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【選挙ウォッチャー】 小菅村議補選2020・分析レポート。

村の歴史が始まって以来となるダブル選挙となった小菅村。村議選は2007年が最後で、2011年、2015年、2019年と3回連続の無投票当選だったのに、まさか村議補選が行われることになるとは、ほとんどの人が予想もしていませんでした。村議補選も村長選と同じ、5月26日告示、5月31日投開票のスケジュールで行われます。

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岡部 邦彦 67 新 反村長派
細川 春雄 64 新 反村長派
中川 勇  54 新 村長派

村長選と同様、選挙ポスターを貼る掲示板が存在せず、誰が立候補しているのかを知ることができなかったのですが、村役場で話を聞いたりして、全員の写真を撮ることに成功しました。村長選と並行して、村議補選もしっかりと取材ができたことは大満足です。


■ 第2波を警戒しながら取材をする

なぜ「選挙ウォッチャー」は、現場に行くことにこだわっているのか。それは、選挙というのは「生もの」であり、現場で感じる空気ほど確かなものはないからです。得票数のデータだけを見て、あれやこれや言うこともできるのですが、現場で候補者に会い、その人の人間性や志を確かめる作業が最も大事であり、候補者の本質を見極めてこそ「選挙ウォッチャー」の価値が上がるものだと考えています。なので、よほどのことがない限りは、なるべく現場で見ることを大切にしたいと考えています。ただ、僕は「危険厨」ですので、なるべく新型コロナウイルスに感染したくありませんし、また、感染させたくもありません。なので、取材の際はマスクの着用はもちろん、室内にはなるべく入らず、青空の下で話を聞くように心がけ、来週にはフェイスシールドを導入し、マスクとフェイスシールドのダブル防護をルール化します。都内の取材であっても、電車での移動を避け、なるべく面白いレポートを書けるように頑張りたいと思います。北九州市で新型コロナウイルスの感染者が爆発したように見えたものは、PCR検査の基準を濃厚接触者などに限ってきたものを、一般の人にも開放した結果だそうで、それはつまり潜在的に感染者がたくさんいることを示していると思います。なので、話をするだけで感染のリスクがあると考え、人に話を聞く取材は最小限に留め、街頭演説などから安全に候補者の人間性を見極めてまいりたいと思います。


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