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【選挙ウォッチャー】 中城村議補選2020・分析レポート。

今日は、かなり地味な選挙をお届けしようと思っております。実は、この沖縄県議選と同日、中城村長選と中城村議補選が行われる予定でした。このうち、中城村長選は無投票当選となってしまったため、中城村議補選だけが行われることになったのですが、なんと、欠員1に対して4人が立候補する大激戦となり、今日の今日まで地元の活動を頑張ってきたオジサンが勝利をする結果となりました。

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糸数 弘  41 新 無所属
玉那覇 登 70 新 無所属
張世 険峰 50 新 無所属
比嘉 三雄 70 新 無所属

定数1の村議補選に、これだけたくさんの人が立候補してくるのも珍しいと思います。中城村議選は沖縄の統一地方選のスケジュールで行われるので、リベンジをするなら2年後の2022年9月頃ということになります。せっかく志を持って立候補したのだから、落選した方々には2年後もぜひ挑戦していただきたいと思うところです。


■ 糸数弘候補の主張

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ポスターがラミネート加工されていたため、どうしても僕の縞々Tシャツが反射してしまい、うまく写真が撮れませんでした。糸数弘さんは、おそらく僕と同い年だと思うのですが、かなり大胆な公約を掲げており、中城村議会の半数(16人中8人)を女性とする条例案を提出するとしています。女性がほぼ同数になることは望ましいですが、条例で半分を女性と決めてしまうのはおかしなことになります。新型コロナウイルス対策にはかなり力を入れたいと考えているようで、村内の飲食店のテイクアウトやデリバリーの取り組みを推進、村民の負担軽減のために3ヶ月間の水道基本料金を免除、村内の小中学校の児童・生徒へのノートパソコンの付与、ネット環境の整備、企業の在宅勤務推進などを公約に掲げていました。


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