【選挙ウォッチャー】 磐梯町議選2023・分析レポート。
6月13日告示、6月18日投票で、福島県の磐梯町議選が行われ、定数10に対し、11人が立候補しました。磐梯町の特徴は、なにげに若い人たちが立候補しているということです。同日に行われた千葉県の神崎町議選の候補者の平均年齢が66.9歳だったのに対し、この磐梯町は59.2歳でした。30代や40代の若い人が立候補している分、かなりマシなのではないかと思います。
つまり、千葉県の端っこの町よりも、福島県の磐梯山の麓の町の方が政治に未来があるという話です。こういったことも全国の選挙を見ているからこそ感じることだと言えるでしょうか。
隣の猪苗代町では、なかなかパチキレた町長選が行われていましたが、この磐梯町議選は、とても穏やかな選挙になったのではないかと思います。千葉県の神崎町では選挙カーにすれ違わなかったのですが、この磐梯町では数十分の滞在時間で複数台の選挙カーとすれ違いました。投票率も高く、選挙への関心の高さが窺えます。
どっちの方が末期的な症状かと言えば、福島県より千葉県の方が末期的な症状だと言えるのではないかと思われ、神崎町は近隣の自治体と合併する運命にあるのではないでしょうか。一方、磐梯町は少し生き延びそうです。
■ 磐梯町議選・選挙ボード解説動画
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