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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#26)。

ようやく「NHKから国民を守る党」の立花孝志が議員をやってはいけない人間であるということに、多くの人が気づき始めました。「NHKから国民を守る党」は、もはや「イデオロギー」「好き嫌い」の問題ではなく、法治国家の住人として、いや、それ以前に人間として、こんな人を議員にしてはいけないのです。僕の主張は、立花孝志が単なるYouTuberのオッサンであれば、どれだけ炎上したところで知ったこっちゃありません。もちろん、クソだとは思いますが、僕がわざわざ言及するほどの話でもございません。しかし、立花孝志は「葛飾区議会議員」なのです。有権者の見る目がなさ過ぎて、こんな奴が堂々と議員をやって、あげくの果てには「議員なんて、やるべき仕事は何もない」とまで公言しているのです。今回、立花孝志は自らの知名度を上げるために山口真帆さんを利用し、被害者を背中から蹴るような動画をアップして炎上しました。ここまでの立花孝志の動きを検証します。


■ NGT48山口真帆の事件について

葛飾区議にして、自称・元NHK記者でジャーナリストを名乗る立花孝志。YouTubeのアクセス数を稼ぐため、NGT48の山口真帆さんをネタにして動画をアップしました。なお、立花孝志は漢字を書けないので、山口真帆の「帆」という漢字を間違えています。この動画で立花孝志が何を言っているかと言うと、インターネットの普及によって、普通の人がアイドルになり、NGT48のようなマイナーなグループの女の子もアイドルと呼ばれるようになったと主張。こんな発言をしています。

「アイドルっていうのが今、いっぱいいすぎて、その僕が子供の頃のアイドルって、やっぱりテレビやラジオに出て、レコードを発売している人、イコール、アイドル。なんかこうレコードを出している人っていうのかな、まあ、テレビに出ている人、タレントとしてテレビに出ていたりっていう人がアイドルっていう位置付けで、その、だいたいまあ、アイドルとかアイドルの卵とか、そういう呼び方で一部の女性しか、まあ男性も含めてですけどいなかったんですね。数が少なかった。ところがインターネットの普及によって、このように僕も聞いたことがなかったです、NGT48、や、このグループも知らないし、山口さんっていう人ももちろん知らなかったですね」

この発言からも分かるように、立花孝志はそもそも「NGT48」の存在も知らないし、NGT48がテレビやラジオに出演していて、CD(オッサンの言うところの「レコード」)も発売している、完全なメジャーアイドルであることさえ知らないのです。つまり、毎度のことではありますが、立花孝志はそこらへんのオッサンよりNGT48のことを知らないくせに、わざわざホワイトボードを使って珍解説を繰り広げているということです。繰り返しますが、立花孝志は「葛飾区議会議員」です。そして、立花孝志は「アイドルは襲われることを覚悟しなければいけない」などと言い出しました。政治家である自分にもSPがつかないのに、アイドルにSPをつけられるはずもなく、自己責任だというのです。しかも、紅白歌合戦に出場する人は「体を使っている」とまで言っています。紅白歌合戦の密室ではプロダクションが金を渡し、肉弾接待で女性の体を提供しているとまで言っているので、ここまで来ると電波野郎です。どんな陰謀論でしょうか。しかし、これを本当の話だと信じてしまう人がいるのです。


■ 芸能界は金と性欲にまみれた汚い男性の集まり

先程の山口真帆さんについて触れた動画のアクセスが良かったことで、立花孝志は「ここが仕掛けどころ」と判断したのでしょうが、山口真帆さんについて解説する第2弾の動画をアップしました。ここでも「多くの」という漢字を書けません。この動画の冒頭、こんなことを言ってから始まります。

「立花はよく分からずに解説をしとると、黙っとけみたいなコメントが何件かあったようなんですが、あの、僕は、このマクロというか、小さい目ではわかりません。そのNGTなりAKBとか言われても、わかりません。秋元康さんのグループがどういうのがあるとか誰がいるとか、そういうのはわかりません。でも、もっと大きな、芸能界とか、テレビ局というもの全体で、テレビ局とアイドルグループとか、芸能界というところには『専門家』でありますから、口を挟んでいるわけです」

