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【選挙ウォッチャー】 坂戸市長選2020・分析レポート。

日本は今、緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出を自粛するように呼びかけられているわけですが、4月5日告示、4月12日投開票で坂戸市長選と坂戸市議選が行われ、ともに反知性派カルト集団「NHKから国民を守る党」から立候補するアホが登場してしまいました。まず坂戸市長選に関して言えば、当選の可能性は限りなくゼロに近く、供託金が没収されたらよろしいと考えています。

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石川 清  69 現 坂戸市長
小川 達夫 59 新 元市議
安沢 美佳 43 新 会社役員
尾崎 全紀 48 新 NHKから国民を守る党

候補者が4人も乱立しているので、市長選だけでも大盛り上がりですが、ポスターを見る限り、選挙をやる前から結果が決まっているのではないかと思ってしまいます。現職の石川清さん以外に選挙に強そうな人がいません。自ら供託金を用意して坂戸市長選に立候補しているという尾崎全紀さんは、おそらく自らの当選は考えていないと思うので、自分が立候補することで市議選に立候補している石川新一郎さんを当選させ、党内での自分のポジションを確立したいと思ったのでしょうが、思惑通りにはいきませんでした。石川新一郎さんは落選し、尾崎全紀さんは100万円の供託金が没収されたのです。これが反知性派カルト集団の末路です。


■ 反知性派カルト集団の選挙戦略

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先日、NHKから国民を守る党による「党幹部会見」なるものが開かれたのですが、とうとうマスコミも集まらず、N国信者が2名いるだけでした。いよいよN国信者すら集まらなくなってしまったオワコン政党なんですが、最近の立花孝志代表は、ますますぶっ壊れつつあり、今度の東京都知事選では小池百合子さんと同姓同名の「小池百合子」さんを擁立すると言い始めました。つい数日前、書類送検されたその日の夜に、テメエが東京都知事選に立候補すると言ったばっかりなのに、さっそく「小池百合子」を擁立すると言っているのですから、本当は立花孝志代表が立候補するかどうかはちゃんと決まっていないのだと思います。それもこれも書類送検の悪いイメージを払拭するために思い付きでやったことで、新型コロナウイルスのリスクがあるにもかかわらず、無駄に新聞記者たちを集め、きったねぇ飛沫を飛ばしただけに過ぎません。

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さて、立花孝志代表は、同性同名作戦をドヤ顔で語っていますが、実際にはまったく意味がありません。この動画を見て、N国信者だけが「さすが立花さんや!」と言っているのですが、そう言ってしまうぐらいにバカだから新型コロナウイルスに効くと言って漂白剤を飲むのです。静岡4区の衆院補選では、野党共闘で立候補する田中健さんと同姓同名の田中健さんを立候補させたことで、野党共闘で頑張ろうとしている田中健さんの方は困惑しているのですが、人が困る顔を見て喜ぶのが反知性派カルト集団「NHKから国民を守る党」です。人を困らせることで、自分たちには人を困らせるぐらいの力があるといって自分たちの存在意義を確認しているカルト集団なので、NHKにしろ、自分を批判してくる人にしろ、ライバル候補にしろ、とにかく相手が困れば、それは自分たちの力だと勘違いしているのです。来年の選挙では「深沢陽一という同性同名の人を立候補させるんだ!」と息巻いていますが、政党支持率ほぼ0%のウンコ政党に、深沢陽一という同性同名の人が立候補したいと名乗り出てくるはずがないし、「オマエは明日から深沢陽一を名乗れ」と言われて、「N国のために!」と言ってしまう奴は、重度のヤバい奴です。三浦翔平だったらなってもいいですが、縁もゆかりもない人になれと言われて、明日から深沢陽一を名乗る奴なんているはずがない。「田中健」という比較的ベタな名前が偶然カブっただけの「偶然の産物」を自慢されても、何一つ画期的ではありません。そんなに話題になりたいんだったら、立花孝志代表が明日からチンコを切って「小池百合子」を名乗ればいいのです。そうしたら、東スポぐらいには載せてもらえるのではないでしょうか。「借りた金は返さん」の精神とYouTubeの力で国会の1議席を手に入れてしまったので、うっかり戦略家であるような雰囲気を手に入れてしまった立花孝志代表ですが、実際はただのイッちゃってる奴なので、これから画期的な選挙戦略なるものが出てくることはありません。ただのオワコンおじさんなので、地方選での勝率はどんどん幸福実現党に近づいて行くのではないかと見ています。だんだんNHKから国民を守る党が、ただの危険な反知性派カルト集団であることが伝わってきて、頑張ってきた甲斐がありました。


■ 反知性派カルト集団は選挙運動も迷惑

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こちらは読者の方からご提供いただいた写真なのですが、日頃から迷惑をかける行為を何とも思わない反知性派カルト集団なので、選挙運動まで非常識なものになっています。普通、選挙カーというのは安全性を考慮した上で路肩に止めるのが一般的ですが、NHKから国民を守る党が車を止めているのは、なんと、道路の真ん中です。この道路、右側にはスーパーがあり、左側には電気屋さんがあって、それぞれ駐車場に止めようという車が右に曲がったり左に曲がったりするのですが、NHKから国民を守る党が道路の真ん中に止めてしまったために、たくさんの死角が生まれ、ドライバーにとって危険な状況を作り出していました。確かに、道路の真ん中に車を置けば目立つかもしれませんが、ここは駐車スペースではありません。むしろ、道路の安全を確保するために、車が走らないように規制することで、見通しを確保しているのです。

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どれくらいバカなのかが分かるでしょうか。安全よりも目立たせることを優先してしまうので、事故のリスクを高めているのです。そう滅多なことでは事故は起こりませんから、「結果として事故が起こらなかったんだから大丈夫だろ!」というのが反知性派カルト集団の主張でしょうが、「飲酒運転をしても気を付けたからちゃんと帰れた」と言っているようなもので、こんなものでいちいち通報する人はいないのかもしれませんが、写真を撮って送ってくれる人はいるのです。NHKから国民を守る党というのは、日頃から順法精神の乏しい「頭の悪いカルト集団」なのです。こんなことばっかりしているから、最終的に警察のお世話になるのだし、これまで何度、警察にご迷惑をおかけしているのでしょうか。もはやNHKがどうのこうのというレベルではなく、このバカすぎる集団をどうにかしなければならないレベルになっているということを、多くの方に知っていただきたいと思います。


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