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【災害情報】 7月の線状降水帯の災害と新型コロナウイルス。

先程、奈良市長選、奈良市議選、兵庫県知事選の取材から帰りまして、毎日午前0時にアップすると決めたものの、このままでは達成できないということで、少々強引な裏技ではありますが、線状降水帯の災害情報と新型コロナウイルスの最新情報をまとめたいと思います。特に、熱海で起こった土砂崩れの話は、政治にも関係することですし、歴史的な災害事故だったと思いますので、ここにまとめておく必要があると考えます。


■ 熱海市の土石流災害に関連する話

熱海市で起こった土石流災害では、7月11日現在で10人の死亡が確認されていて、18人の行方が分からなくなっています。現在も瓦礫の撤去作業が続けられており、1100人態勢での救助活動が行われています。道が狭い上に傾斜がきつく、瓦礫の撤去には時間がかかっていて、長期化も避けられない状況になっています。スーパーボランティアの尾畠春夫さんも駆け付けて「早く引っ張り出してあげたい」と言っていましたが、熱海市は温泉地であることもあって、今はコロナ禍でどのホテルや旅館もガラガラであることから、被災した人たちは体育館ではなく、ホテルや旅館で過ごしているため、飲食や衛生用品に困るような環境にもなく、今の僕たちにできることは然るべきサイトなどからお金を寄付することぐらいかもしれません。

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今回の土石流災害を利用し、さりげなく原発推進に向けて世論を動かそうとしたクソ野郎がいることを忘れてはなりません。細野豪志です。この男、民主党時代に環境大臣になり、すっかり「原子力ムラ」が最高になってしまったため、すっかり原子力クソ野郎になってしまい、あの福島第一原発事故の惨状を目の当たりにしながら、小児甲状腺がんの検診の中止、汚染水の海洋放出、原子力政策の推進を心から願う、日本を代表するウンコ議員になってしまったのです。山本モナとラブホテルに行っている時代が微笑ましいぐらいのクソに仕上がりました。なので、熱海市で土石流が起こったと聞いた瞬間、すぐさま「メガソーラーが原因だ!」とフル勃起状態。すぐに「盛り土が原因だ」と言われるようになったのですが、「いいや、ソーラーの可能性も捨てきれん!」と、ソーラーソーラー言うとるのです。とりあえず太陽光発電と風力発電の時代が来ちゃうと、原子力発電じゃなくなってしまうもので、只今絶賛「ソーラー祭り」を開催中なのです。だいぶ前から「盛り土が原因だ」と話がまとまっていて、もし早急にやらなければならないことがあるんだとすると、ソーラーじゃなくて、同じような盛り土をされている所が県内にどれだけあるのかを調査することだと思いますが、本当は土石流のことがどうでもいいのでしょう。ソーラーソーラーです。

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そもそも起点となった場所が違うのに、近くにあるソーラーパネルの写真をアップして、「保水力がなくなる」とか言っているんですけど、「ひとまず専門家に可能性を聞いてからアップせぇよ!」ってな話で、盛り土が崩壊した原因をソーラーパネルの保水性のせいにするのは、「トラックで事故を起こしたのは、友達の彼女が別れを切り出したせい」みたいな話です。友達が運転手にLINEを送って来たので、何かと思えば、彼女から別れ話を切り出されたという相談で、運転しながらLINEのメッセージを読んでいたので事故を起こしたんですが、悪いのは友達の彼女じゃないですかねって話です。脳味噌沸いとるんか! そのせいで、さぞかしアホからの苦情が殺到していると思われるメガソーラーの会社。とんだ風評被害です。どうしてこんなことになるのかって、このたくさんの方が亡くなり、今も見つかっていない方々がたくさんいるような大災害さえ、原子力推進のための道具に使おうとするぐらいにクソだからです。世の中には、「これは危ないんじゃないの?」というソーラーパネルがまったくないわけではないでしょう。しかし、その話とこの話を混ぜてしまうと、それはもう災害の政治利用でしかありません。