まず、立花孝志は「マクロ」「ミクロ」の区別がついていません。ここでは「ミクロ」と言うべきところを「マクロ」と言っているので、そんな初歩的な区別がつかない人間に解説されたくないのですが、立花孝志、冒頭から「芸能界の専門家」を宣言しました。その昔、NHKの庶務として働いていただけで芸能界の専門家を名乗られたら、その昔、放送作家だった僕も専門家を名乗れる敷居の低さです。どこぞのドルヲタより乏しい知識で、よくも「専門家」を名乗れたものですが、立花孝志とはそういう人です。たいして知らないことをホワイトボードで偉そうに解説する葛飾区議なのです。そして、紅白歌合戦とは金と女まみれの人がやっているイベントだとした上で、芸能界に精通していると自称する立花孝志はアイドルについて、こんな偏見を堂々と述べました。

「要は、この世の中、お金と女性という欲求を満たす、汚い大人たちがウジャウジャウジャウジャいるわけです。で、そこにアイドルという名前の、女性の色気ですよね、男性が女性とセックスをしたいという、そういう欲望に対して、まあ、首を突っ込んでくるのが、アイドルとかタレントとかになろうとしている女性なんです。で、女の色気を金に換えているんですよ、結局、アイドルっていうのは。だから水着になったりとかミニスカとか穿いてるんですよ。ね、色っぽい格好をするでしょう」

今どき、童貞をこじらせて二次元に走っているオタクでもこんなことは言わないと思いますが、これは葛飾区議の発言です。女とセックスしたい性欲に満ち溢れた男たちの世界に首を突っ込んできたのだから、それは事件にも巻き込まれるというのが立花孝志の主張です。頭の狂い方が半端ではありません。そこから、おニャン子クラブの思い出話を語り、国生さゆりさんがNHKの食堂でチャーハン食べているところを見たとか、工藤静香はお偉いさんに媚びるタイプだとか適当なことを言い、「男がクズだから、クズアイドルが生き残る」という、男性もドルヲタも敵に回す発言をかまし、「NHKから国民を守る党」の党首として、こんなことも言っています。

「うちの党にも1人ね、こういうアイドルの追っかけをしている議員がいるんですよ。もうまさに気持ち悪いオタクですよ。誰とは言いませんけど、30代後半で、素人の女性とはいまだに肉体関係を持ったことがない。もちろん、結婚したこともなければ女性とお付き合いしたことないと。それが市議会議員になって、お金がたくさん入ってくるから、アイドルグループを全国に追いかけ回しているって奴がうちの党にも恥ずかしながらいるんですけども」

そんな奴を議員にしたのは立花孝志です。市議としての仕事をろくすっぽせず、議員報酬をもらえるようになったからアイドルを追いかけて全国に行きまくっているような奴がNHKから国民を守る党の議員なのです。少しは街のことを考えろって話なんですが、「NHK問題さえやればいい」というのが、この政党の考え方なのです。皆さんはそんな政党に投票していたということです。そして、女性観についても、こんなことを言っています。

「本来、アイドルの人たちも、僕ね、おかしいと思いますよ。だって女性は、一人の男性に愛されて、その人と結婚することが幸せだっていうのが多くの女性の願いなんでしょう。そんな中で、私は彼氏は作りませーん、ね、皆さんが私の彼氏ですとか、ファンの皆さんが私の彼氏ですとか言っているわけでしょう。おかしいじゃないですか、そういうの。ね、おかしいって。普通に10代後半、20代になってきたら、普通、恋もするでしょう。でも、その恋をしたい気持ちを抑えて、そのアイドルとしての活動をするのが、それが、それを望んでいる時点で、ちょっとおかしいんですよね」

どんな偏見でしょうか。そして、自称・ジャーナリストのくせに、ネット上で囁かれている噂話を真実のように語り、デマかもしれない情報を9万人以上のチャンネル登録者数を誇る動画で拡散したかと思えば、いよいよ全国のAKBファンを敵に回す、このような発言をしています。

「僕は何が言いたいのかって言うと、もうね、紅白歌合戦に出るようなAKBは、もう何を言ったって、金と女にまみれた、とんでもない組織です。暴力団と一緒ですよ。紅白歌合戦に出ている人たちは。NHKだけじゃなくて、ここに出ている歌手や事務所も同じ一味なんですよ。NHKという汚い組織から繋がって、NHKの電波の力によって知名度を上げて金稼ぎをしている金に汚い連中なんですよ」

