【選挙ウォッチャー】 衆院補選2020・静岡4区事前レポート(後編)。
平和なはずの選挙が一転、反社会勢力のオッサンに荒らされることになった静岡4区の衆院補選。当初は立花孝志代表が立候補してくる予定でしたが、急遽、出馬を断念して、森友学園の籠池泰典理事長を立候補させると大風呂敷を広げたものの、調整に失敗し、野党統一候補と同姓同名の田中健さんが立候補することになりました。立花孝志代表はまるで画期的なアイディアかのように言っていますが、この作戦は何一つ画期的ではありません。今回はたまたま「田中健」がいましたが、これ以上の同姓同名は見込めないことでしょう。東京都知事選では「同姓同名の小池百合子を出す」などと言っていましたが、まず同姓同名を見つけることができないだろうし、仮に見つかったとしても、その人がNHKから国民を守る党から立候補することはないでしょう。あと、それまでまったく名乗ったこともないような人が「今日から小池百合子です」と言ったところで、通用するはずがありません。もはや何がしたいのかが全然わからないレベルのアホ。それが反知性派カルト集団である「NHKから国民を守る党」なのです。
■ カルトとデタラメ全開の政見放送の続き
昨日は、サイコホラーを見せつけられたところまでお届けしましたが、ここからは奥さんがNHKに関する質問をぶつけ、立花孝志代表がデタラメな解説をする異常な展開を迎えます。
NHKの受信料の支払いは国民の義務ではないのかと聞かれ、「NHKの契約は義務になっている」とデタラメを答える立花孝志代表。これは間違いです。まず「テレビを受信できること」が条件です。そもそもテレビのない人に義務は発生しません。まるで国民全員の義務であるかのように言っているのは明らかなミスリードです。さらに、もっと完全なデタラメがあります。
「NHKには税金が1円も投入されていない」は嘘です。NHKの海老沢会長の秘書として裏金作りをしていたと自称する人が、そんなことも知らないのでしょうか。「法律のプロ」「芸能のプロ」「数字のプロ」など、日頃からいろいろなものを自称する立花孝志代表ですが、「せめてNHKのお金のことぐらいはプロであれ!」。税金のことすら知らない経理の人間がいるのでしょうか。おい、立花孝志! オマエがいた部署をちゃんと言えよ!
さらに、立花孝志は嘘に嘘を重ねます。立花孝志は「NHKにお金を払っていない」と言っていますが、実際にはNHKの受信料を払っています。立花孝志代表は、NHKに受信料を払っています! とても大切なことなので何度でも言いますが、立花孝志代表はNHKに「受信料を払っています」。そして、法律に対する解釈もデタラメです。
「国民はNHKがきちんとした放送をしているかどうかを、しっかりと判断し、これはお金を払う必要性があると判断した時に、初めて国民が任意でお金を払っていいということにしているんです。それは法律がNHKと国民を対等な状態に置くために、あえて契約の義務と支払いの義務化はしない。契約はNHKにとって有利なカタチにして、支払いは国民にとって有利なカタチにして、そのお互いの緊張感を保つために、あえて支払いの義務を法律上うたっていない。だから、税金や年金、保険料のように国民に支払いの義務っていうのはないんです。これが正解です」
ちっとも正解じゃないんです。契約をしたら、その契約に従って民法上の支払義務が発生するのです。商品を買ったら支払いをするのは当たり前のことです。契約をしたのに支払いをしなければ、今度は裁判で訴えられることになり、余計な出費をすることになる可能性があるのです。契約をすれば事実上の支払い義務が発生するため、立花孝志代表も裁判を起こされてNHKに受信料を支払っているではありませんか! 「だから僕は、NHKに受信料を払っていなくても国会議員をしたり政党の代表ができているのです」と言っていますが、受信料を払っているからじゃないですか! 「正しい知識を持てば全然NHKのお金なんて払わなくても大丈夫っていうことがよくわかってもらえると思います」と言っていますが、受信料を払っている立花孝志代表は正しい知識を持っていないのでしょうか。
こいつの言っていることが何から何までデタラメでビビります。立花孝志代表は「NHKの受信料は半分くらいしか払っていません」と言っていますけど、エビデンスは何もありません。コイツが感覚で言っているだけです。NHKの発表は82%くらいが払っていると言っているけど、実際にはホテルや病院、役所などの契約分を家庭分としてカウントしているからだと言っていますが、立花孝志代表が何かデータを持ち出して主張したことは一度もありません。すべては立花孝志代表の「脳内で起こっていること」に過ぎません。しかし、実際にどれだけの人が受信料を払っているのかということはさほど重要ではありません。もっととんでもない嘘をついているからです。
「我々NHKから国民を守る党の所属議員は誰一人NHKの受信料を払っていません」と言っていますが、オマエが払ってるだろ、立花孝志! オマエが過去に裁判所の前で「払ってきました」とカミングアウトする動画を公開しているし、事あるごとにチョイチョイ払っているじゃありませんか! ましてやNHKから国民を守る党の地方議員が、議会で何を主張しているのかご存知でしょうか。「市が管理している公用車や救急車のカーナビにテレビが映るなら、NHKに受信料を支払え」です。テメエら、NHKの手先だろ!