■ 7月7日頃から全国的に洪水の被害

熱海市で土石流災害が起こったのが7月3日。神奈川県平塚市や小田原市などで崖崩れが相次ぎ、神奈川県内の土砂の崩落や崖崩れは120件を超えたと報告されています。平塚氏では金目川と河内川が氾濫。下水道の処理能力を超えたためとみられています。箱根の仙石原地区と強羅地区で温泉の供給が停止。水と蒸気を混ぜて温泉を造るための造成塔2本が流されたことが原因で、復旧までには1週間以上かかる見込み。7月7日からは島根県で線状降水帯が発生し、松江市、出雲市、雲南市で避難指示。午前6時40分には松江市八雲町日吉地区に意宇川が氾濫する恐れがあるとして、警戒レベル5の「緊急安全確保」が発令されました。午後1時26分には鳥取市吉成南町1丁目と2丁目に「緊急安全確保」を発令。7月8日午前8時18分に広島県三原市の沼田東地区に「緊急安全確保」が発令。天井川が氾濫し、JR糸崎駅の改札口が浸水していることがわかりました。東広島市の黒瀬町でも黒瀬川が氾濫。一時は40人ほどが孤立し、消防がボートで救助にあたりました。7月10日の朝には鹿児島県薩摩川内市で大雨特別警報が発表され、緊急安全確保も発令されました。伊佐市でも川内川の水位が急上昇。羽月川は氾濫危険水位を超えました。午前5時30分には出水市、伊佐市、薩摩川内市、さつま町、6時15分には湧水町に大雨特別警報が出され、さつま町と伊佐市では午前6時15分までに、全世帯に緊急安全確保を発令。去年、氾濫に見舞われた熊本県人吉市の球磨川でも再び氾濫の可能性があるとして警戒が呼びかけられました。宮崎県えびの市でも全世帯を対象に緊急安全確保が発令されています。7月12日には秋田県秋田市の大平川や新城川で氾濫危険情報が発令され、島根県雲南市でも全域で緊急安全確保が発令されました。13日も各地で大雨が降る可能性があり、警戒を呼び掛けています。


