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【選挙ウォッチャー】 三木市長選2021・分析レポート。

5月30日告示、6月6日投開票で、兵庫県の三木市長選が行われました。こちらは自民・公明推薦の現職・仲田一彦さんと、超絶ヤバい元職の薮本吉秀さんの一騎打ち。薮本吉秀さんは、議会で利害関係のある業者との関係を問われ、虚偽答弁を何度も繰り返し、地元の鉄道を廃線に追い込むなど、政治的手腕も最低最悪だという評価のある前市長。市民が断固として「薮本だけは絶対に許さん!」と心に決めているため、実は、選挙をやる前から結果が決まっているような選挙となっていました。

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仲田 一彦 48 現 自民・公明推薦
薮本 吉秀 62 元 虚偽答弁繰り返し市長

市民が口々に「元職が立候補してくると言うので嫌な予感がしたが、やっぱり薮本だったか! 絶対に入れん!」と言っている、どんだけ市民から嫌われているんだと思わされる薮本吉秀さん。こんなに嫌われる市長も珍しいですが、市長時代の3期11年でそれだけ市をメチャクチャにされたと感じているのだと思います。選挙ウォッチャーは、結果を見る存在ではないので、どれくらい嫌われているのかも含め、この町の選挙には注目したいと思っています。


■ 元祖虚偽答弁の安倍晋三に死亡説が流れる

国会で「虚偽答弁を繰り返しまくった男」と言えば安倍晋三大先生が有名ですが、なんと、一般人の間では安倍晋三死亡説が流れ、グーグル先生に「安倍晋三 死去」とか「安倍総理 亡くなった」などと検索する人が増えているようです。もちろん、安倍晋三大先生はご存命であり、なんならウザいほどピンピンしているのですが、政治や選挙に興味のない人があまりにもたくさんいるため、「安倍晋三は死んでいるらしい」という噂が出回り、どうやら巷には「安倍晋三は死んだ」と思っている人もいるようなのです。総理大臣ではなくなったので、最近はほとんどメディアに出てくることもなくなっているのですが、今までたくさん露出していた人が突然、露出しなくなってしまうことと、病気が原因で総理大臣を辞めていたこともあって、「死んだのではないか」と思う人は多いようです。菅義偉総理大臣も、最近まで「令和の額縁を掲げていたオジサン」だと言われないと気づかなかった人もいたぐらいですから、今の官房長官が誰なのかを知る人もほとんどいないのかもしれません。それくらいに無関心の中で、選挙は日々、行われているということです。


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