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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#167)。

こいつは大変なことになりました。NHKから国民を守る党の上杉隆幹事長が「新型コロナウイルスかもしれない」と公表しています。まだPCR検査などでハッキリと診断されたわけではないので、「疑いがある」という段階なのですが、これまでもお伝えした通り、NHKから国民を守る党というのは、「新型コロナウイルスに効く」と言って、亜塩素酸ナトリウム水溶液にクエン酸を混ぜたものを飲んで、ババァが1人病院送りになるほどの致死レベルの反知性派カルト集団です。いざNHKから国民を守る党の関係者たちに感染が拡大すると、さらに感染を拡大するような行動に出てしまう可能性があるのですから、これはとても危険なことです。


■ 上杉隆幹事長の症状

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NHKから国民を守る党の幹事長をしている上杉隆さんが、新型コロナウイルスに罹った可能性があるという発信をしています。国会周辺で活動している知人も多いので、万が一のことがあってはいけないと、「上杉隆さんがこういう発信をしていますよ」というのを伝えたのですが、上杉隆さんはみんなから「嘘つき」だと思われているので、新型コロナウイルスに罹ったかもしれないと言っているという報告も、一時は「上杉隆が嘘をついている可能性がある」と一蹴されてしまったほどです。こんなに信用のない人も珍しいですが、病院らしき場所で撮影している動画もあり、嘘をつくにしては手が込み過ぎているので、僕はこの発信が本当であると考えています。嘘であった方が安全なのですが、嘘ではないと思うのです。現在、上杉隆幹事長が公表している症状は、以下の通りです。

① 金曜の昼過ぎぐらいから急に具合が悪くなる。
② 最初の症状は下痢だった。
③ 下痢の後、頭痛、悪寒、喉の痛みが出始める。
④ 夜に検温したら38度2分。息苦しくなり始める。
⑤ 土曜日の昼にタクシーで聖路加病院に行く。
⑥ 日曜日の夕方に解熱剤を飲んで37度7分。頭痛、喉の痛みあり。
⑦ 腹部エコー検査、CT検査では異常なし。独自の抗体検査は陰性。

まだ発症してから2日ほどしか経っていない状況なので、上杉隆幹事長に抗体検査をした医師も、この段階では偽陰性の可能性があるとしているそうです。こんな反知性派カルト集団に感染していたら、それこそ拡散地獄になってもおかしくないので、新型コロナウイルスではなく、ただの食中毒か何かであることを祈るばかりですが、上杉隆幹事長に症状が出始めた4月10日に、立花孝志代表は何をしていたのか。

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もし上杉隆幹事長が新型コロナウイルスに罹っていた場合、立花孝志代表は濃厚接触者です。さらに、上杉隆幹事長は党幹部で話をしたことを証言しているため、動画を確認してみたのですが、確かに上杉隆幹事長と浜田聡さんは会議をしていました。

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浜田聡さんも濃厚接触者である可能性があります。上杉隆幹事長は、金曜日に体調を崩し、関係各所に連絡したと言っているので、浜田聡さんにも伝わっているはずですが、現職の国会議員にして医師である浜田聡さんは今、何をしているのか。

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4月12日告示、19日投開票予定の鹿児島市議選の応援に駆けつけていました。浜田聡さんは「医師」であり、現職の国会議員でもあるため、新型コロナウイルスに対しては多少なりとも気を付けているのかと思いましたが、反知性派カルト集団はどこまで行っても反知性派カルト集団です。「緊急事態宣言」が発令され、不要不急の外出は控えるように言われている中で、百歩譲って「選挙は関係ない」のだとしても、つい数日前に、ずっと近くにいた幹事長に新型コロナウイルスと疑われる症状が出て、自分が濃厚接触者である可能性があるのに、鹿児島に行って選挙活動をしているのです。「テメエ、鹿児島に新型コロナウイルスを持ち込む気かよ!」と大きな声で批判しなければなりません。このレベルの危機感しかない人間が政治をやっているんですから、そりゃ日本の政治はダメになります。


