見出し画像

【選挙ウォッチャー】 ウンコと戦うことについて。

一昨日は「ポンコツ候補・オブ・ザ・イヤー2019」が開催され、イベントは大盛況でした。やっと僕の活動が認知されてきて、いろんな人に応援してもらって、これまで頑張ってきた甲斐があったというものなのですが、その後にちょっとだけ瞑想をする時間があり、ゆっくりと今年一年を振り返ることができたのですが、そこで僕は重要なことに気づきました。それはウンコと戦うことに心を蝕まれているのではないかということです。これは「選挙ウォッチャー」として成長していく上で、とっても大切なことで、気づいた以上は皆さんにお伝えしようと思います。


■ 本業を疎かにしてしまった一年だった

今年は参院選でNHKから国民を守る党が国政政党になってしまったため、僕は皆さんにNHKから国民を守る党がいかに酷い反知性派カルト集団であるかを伝えるため、「#139」になるまで、NHKから国民を守る党の動向をお届けしてきました。マルッと4ヶ月以上もNHKから国民を守る党のことをやっていた計算になります。その結果、僕は「選挙ウォッチャー」としてお伝えするべき選挙レポートを疎かにし、4月21日に行われた統一地方選、7月21日に行われた参院選のレポートをまだお届けしていません。こんなに大切なレポートを後回しにしてまで、僕はNHKから国民を守る党というウンコに夢中にだったのです。どうして夢中でやっていたのかと言ったら、社会の秩序を乱し、民主主義を破壊する「NHKから国民を守る党」がこの世に存在してはいけない反社会的カルト集団で、立花孝志代表は早くブタ箱に入るべきだからです。だから、僕は今日まで「NHKから国民を守る党」を徹底的に批判してきました。しかし、その結果、僕は世の中の人からどう見られているのかと言えば、「アンチN国の急先鋒」であって、本業の「選挙ウォッチャー」ではありません。実際にお届けしているレポートを見ても、完全に「ウンコウォッチャー」でしかありません。僕は一体、何をやっていたのでしょうか。


■ ウンコと戦うには心の体力が必要である

僕と一緒にNHKから国民を守る党に対峙してきたYouTuber・みずにゃんさんも、えらいてんちょうさんも同じことを言っていたのですが、ウンコと戦うには、時に心を休める時間が必要であるそうです。僕はこれまで心を休めるなんてヤワなことを言わなくても戦えると思っていましたが、いやいやどうして彼らの言うことは正しいことに気づきました。ウンコと戦っているうちに、僕の体がどんどんウンコ臭くなっていることに気づいたのです。例えば、有力な証拠を掴み、「オマエなんか俺のボタン1つで終わるんだ!」と宣言する行為は、立花孝志とやっていることが変わりません。これは何かと言ったら、ただのマウント取り合戦でしかなく、僕がやりたいと思っていたことが、いつしかNHKから国民を守る党の追及から、立花孝志と同じウンコ投げ合戦になっていて、どちらがよりねっちょりとしたウンコを投げられるかの戦いになっていたのです。いつしか僕のまわりには、本当にNHKから国民を守る党を追及してほしい人たちではなく、ウンコ投げ合戦を喜ぶウンコ好きばかりが集まり、「俺はこんなふうにも投げられる」と言ってアンダースローでウンコを投げて歓声が沸いている状態になっていました。さまざまなフォームでウンコを投げ、ウンコ好きの間で絶賛されていても、僕のウンコ臭さは増すばかり。ましてや今月の「N国マガジン」はそこそこ売れてしまったわけで、選挙のレポートより「N国マガジン」の方が売れるようなことになってしまうと、選挙のレポートよりN国関連の記事を書いた方が儲かるようになってしまうのですから、僕の心はますますウンコで染まってしまうかもしれません。やはり心を清める時間は必要であると思いました。僕はウンコで金を稼ぎたいのではなく、選挙で金を稼ぎたいのです。


