見出し画像

【選挙ウォッチャー】 恩納村議選2022・分析レポート。

 9月6日告示、9月11日投票で、沖縄県の恩納村議選が行われました。
 ここは定数16に対して20人が立候補し、沖縄統一地方選の中ではやや競争率の激しい選挙区となっています。恩納村は、沖縄の中部と北部の間ぐらいにある西海岸の自治体でリゾート地です。リゾートホテルも多く立ち並んでいますが、ここに住んでいる地元の住民はそんなに多くありません。なので、集落のリーダーが議員になるという感じで、まさに血縁や地縁がモノを言う自治体であると言えます。

 何と言っても、ここの一番の注目は「参政党」が立候補していること。
 実は、この恩納村には自民党や立憲民主党はもちろん、公明党や共産党も存在していません。全員が無所属です。つまり、政党に所属していれば勝てるという雰囲気の自治体でもないということです。そんな中で、参政党がどこまで勝負できるのかは、非常に注目です。もし、ここで議席を獲得するようなことになると、参政党の実力は本物だということになります。


ここから先は

4,590字 / 5画像

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。