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【選挙ウォッチャー】 羽生市議補選2022・分析レポート。

 5月22日告示、5月29日投票で、埼玉県の羽生市議補選が行われました。羽生市長選に立候補した中島直樹さんは自動失職を選択したということなので、この補欠選挙は議員の死去に伴うものです。欠員1に対して3人が立候補する選挙となり、この戦いは地味に面白そうでした。
 羽生市議選は、統一地方選のスケジュールで行われるため、ここで立候補しても任期は1年にも満たないのですが、ここでしっかりと名前を売っておくことが来年につながりますので、補欠選挙に立候補することは、それなりに意味があります。

田口 聡  48 新 無所属(自営業)
小川 明彦 55 新 無所属(保険代理業)
横島
幸英 42 新 無所属(自営業)

 立候補したのは3人の新人です。このうち田口聡さんは、3年前に行われた羽生市議選に立候補したことがあり、惜しくも次点で落選しています。今回こそ市議になるためにリベンジをしてきたという感じです。
 偶然にも、3人とも会うことができましたので、サムネイルの写真もしっかり撮影。市議補選でありながら、しっかりクオリティーを保った選挙レポートに仕上がりました。


■ 小川明彦候補の主張

 小川明彦さんは、羽生市で代々営む「おがせい」というお店の5代目だそうです。このたび、自宅を選挙事務所にして、隣の駐車場にテントを張って戦いに挑みました。
 選挙の公約は、DV、イジメ、虐待の撲滅。ヤングケアラーの支援。商店街や空き店舗のリノベーションによる街の活性化、羽生駅東口の再開発、遊歩道や休憩所の増設、こどもひろばの拡充など。全体的にバランスの取れた公約を掲げていて、見る限りはまともっぽい雰囲気でした。
 前々から市議になることを見据えていたのか、地元商工会の理事、商店街の副会長、地元遺族会の青年部長、障碍者施設の監事などを引き受け、地元のコミュニティーに参加してきました。

最終日は事務所を拠点とした桃太郎(練り歩き)をしていた小川明彦さん

 唯一、選挙事務所が自宅だったので、「勝てないだろう」と予測して写真撮影を諦めかけたのですが、偶然にも練り歩いているところに遭遇し、撮ることができました。やっぱり僕は運が良いです。
 いきなり「写真を撮らせてほしい」とお願いをしたのですが、すぐに趣旨を理解してくれて、ご覧のようなポーズまで取ってくれたので、良い人だと思います。今回は惜しくも落選してしまいましたが、次につながるような得票数だと思いますので、また1年後にチャレンジでしょう。


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