■ 泥船から脱出するタイミング

NHKから国民を守る党の包囲網は完全に整ったと言っていいと思います。みずにゃんさん、えらいてんちょうさんといった有名YouTuberたちもなんだかんだで追及してくれているし、やまもといちろうさん、篠原常一郎さんも追及に加わってくれるようになりました。共同通信が動き始めているのも朗報です。明らかに僕よりも圧倒的に戦闘能力の高い人たちが動くようになった今、僕が最前線でウンコを投げ合うことには何のメリットがあるでしょうか。ましてや、立花孝志代表の戦術は信者へのアピールのために「弱い者を見つけて叩く」の一つ覚えであり、メディアや人気ジャーナリストの破壊力あるパンチを喰らって失神寸前であっても、またYouTubeを使ってニワトリダンスをかましながら、僕のことを「被告、被告」と罵ってフル勃起するだけです。これまでの僕だったら「勃起してんじゃねぇよ、気持ち悪い!」と言ってウンコを投げていたところなんですが、ここまで来ると、さすがにそんなことも必要ないんじゃないかと思うのです。もし立花孝志代表との裁判に勝ったとしても、立花孝志代表からお金を取れないのではあれば、結果として僕のマイナスは増えるだけです。そして、立花孝志代表は公党の代表でありながらクレジットカードを止められるような人です。気づけば僕も一緒になって泥船に乗っていたのですから、この泥船からは僕こそ一番に脱出しなければなりません。


■ チダイズムは選挙と社会問題でブランディング

ここまでを読んだ人は、僕がNHKから国民を守る党の問題からキッパリと足を洗ってキレイな体になろうとしているのではないかと思うかもしれませんが、そういうわけではありません。どうやら近日中の解散総選挙はなさそうな雲模様ではあるものの、もし年明け早々に衆議院が解散するようなことになったら、僕は4月の統一地方選すら書き終わらず、7月の参院選にもまったく手をつけていない状態で、衆院選の取材をしてレポートを書かなければなりません。それは「選挙ウォッチャー」ではなく「ウンコウォッチャーが気まぐれで選挙を追いかけている」になります。これだけオートメーションでNHKから国民を守る党が追及されるような状況になり、まだ最前線でウンコを投げていたら、ウンコを投げ終わった頃には、ウンコのスプラトゥーン状態で全身をどっぷりとウンコ色に染めながら、何をしたらいいのかが分からない状況になってしまう。「ねぇねぇ、何をしたらいいと思う?」と誰かに近づいて行ったら「くっせぇー!」と言われて逃げられてしまうような状況になっていないとも限りません。そこで、2020年はこれまでに取材したレポートをすべて出し切るまではN国関連のレポートを書かないことにしました。その代わり、いろんな人とお話しができるツイキャスでは特に制限を設けることなく、これまで通りにいろんな話をします。どうせNHKから国民を守る党はオワコンなので、こんなクソコンテンツで一時的な収入を得るよりも、選挙レポートがちゃんと売れる環境を整えた方がよっぽど良いというわけです。


■ 一緒に仕事をしてくれる仲間を増やす

来年の目標は「一緒に仕事をしてくれる仲間を増やす」です。有料レポートも含め、すべてのレポートを事前に校閲・査読してくれる人を募集し、選挙ウォッチャーのオシャレなTシャツを3万円でデザインしてくれる人を募集し、これまでお届けした選挙レポートにリンクを貼る仕事を時給1500円で募集します。これまでは何から何まで一人でやってきましたが、これからどんどん仲間と増やし、みんなで一緒にクオリティーを高めてまいります。こうしたクオリティーを高める作業を始めようと思った時に、ウンコはますます邪魔であり、どうせ裁判の判決が出るたびに大手メディアが報じてくれると思うので、僕は「選挙ウォッチャー」という仕事を完成形に持って行くことを最優先にしようと思います。来年2月にはnoteで「サークル」という新機能が作られるそうで、ファンクラブの運営ができるようになるといいます。僕はこの機能を利用して、公開前の原稿を共有できるページを作ろうと思っていますので、実質的に定額制のレポート購入が実現できるかもしれません。また、このサークルでは僕の取材日程などもすべて公開していきますので、行ってほしい場所、取材してほしい場所などの情報交換も可能になります。選挙ウォッチャーがますます身近なものになるかもしれません。


