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【選挙ウォッチャー】 伊勢崎市長選2021・分析レポート。

今年最初に見た選挙は、1月10日告示、1月17日投開票の伊勢崎市長選になりました。伊勢崎市は2005年に伊勢崎市、境町、東村、赤堀町の1市2町1村が合併したのですが、選挙が行われることもなく、当時の矢内一雄市長が継続。2009年に初めて新しい伊勢崎市の市長を選ぶ選挙が行われたのですが、それ以来の選挙となるため、実に12年ぶりの市長選になります。新しい伊勢崎市の初代市長となった五十嵐清隆さんは、まだ68歳ですが、健康上の問題を理由に引退を決意。思わぬ形で空いた市長の椅子をめぐり、3人が立候補する大激戦となりました。五十嵐清隆市長は、2019年12月に食道炎、2020年1月に大腸腫瘍の治療のために入院。6月の時点ではまだ出馬する意向を示していましたが、がんは治ったと言っていたのですが、やはり健康の不安は消えず、次の人に交代するべきだと判断したそうです。

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臂 泰雄  67 新 元自民党県議
蓬沢 博亮 38 新 学習塾経営
栗原 真耶 36 新 元市議

完全に組織の戦いを見せる臂泰雄さんか、ママさんたちに絶大な人気を誇る栗原真耶さんか。ほぼ一騎打ちと言っても過言ではない構図になっていることは確かです。ただ、この伊勢崎市という町は、工場がたくさんあって、地元の商工会に入っているような企業はたくさんあるのです。そうなってくると、組織票でガチガチに固めている臂泰雄さんは、かなり強そうです。どちらかと言えば、市民寄りの栗原真耶さんが組織力勝負の臂泰雄さんをどこまで脅かすことができるのかということがポイントになるのではないかと思います。


■ 伊勢崎市議補選は無投票当選

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当初は伊勢崎市長選と同日に伊勢崎市議補選も行われる予定になっていましたが、欠員2に対し、2人しか立候補の届け出がなかったため、無投票当選になってしまいました。無投票当選となったのは、49歳で元職の山越清彦さん、60歳で新人の篠塚秀之さんです。次回の伊勢崎市議選は2022年4月の予定となっているため、任期は1年3ヶ月ほど。ポスターを見る限りでは、そこまでポンコツそうには見えませんが、うっかりするとポンコツも当選する感じになります。


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