■ バイオテロまであと一歩だった

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もし新宿御苑に通報があって、閉鎖することを決めていなかったら、「新型コロナウイルスなんて怖くない」と主張する反知性派カルト集団が、4月11日に「桜を見る会」なんていうイベントを開催するところでした。中止になってしまったので、広島県福山市でお花見が行われていたのですが、新型コロナウイルスの濃厚接触者の疑いがある人たちが、同じくらい無防備のアホに感染を拡大し、そのアホがさらに街中にウイルスをばら撒く可能性がありました。安倍晋三総理が緊急事態宣言を出す前から、新宿御苑の閉鎖は決まっていたのですが、ウイルスの拡散を止めることができたのは、皆さんの通報のおかげだと思っています。もちろん、通報がなくても小池百合子都知事が止めていた可能性は高いのですが、公園はオープンなスペースであり、集団で集まらずに散策するなら問題がないとして開放される可能性もゼロではありませんでした。なぜ政治家側が感染拡大を防止するために動かず、僕たちが動かなければならないのか。市民や国民がバカのケツを拭うのでは効率が悪すぎます。そもそも反知性派カルト集団を政治に参加させてはいけないのです。新型コロナウイルスとともに、しっかり封じ込めましょう。


■ 反知性派カルトがあなたの街にやって来る

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今週は、鹿児島市議選(定数45)に最勝寺辰也さん、魚津市議選(定数17)に谷口隆司さんが立候補してきます。先週行われた坂戸市長選と坂戸市議選では、のちほど選挙レポートをリリースする予定ですが、無事落選。しかし、志木市議選では定数14に対して14人しか立候補しなかったために無投票当選となってしまいました。反知性派カルト集団を議員にしたところで、ろくすっぽ働かないのは目に見えています。なので、東京からわざわざ鹿児島にやってきて、ウイルスをばら撒きかねないバカなんぞに投票している場合ではないのですが、今週行われる2つの選挙について、当選の可能性を分析してみました。

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実は、「N国マガジン」をご覧になっている方には、この表を先行リリースしていたのですが、当初は志木市と鹿児島市が「50/50」でした。この1ヶ月ちょっとの間に、立花孝志代表が書類送検されたり、在宅起訴されたりして、NHKから国民を守る党の人気はどんどん失われているため、鹿児島市議選については落選に下方修正しました。新たに富山県魚津市を加えてみましたが、限りなく無投票当選に近いレベルの勝負にならなければ、落選濃厚であると見ています。しかし、油断は禁物です。こんな反知性派カルト集団に政治を任せておいていいはずがありません。


■ 新型コロナウイルス安全論がアホに広がる

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僕が2年前から「NHKから国民を守る党」に投票してはいけないと呼びかけている理由は、立候補してくる奴がもれなく全員バカだからです。僕もけっしてお勉強ができるわけではありませんが、新型コロナウイルスに効くと言って漂白剤を飲むほどのバカではありません。そう、NHKから国民を守る党から立候補している奴は、ことごとく全員バカ。それも、致死レベルのバカなのです。今回、鹿児島市議選に立候補してくる最勝寺辰也さんは、39歳のオジサンです。この年齢になってくると最低限の教養ぐらいは身に着けていただきたいところですが、日頃から立花孝志代表の動画を見て「さすが立花さんや!」となってしまうぐらいに頭が悪いので、こいつもまた新型コロナウイルスの解説をする動画を撮影し、この期に及んで「インフルエンザに比べたら新型コロナウイルスなんて大したことない」という主張を始めました。致死率一つとっても、感染した人たちの症状一つとっても、ありとあらゆる面でインフルエンザと比較にならないほど新型コロナウイルスの方が危険であることが証明されているのに、バカなのに情弱をこじらせているものだから、世の中に向かって「新型コロナウイルスは怖くない」という動画を発信してしまっているのです。これもすべて立花孝志代表に影響を受けているからです。