意外と知られていないのですが、NHKの受信料問題について、NHKから国民を守る党のコールセンターに電話をすると、何一つ効果のない「NHK撃退シール」なるゴミと一緒に、このような紙が送られてきます。
「視聴料のお願い」です。NHKに受信料を払わない代わりに、「立花孝志ひとり放送局」に視聴料を払うように催促されるのです。既にYouTubeで収入があるのに、さらに相談した人から金を取るシステム。もちろん、個人情報はすべてNHKから国民を守る党に取られ、いざとなったら、その個人情報をネットにばら撒かれます。僕は立花孝志代表に住所や名前をネットに晒されてしまい、毎日30冊以上、合計で6000冊を超えるパンフレットの送り付け被害に遭っています。NHKから国民を守る党を批判した人は、僕以外にもパンフレットの送り付け被害に遭っています。こんな奴らに相談してはいけません。もし悪質な集金人が本当にいたのなら、警察に電話をするのが一番安心ですし、確実に駆け付けてもらえます。
立花孝志代表、改め、立花孝志尊師によるデタラメ説法を聞いて「お悩み解決!」みたいな顔をしている奥様役の小沢えみりさんは、次期衆院選に立候補予定のN国党員、本格的なカルト信者です。
なぜか晴れ晴れしい感じでNHKの本社を眺めてしまった奥様。ちょっと目を離した隙に立花孝志代表の姿はなく、「あれ? どこに行った?」みたいな感じでキョロキョロしていたら・・・。
出てくるなよ、気持ち悪い! それで、いつになったらNHKをぶっ壊すんだよ! NHK本社の前で生き生きと「NHKをぶっ壊す!」と言っていますけど、今のところ、NHKはノーダメージどころか、テメエがぶっ壊れて、威力業務妨害と不正競争防止法違反で書類送検からの起訴です。やがて「刑務所の壁をぶっ壊-す!」で受刑者同士で盛り上がるんじゃないでしょうか。そして、ここからはテレビ局の垣根を超えた特別番組のごとく、リレー形式でコメントを述べるのですが・・・。
冒頭をいきなり立花孝志代表の2連発から始まり、「反社会勢力」に所属している人たちが、顔と名前を出して、公共の電波、ならびに全世界に発信されるYouTube動画で生き恥を晒していますので、しっかり全員の顔と名前をお伝えしていくことにしましょう。
なんでマントル級地下アイドルが2回出てくるんだとか、なんで末永友香梨だけ気持ち悪い夫婦で出てきているんだとか、ツッコミどころはたくさんあるんですが、キリがないのでスルーします。
この後、再びドラマに戻り、ダメリーマンの夫がケーキを買って帰ってきたのですが、最後のオチがとんでもないことになっています。
ドラマの冒頭に、封筒から1000円を抜かれたため、ショートケーキが4個しか買えなかったということなのかもしれませんが、奥さんが旦那に向かってニッコリ微笑むと・・・。
「ジャーン!」と言って、ケーキの箱を出しました。冒頭に子供の声で「行ってきまーす!」という声が聞こえたので、おそらく子供がいるんだとは思いますけど、その声は1人だったので、おそらく3人家族なのでしょう。例えば、子供や奥さんがケーキ好きだとして1人だけ2個食べるとしても、4つもあれば十分だと思うのですが、奥さんがケーキを買ってきたため、こうなってしまいました。
ケーキが8個!! そんなに食います? しかも、チョコレートでできたプレートがおかしいことになっています。お誕生日おめでとうの名前が「N国党」です。じゃあ、これ、誰のケーキなんだよ! 踏み倒した受信料でいつもより多くケーキが買えましたという話でしょうか。ショボすぎない? そんなにケーキいる?
