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【選挙ウォッチャー】 島田市議選2021・分析レポート。

5月16日告示、5月23日投開票で、島田市議選が行われました。こちらは定数20に対して24人が立候補する形となり、落選するのは4人。見た瞬間にわかるポンコツはおらず、N国党や幸福実現党などのカルト系候補も存在しませんでした。ある意味、とっても平和な選挙だったと言ってもいいかもしれません。政党に属している人は、共産党2人、自民党1人、公明党1人。あとは全員が無所属という構図になっていました。

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島田市は、既に人口の減少が始まっている町で、これからどんどん衰退していく可能性があります。大井川鐡道や静岡空港などがありますが、静岡市からそんなに遠いわけではないけれど、あんまり住む人がいません。主要産業は製紙、自動車部品、緑茶。誰もが知っている売上の企業があるわけではありません。なので、これからどうやって町を維持していくのかを真剣に考えなければならないところに差し掛かっている自治体だと言えます。


■ もう誰も自粛しなくなってきている

これは本当にヤバいことですが、東京や大阪を中心に、飲食店が自粛要請に応じなくなってきています。そうなるのは当然のことで、自粛に応じても補償金がいつまで経っても支払われず、支払うものが支払われないせいで潰れてしまうかもしれないのです。取引先の業者が支払いに遅れたら大クレームがついてもおかしくないのに、東京都は「いつ払う」という約束もないままに、いつ払ってくれるのかも全然わからない。こんなことでは店が成り立ちません。そんな矢先、自分たちには「店を営業するな」とか「酒の提供をやめろ」と言っているくせに、東京五輪は予定通りに開催し、酒の持ち込みはOKだと言うのです。こっちは商売で命や生活がかかっているのに営業を止められ、約束の補償金も払われていないのに、自分たちは営業をして、酒も提供するという。なんなら浮世絵が出てくるコンドームまで配布すると言っているのですから、超濃厚接触を生み出しまくりです。この状態で緊急事態宣言を延長し、とりあえず6月20日まで延ばしてみたものの、それで緊急事態宣言を解除できるのかどうかはわからないのです。いつまで自粛していればいいのかも分からず、無計画のアホに振り回される状態になっている今の日本政府。このままでは確実に日本に地獄が広がります。なので、もう誰も政府の言うことを守ってくれないし、小池百合子知事や吉村洋文知事の言うことを守ってくれなくなり、このままだと7月から8月頃にやってくると考えられている第5波の「インド株」によるパンデミックを抑え込むのが非常に難しくなります。新型コロナウイルスの感染力はどんどん強くなっていて、難易度はどんどん難しくなっているのに、みんなにお願いすることもできなくなってしまうのですから、これは最悪なことなのです。日本の運命は実に前途多難です。


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