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ホワイトボードの前で、例のデジタル時計を見せてから、デタラメな解説を始める。何から何まで立花孝志代表のコピーなのですが、これこそ「反知性派カルト集団」であることを証明する象徴的な画だと言えます。最勝寺辰也さんがやっていることは、立花孝志代表が発信した「新型コロナウイルスは怖くない」と主張していることの「補足説明動画」です。若者は死なないと主張している立花孝志代表の言葉が、どれくらい本当なのかを裏付けるために、「70代以上の高齢で体力がなかったり、持病を持っている人しか死なないんだ」ということを説明しているのです。しかし、高齢者ほど死亡リスクは高いとはいえ、若い人たちが重症化しないかと言われたら、そんなことはありません。20代でも意識不明の重篤な状態になった例は日本でもあるし、肺炎になると肺機能の2~4割が失われるような後遺症を患う可能性があり、こうしたリスクを踏まえずに「怖くない」と言ってしまえる人間は、まず政治家には向いておらず、市民の安全を守ることはできません。ちなみに、最勝寺辰也さんは「マスクをしてウイルスを吸い込まないようにしましょう」と言っているのですが、N95のような特殊なマスクでない限り、マスクにウイルスを吸い込まないという機能はありません。そんなことはワイドショーでも再三再四やっていることですが、防護に関する初歩的な知識もない上に、あげく新型コロナウイルスを「武漢ウイルス」などと呼んでいるので、頭が悪すぎてヘイトまでやっている始末。こんな人たちに街の問題なんて改善できるはずがありません。そこらへんの一般ピープルのアホとして生きていっていただきたいと心から願います。


■ 反知性派カルト集団で起こっていること

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NHKから国民を守る党の動きは、既にたくさんの人に監視されているのですが、まず「ミラクルミネラルソリューション」という亜塩素酸ナトリウムを飲む動画を公開し、ババァを病院送りにした大橋昌信市議が、立花孝志代表の鶴の一声で出世をしました。これからは党の幹部会議に、地方議員の古参代表として出席することになり、致死レベルで頭の悪い大橋昌信市議が選挙を仕切っていくことになるようです。残念なお知らせとしては、新型コロナウイルスにより、緊急性のない裁判が止まってしまったため、新宿区の松田美樹区議に居住実態がないという判断が下されたことに対する異議申し立ての裁判も止まってしまい、松田美樹さんが区議でいられる期間が無駄に長くなってしまいました。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

NHKから国民を守る党の問題点は、新型コロナウイルスに対する意識が猛烈に低い人たちが、東京から鹿児島に駆け付けたり、感染者が多くなってきて独自に緊急事態宣言を出している石川県から富山県まで行ってボランティアをしたり、「選挙」を口実にウイルスを拡散しているとしか思えないような行動をしていることです。彼らは「新型コロナウイルスが心配なのに、NHKの集金人が来るのは問題だ!」と言っていますが、NHKは既にすべての訪問を中止しています。ですから、濃厚接触者の可能性があるのに選挙の応援にやってくる「NHKから国民を守る党」の党員たちの方がよっぽど悪質です。ましてや、他の地域と比べてもズバ抜けて感染拡大が深刻な東京から、わざわざそれほど流行しているとは言えない鹿児島市に乗り込んでくるわけです。安全な地域を危険で塗りつぶしたいのでしょうか。かねてから言っていますが、新型コロナウイルスはインフルエンザに毛が生えたようなものではなく、医療崩壊を起こせば、新型コロナウイルスのみならず、脳梗塞や心筋梗塞といった病気にかかった場合でも治療してくれる医師が足りずに死んでしまう可能性があるという、非常に深刻な感染症です。どうせ死ぬのは高齢者なんだから、若者は心配せずに外に出ればいいという主張は、ますます死者を増やすことにつながります。政治家のくせに「死者を増やすアホアホ政策」だということに気づかないレベルで頭が悪い、要するに「致死レベルのバカ」なのですから、全員片っ端から議員を辞めるべきなのです。NHKから国民を守る党は、国民の敵、いや、人類の敵だと言っても過言ではありません。

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