「終」じゃないんですよ。これ、静岡4区補選に立候補している反社会勢力の方の田中健さんの政見放送ですよね。田中健は出てこんのかい!! どういう神経で作っているのでしょう。ただ立花孝志代表がテレビに映りたいだけで300万円の供託金を無駄にしようとしているのではないでしょうか。はっきり言います。頭がおかC!!
■ N国党副党首の「5W1H」の話
NHKから国民を守る党というのは、致死レベルのバカが政治の世界に乗り出している反知性派カルト集団です。めでたく副党首に出世した柏市議の大橋昌信さんは、「新型コロナウイルスに効く」と言って、亜塩素酸ナトリウム水溶液にクエン酸を混ぜ、有毒ガスを発生させたあげく「これが活性化である」と言いながら飲むぐらいのアホです。もう一人、遠藤信一という宇都宮市議がいて、こちらは亜塩素酸ナトリウム水溶液にクエン酸を混ぜ、有毒ガスを発生させたもので歯を磨くぐらいのアホなので、アホすぎて議長から厳重注意を受け、新聞に載りました。「アホすぎる」という理由で新聞に載った人を初めて見ました。しかも、副党首の大橋昌信市議や遠藤信一市議の説明を信じて、有毒ガスが発生するヤバい液体を飲んだババァが深夜に病院に駆け込むというマヌケな事件まで起こる始末。以後、僕はNHKから国民を守る党を「致死レベルのアホの集団」と見るようになったのですが、致死レベルのアホは、中1の最初の授業、最近では小5や小3で習う英語の最初の授業「What is this?」「This is a pen.」の初歩中の初歩の英語がわかりません。飲んではいけない有毒ガスが発生する液体を飲むわ、小3でわかるレベルの英語ができないわで、そんな奴が今回の新型コロナウイルス対策においても、市民の皆さんの命を預かる立場なのです。絶対に仕事ができるはずがありません。大橋昌信市議は会話に「5W1H」を入れるとコミュニケーションが円滑に進み、信頼されると主張しているのですが、「5W1H」がわからない全国のアホに解説を始め、こう言いました。
① When → フェン
② Where → フェア
③ Who → フー
④ What → ウォント
⑤ Why → ファイ
⑥ How → フー
悲惨です。痛烈に悲惨です。難しい話を付け焼刃で覚えて解説しているというなら間違えることもあるかもしれませんが、「What」や「How」の読み方を間違えることはありません。「What」を「ウォント」と読むというのは何かが欲しいんでしょうか。そして、「How」を「フー」と読んじゃった時点で、「フー」が2回出てきちゃってることに気づかないのでしょうか。何よりもどうして頭が悪いのにドヤで解説しちゃったのでしょうか。日常生活に支障が出てくるレベルで偏差値が低いのに、恥も外聞もなく、ドヤで解説する意味が全然わかりません。柏市民の民度が疑われるので、本当にやめてほしいです。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
これまでずっと警鐘を鳴らし続けてまいりましたが、NHKから国民を守る党というのは、ガチモンの反知性派カルト集団です。やってはいけないことを平気でやって、時に「犯罪」までやってくる人たちです。まさに国民の命がかかっていると言っても過言ではない、人類史上に残る極限状態の世の中で、バカに政治を任せることほど悲惨なことはありません。皆さんが投票する候補者が仕事のできる人なのか、仕事のできない人なのかをよく見極めてください。少なくとも「NHKから国民を守る党」は、下手すると、子供の頃から英会話教室に通っている3歳ぐらいの子供よりも頭が悪いです。そして、有毒ガスを発生させながら「活性化だ」と言って、亜塩素酸ナトリウム水溶液にクエン酸を混ぜたものを飲むぐらいの致死レベルのバカです。日頃からデタラメしか言っていないのですから、こんな奴に政治を任せた瞬間に終わりです。既に終わりかけています。なので、NHKから国民を守る党にだけは絶対に投票してはいけません。ありがとうございました。
いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。