■ 2020年は「桜を見る会」を見るオジサン

2019年はまったく話題にならない頃から「NHKから国民を守る党」をウォッチングしてきましたが、2020年は「桜を見る会」をウォッチングするオジサンになろうと思っています。「桜を見る会」は、まさに日本中が注目しているベタなコンテンツなんですが、何も知らない一般ピープルに楽しくわかりやすく教えてくれるオジサンが存在しません。N国信者たちは僕のことを「N国を批判して小銭を稼いでいるオジサン」だと言っていましたが、お金になるかどうかを考えるなら、どう考えても「桜を見る会」の方が圧倒的にお金になります。しかも、完全にオワコン化した泡沫ザコ政党よりも総理大臣や自民党の問題に取り組んだ方がよっぽど世の中の役に立つというものです。「NHKから国民を守る党」が大暴落したのは、一人でも多くの人にヤバさを知ってもらおうとコツコツ取り組んだ結果ですが、「桜を見る会」もコツコツと伝えていって、何が起こっているのかを一般ピープルに伝えることができれば、この国の闇の深さを再認識させられることになると思うのです。幸いにも、この「桜を見る会」の問題は、机の上だけでもスクープをお届けすることができます。反社会的カルト集団にウンコを投げられることもなければ、ホテルニューオータニの「からあげ」が高いぐらいなものです。いくらウンコを担当するのが自分しかいなかったとはいえ、これからは戦いぶりが評価される男ではなく、面白い記事を評価してもらえるような人間になりたいと思います。


■ 12月31日のイベントパスワード

なんと、大晦日に新宿・歌舞伎町のROCK CAFE LOFTで、姫乃たまさん、ゑりかちゃんべいびーさんが司会をする年末最後のイベントに出演してまいります。日頃から「返り血」ならぬ「返りウンコ」を浴びているオジサンなので、全身から尋常ならざるウンコ臭を漂わせているのですが、それでもイベントに呼んでくれるというのですから、とてもありがたいです。ということで、今日から12月30日までに100円以上のサポートをくださった方には、このイベントが見られるツイキャス特別配信のパスワードを差し上げます。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

僕が書かなければならない選挙レポートは、これから毎日更新したとして、実に3ヶ月分に及びます。1月1日から毎日休まずに選挙レポートをお届けしたとしても、すべてお伝えし終わる頃には桜が咲いているのです。それまでに解散総選挙がないとも限らないし、実は一刻を争うレベルで選挙レポートを大放出しなければなりません。ウンコ野郎どもが僕の知らないところでウンコを投げているのが気になるので、ついついN国関連の動画を見て、そのデタラメぶりにムカついて反応したくなってしまうのですが、これこそウンコに毒されている証拠なので、来年は素敵な1年にするために、N国関連のチャンネル登録をすべて解除し、みずにゃんさんとえらいてんちょうさんのチャンネルだけ残しておくことにしました。お風呂に入る時もN国関連の動画をチェックしていたのですが、これからは芸人さんのラジオを聴くことにします。ウンコに毒された心を清めましょう。ちなみに、最近、N国ウォッチャーたちが「立花の声を聴くだけで体が拒絶する」と症状を訴えるようになっているのですが、それはウンコに毒されないようにするための正常な体の反応だと思います。これに対抗するには自分も汚くならなければならないので、心をキレイに保ちたい人には向きません。もっと世の中に伝えなければならないことはたくさんありますし、来年は毎日休まずにレポートをお届けした末に、損益分岐点である月商200万円を超えられる日が来るように頑張りたいと思います。

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。