この発言から分かることは、立花孝志が都市伝説のような話を根拠にNHKをぶっ壊すべきだと言っているということです。NHKの受信料が現代のニッポンにマッチしていないという話までは同意できるとしても、「AKB48はNHKとつながっているから暴力団と同じで、NHKの電波の力で知名度を上げて金稼ぎをしている金に汚い連中だ」と言っている奴は、完全に電波野郎です。およそまともな思考回路ではありません。そこから「男はクズだ」という話に戻り、NHKの内部告発をした時に不倫をしていたというカミングアウトを始め、相手がアイドル系の女優だったという妄想のような話になり、その不倫相手の彼女が原因で奥さんと別れたのに、その女優が仕事を取ってきて立花孝志と芝居の練習をしている時に、どう考えても彼女には大きすぎる配役だったので、「体を使ったのか」と聞いたら、迷うことなく「うん」と答えて目の前が真っ暗になったという、絵に描いたようなクソエピソードを披露。しまいには「芸能界は体を使わないと良い役を取って来れない」と言い出しました。これを「芸能界の専門家」を自称する葛飾区議のオッサンがガチで言っているんですから、こっちの目の前の方がよっぽど真っ暗だと言いたいです。ちなみに、立花孝志は紅白歌合戦をしているNHKは魑魅魍魎がウジャウジャしている世界だと主張していますが、ここで立花孝志がネットで配信している女性にどんなツイートをしているのかを確認しておきましょう。

トイレオシッコ配信をキボンヌしていました。葛飾区議がトイレから配信していた女の子に対し、こんなツイートをしているのです。「NHKに出演している外部のアナウンサーは全員誰かお偉いさんの愛人だ」などと言っていますが、都市伝説でしかない性豪プロデューサーが霞んで見えるレベルの魑魅魍魎っぷりを発揮しているのが立花孝志だということを忘れてはいけません。そしてこの後、立花孝志は2年前の山口真帆さんのSHOWROOMの動画を拾ってきて、本当はそんな動画ではないのに「山口真帆さんのハメ撮り動画」と称して公開したのです。一歩間違えたら殺されていたかもしれないような被害に遭った女性に追い打ちをかけるように2年前のフェイクニュースを堂々と垂れ流し、YouTubeでのアクセス数を狙ったのです。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

立花孝志は炎上でアクセス数のアップを狙っているのだから無視するのが一番だとおっしゃる方がいますが、こうして今まで何もしなかったから、こんな奴が葛飾区議を続け、発言や行動がエスカレートするようになってしまったのです。多くの皆さんが立花孝志がこんな人で、NHKから国民を守る党がこんな政党だということを知っていれば、今頃、こんな人が葛飾区議をやっていることはないのです。知らないから投票してしまうのです。こんな人たちを議員にしてはいけないし、こんなことを言っている立花孝志を慕って同じ政党から立候補してくるような人たちを当選させてはいけないのです。自民党に入れようと、共産党に入れようと、立憲民主党や国民民主党、公明党や社民党、日本維新の会や自由党、どの政党に入れようが、それはあなたの選択です。しかし、「NHKから国民を守る党」というのは、ちっとも国民を守らない、とてつもない電波野郎が党首をしている危険な政党であるということだけは、なるべく多くの皆さんに知っておいていただかないと、また僕たちの税金が無駄に使われてしまうので注意が必要なのです。[了]

NHKから国民を守る党・山口真帆さんについて(#27)
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NHKから国民を守る党に投票してはいけません。
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選挙ウォッチャーとして日本中の選挙を追いかけ、取材しています。選挙ごとに「どんな選挙だったのか」を振り返るとともに、そこで得た選挙戦略のノウハウなどを公開中です。立候補する方、当選させたい議員がいる方は、すべてのレポートが必見です。

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コメント (1)
立花孝志が投稿したと紹介しているTwitterのスクリーンショットですが、これは立花孝志とは別人ではありません?アカウント名のところに「法律を守らない政治家」と銘打たれています。立花孝志が自分でこのようなアカウント名をつけるでしょうか?
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