりましたが、明日と明後日もN国マガジンをお届けすることになりましたので、6本保証でお値段据え置きです。平将門様の祟りによって、NHK党はどんどん崩壊に進んでおり、見逃せない状態になっていますので、2月、3月、4月あたりの「N国マガジン」は絶対に『買い』です。
最後にお知らせばかりですが、昨日から30日間連続で「NHK党最新情報」をまとめたラジオを展開します。1日10分ぐらいのライトな配信となります。通勤・通学、家事の最中など、何かをしながらお楽しみいただけるコンテンツです。よろしくお願いします。
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