【選挙ウォッチャー】 皆野町長選2022・分析レポート。
4月5日告示、4月10日投票で、埼玉県の皆野町長選が行われました。
2006年から4期16年を務めてきた石木戸道也町長が今期限りで引退することになり、新人4人が立候補。かつては隣の秩父市や長瀞町との合併も模索され、住民投票まで実施されましたが、町は混乱。最終的には皆野町として残ることになり、急速に進む人口減少の問題をどうするのかが問われています。
地元では「実質的には三つ巴ではないか」とされ、票は拮抗しているのではないかと考えられていました。桜咲く皆野町には、どんな風が吹くのでしょうか。地味に面白い選挙だと思います。
取材をした感想としては、小杉修一さんはゴリゴリの組織戦を展開している人、大沢径子さんは町民から愛されているお母さん、柴崎勉さんは連合埼玉から支援を受けている人、林豊さんはマイペースなオジサンです。
戦略で圧倒しているのは小杉修一さんですが、町の人気が高そうなのは大沢径子さんです。圧倒的にちゃんとしているのは大沢径子さんですが、草の根の選挙でどこまで通用するのかは見ものです。
■ 皆野町議補選は無投票当選に
定数12の皆野町議会から3人の町議が町長選に立候補したため、欠員3の補欠選挙が行われる予定でしたが、候補者が3人しかいなかったため、無投票当選が決まりました。当選したのは、以下の通りです。
横田揚雄さんの時点で、だいぶ「おじいちゃん」な感じが滲み出ていますが、横田揚雄さんは御年74歳。ポスターを貼れているだけでマシで、この上を行く80歳のお爺ちゃんが無投票当選を果たしています。
次回の皆野町議選は2024年2月ということになり、あと2年ぐらいの任期がありますので、皆さん、熱い思いを胸に元気に頑張ってもらいたいと思います。
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