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【選挙ウォッチャー】 北中城村議選2018・分析レポート。

めちゃくちゃ当たり前の話ですが、僕が沖縄のことを語らなければ、炎上することはありません。昨日の国頭村議選の選挙分析レポートは、「国頭村の海がキレイだ」「ヤンバルクイナを生で見たい」という話をお届けしましたが、ほとんど政治的な話をしていないので、無事に乗り切ることができました。自業自得ではありますが、1ミリも変な動きを見せてはいけないし、少しでも失礼なことがあってはいけないと思いますので、今日も凪を見るようなピースフルなレポートをお届けしたいと思います。

本日お届けするのは、北中城村議選です。北中城村は、全国で5番目に人口の多い村であり、全国で最も人口密度の高い村です。広さは東京都千代田区とほぼ同じで、全国でも珍しい人口が増えている村です。2004年に中城村と合併する計画だったのですが、合併反対派の村長が誕生したため、白紙撤回されたという経緯があります。村の面積の14%をキャンプ・フォスターという米軍基地が占めており、村のまま生きているのは潤沢な基地収入があるからです。2015年にイオンモール沖縄ライカムがオープンし、村の様子が一変したと言われています。そして、今回の北中城村議選では、定数14に対し、16人が立候補しています。それまでの現職は全員が無所属で、共産党や公明党を含め、党に所属している人はいません。北中城村の総人口は1万6470人となっており、隣の沖縄市の約10分の1となっています。


■ イオンモール沖縄ライカムの熱帯魚に癒やされる

北中城村にある「イオンモール沖縄ライカム」には、巨大な水槽があります。この水槽には熱帯魚を中心に、水族館でしか見られないような魚がたくさん飼育されており、ゆったりと水槽の中を泳ぐ魚たちを見ていると、とっても癒やされます。「魚に癒やされる」とか言いながら、この後、「すしざんまい」で寿司を食っちゃおうと思っているので、とんだサイコ野郎じゃないかという説もあるのですが、「魚に癒やされる」というのは本当で、疲れているからなのか、それともオジサンになったからなのか、最近は熱帯魚が泳いでいる水槽をしばらく見ていられます。昔は熱帯魚なんかにちっとも興味がなかったので、魚を見て癒やされるみたいなことはまったくなかったのですが、最近は人間の赤ちゃんを見ても癒やされるようになってしまい、たまに電車とかで赤ちゃんに遭遇したりすると、とっても微笑ましい気持ちになってしまい、わりと心から「かわいいな」と思えるようになりました。ちなみに、ちょっと前までは赤ちゃんを見ても「赤ちゃんだな」としか思わなかったので、僕は着実に進化していると思います。

そこらへんのジジィが暇を持て余して花を見に行ったりするのが、つい最近までちっとも理解できなかったのですが、最近は「花を見るのもいいかもしれない」とも思うようになってしまい、メンタルが完全にジジィになりつつあります。今、こんなことを書きながら、ふと思ったのですが、「ジジィ」みたいなことも本当は高齢の男性たちを傷つけているでしょうか。そこは「ナイスオールドジェントルメン」ぐらいにしておいた方がいいでしょうか。ご理解いただけないのは重々承知で言い訳のような話をさせていただくと、僕は毒蝮三太夫スタイルで、「おい、ババァ、長生きしろよ!」と言っても怒られない次元の男を目指しています。それにはまだまだ筆力が足らないのだと思いますが、目指すまでは自由だと思うので、頑張っていきたいと思います。

ところで、この水槽に入れられている魚たちは幸せなのでしょうか。巨大な水槽とはいえ、海に比べれば圧倒的に小さな箱に閉じ込められている魚たち。それだけを考えれば海にいた方が幸せのように感じるかもしれませんが、海にいたら大きな魚に食べられてしまうかもしれない。この水槽の中はうまいこと共生できる世界が広がっているため、海に比べたら狭いかもしれませんが、自分より大きな魚に食べられてしまい、若くして一生を終えてしまう心配はありません。水槽の中で大往生するのと、海で大きな魚に食べられて死んでしまうのは、どちらが幸せなのでしょうか。魚には「幸せ」という概念はあるのでしょうか。


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