■ 新型コロナウイルスの第5波が来ている

現在、新型コロナウイルスの第5波が既にやってきています。昔は「インド株」と呼ばれていた「デルタ株」が感染の中心となっているようで、「デルタ株」「アルファ株(英国株)」より強い感染力を持ち、さらに重症化する確率も少し高いと見られているため、本当は今まで以上に警戒しなければなりません。これまでの定義では、2mのソーシャルディスタンスを保てば大丈夫だということになっていましたが、「デルタ株」の場合は2m離れていても感染してしまうことがわかっており、さらに倍ぐらいの距離を広げなければなりません。高齢者にはある程度のワクチン接種が進んでいる日本ですが、若者(18歳~64歳)には、ほとんどワクチン接種が進んでいません。そして、早くも「ワクチンパスポート」なるものが進められようとしていて、アメリカやイギリスのように、ワクチンの接種をした人からマスクを外しても良いとする政策を打ちだしてもいいのではないかと言われるようになりました。しかし、これはあまりにも時期尚早です。そもそもワクチンを打ちたくてもワクチンを打てないというのが今のニッポンの状況で、職域接種などが進んでいるとはいえ、オリンピックまでに労働人口に対する接種が終わっていません。また、政府に進言する日本のヤブ医者たちは「PCR抑制論」「ワクチン最強論」を唱えている人たちなので、より多くの人にワクチン接種を進めたいと考える人たちが中心です。だから、ワクチン接種をしない人が悪いんだということにして、とにかくワクチンを接種した人から普通の生活に戻って良いとする、アメリカ型・イギリス型の政策を取ることが予想されます。ただ、その方法を取るにしても、みんなにワクチンが行き渡るまでに年内いっぱいまでかかります。労働人口への接種率が30%ぐらいの段階で「マスクなし」の無双状態で人が歩くようになると、まだワクチンを接種できていない人たちにどんどん感染して酷いことになるため、ワクチン無双というアホアホ政策を取るにしても、年内いっぱいまでは自粛をしなければならないという話です。そうこうしている間に「ワクチン回避型の変異株」が現れる可能性があり、ワクチンの意味があんまりなくなってしまう可能性が出てきます。そもそも政府がワクチン戦略一辺倒なので、相変わらずアホばっかりがコメンテーターを務めるワイドショーを見ている一般の視聴者は「ワクチン接種が進めば大丈夫だ」と思っている人が多いです。しかし、現実はそんなに甘くありません。僕はワクチン反対の陰謀論者ではありませんので、ワクチンにも効果があることは認めますが、100%の効果が得られるものではありません。ワクチンを接種していても感染するし、ワクチンを接種していても、確率は少なくなっても重症化するし、確率は少なくなっても死亡するのです。さらに、ワクチンの効果がどれだけ持続するのかは、正確にわかっていません。おそらく1年ぐらいだろうと見られていますが、そうすると1年後にはまた接種しなければならなくなり、3回目のファイザーなのか、それとも、新しく開発されている塩野義製薬やノババックスなのかは知りませんが、とにかく新たなワクチンを打たなければならないわけで、しばらくの間はワクチン三昧です。それでいて、ワクチンを打っていれば、「LONG COVID」と呼ばれる後遺症に罹らないのかは、あまりよくわかっていません。そういうことからしても、早くコロナ禍が明けたらいいとは思いますが、少なくとも来年の春、ないし、夏頃まではワクチン接種と自粛生活が続きます。少しでも明るい希望が持ちたくて、ワクチンパスポートが普及したら、どこか旅行に行こうなんていうことを考えている人もいるようですが、少なくとも直近で見ると、東京では「緊急事態宣言」が発令されて、その前から「マンボウ」になっていて、いろいろな規制がある中でデルタ株の感染が拡大し、若者を中心に感染が広がっているのですが、「デルタ株」は従来株より重症化する可能性が高いと言われているため、若い人でも入院を余儀なくされる人がいるし、死亡する人が出てくる可能性があるのです。つい先日、中和抗体「カシリビマブ」「イムデビマブ」を組み合わせて点滴投与する治療法が承認され、これまでの「レムデシビル」「デキサメタゾン」「バリシチニブ」だけではなくなり、治療の選択肢が広がったことで、入院さえできれば死亡を回避できる可能性が高まりましたが、これくらいの朗報では焼け石に水です。既に規制がある中で、人々がだんだん政府の言うことを聞かなくなっているタイミングで、東京五輪が強行開催されており、大会関係者から次々と感染者が発見されている中で、濃厚接触の定義も変えられないまま、感染力の非常に強いデルタ株が広がってしまっているので、このままだと東京でも医療崩壊が起きかねないぐらいに、感染者が広がって大変なことになります。読者の皆さんにおかれましては、なるべく買い物の回数を減らせた方が良いと思いますので、ある程度の備蓄をしておくことをオススメしたいと思います。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

ワクチンを打ったフリをするヤブ医者のBakaをはじめ、日本のPCR検査抑制論は酷いもので、とにかく「ワクチン無双」に走っているこの状況下では、本来、ワクチンを打ちたくないと思っている人もワクチンを打たなければ、感染のリスクが非常に高まって危険な状態に晒されてしまうと考えています。緊急使用許可なので仕方がないですが、あんなに40℃ぐらいの熱が出たり、腕が腫れ上がったり、かなり低い確率とはいえ、心筋炎になったりするような副反応だらけのmRNAワクチンなんて、まったく打ちたいと思わないのですが、ワクチンを打って無双状態のバカで溢れることは目に見えているため、こんな奴らが町中を歩き回ると考えたら、本来はワクチンを打ちたくない僕も、ワクチンを打たないと危険で過ごせない状況に陥っています。菅義偉のバーコード頭をバリカンで縦に刈ってやりたい気持ちになりますが、しょうがないので、どこかでタイミングを見計らってワクチンを接種してこようと思います。バカを議員にしている罪は、非常に重たいのだと思います。

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