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【選挙ウォッチャー】 茅ケ崎市長選2022・分析レポート。
10月23日告示、10月30日投票で、神奈川県の茅ヶ崎市長選が行われました。茅ケ崎市は、皆さんもご存知の「サザンオールスターズ」の地元という感じの自治体で、ここから選出されている衆議院議員は、河野太郎さんになります。
新型コロナウイルスのワクチンをゴリゴリに進めたことが評価され、今度はマイナンバーカードをゴリゴリに進めようとしていますが、ワクチンと違って、力だけで押していくことができない政策であることに、アホの河野太郎先生はお気づきではないと思いますので、前に進めようとすればするほど悲惨な結果になるのではないかと思わずにはいられません。詳細は時間のある時に解説したいと思いますが、政府がやりたいことは「国営の楽天ポイントカードのようなもの」で、国営だから無限に宣伝できるし、民間の商業的なポイントカードを駆逐できる存在だと思っているかもしれませんが、無能がどれだけ頑張ったところで普及しないし、国民の多くが高齢者になっている日本では、デジタル化がそこまで望まれていないこともあり、ますます衰退の一途を辿るばかりです。
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佐藤 光 53 現 自民・公明推薦
藤村 優佳理 52 新 無所属
桂 秀光 66 新 NHK党推薦
4年前の茅ヶ崎市長選も取材していますが、当時から桂秀光はヤバい人間でした。前回は「桂秀光さん」と敬称をつけていましたが、今年は「NHK党推薦」となっていますので、呼び捨てで十分です。今年で5回目の挑戦だと言いますが、茅ケ崎市では苦笑いで見守られている状態です。
なので、実質的に自民・公明推薦の現職に、美人マダムの藤村優佳理さんがどこまで迫れるのかというところが見どころの選挙になると思います。筆が曲がらないように気を付けたいと思います。
■ 桂秀光候補の主張
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今年も、とてつもなくイカれている桂秀光が、茅ケ崎市長選に立候補してきました。給食費無償化、医療費無償化、住民税減税、固定資産税減税、健康保険料値下げ、海洋潮流発電や波動発電の促進、70歳以上に市内公共交通機関を乗り放題にするパスを格安で提供する、ワクチン被害者の救済などなど、一見、リベラルっぽい良いことを言っている雰囲気こそ出していますが、騙されてはいけません。こいつは、とんでもなくイカれています。
4年前は、幼稚園から高校までがつながっている学校の前で、幼稚園の子どもたちがお昼寝をする時間帯に、爆音で街頭演説をかます様子がSNSで拡散され、大きな話題となりました。この時に学校の先生が「子どもたちに配慮してほしい」とお願いをしましたが、「こっちには選挙の権利があるんだ」と尊師・立花孝志のようなことを言い、爆音演説を強行。話の通じないイカれ野郎が市長になったら、どんな混乱が起こるか分かったものじゃないということで、前回も全然票を取れずに散りました。
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選挙ポスターには「カルト系政党推薦の市長を追い出そう!」と書かれており、おそらく統一教会との癒着が指摘されている自民党のことを指しているのではないかと思われるのですが、自分はどこから推薦されているのかと言うと・・・。
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思いっきり「NHK党推薦」と書いてありました。おい、カルトはオマエなんだよ、桂秀光! これほどキレイなブーメランは、滅多にあるものではありません。なんなら、自民党は「カルト団体と付き合っていること」が問題視されていますが、NHK党は「政党そのものがカルト団体」です。オマエに投票する方が危ねぇだろ! これほどの「おまゆう案件」はありません。
どうやら桂秀光さんは、とにかく国政政党から推薦を出してもらおうと掛け合ったそうですが、最終的に推薦を出してくれたところが「NHK党」しかなかったそうです。いくら「NHK党」しかなかったとしても、さすがに堂々と「NHK党推薦」を出してしまう奴は、脳味噌の回線がいくつも断絶していると思いますが、こんなところが、いかにも桂秀光です。
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4年前は、やがて2019年の参院選にNHK公認候補として青森県選挙区から立候補した小山日奈子が手伝いに入っていたと記憶していますが、今年はまた別の女性が手伝いをしていました。よりによって桂秀光を手伝ってしまう女性はヤバいと思いますが、今回の茅ケ崎市長選では選挙カーの運転手をしていて、さらには桂秀光の選挙ポスターの掲示責任者として名前を出しているようでした。
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大泉碧彩さんは、2019年の参院選に社民党から立候補した相原倫子さんが立ち上げた積極財政派政治団体「海風」のメンバーで、「反緊縮」「反グローバリズム」といった思想は、陰謀論薄めの「つばさの党」という感じです。
現在は、統一地方選のスケジュールで行われる2023年の藤沢市議選に立候補するための準備をしているようで、藤沢市議選にはNHK党から重黒木優平が立候補予定なので、僕が取材する可能性は高いです。
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4年前は、学校の前で迷惑街宣をかまし、大炎上して話題になった桂秀光ですが、今年は大きなトラブルを起こすことなく、しっかり供託金が没収されて落選しました。投票率が6%ぐらい下がったとはいえ、桂秀光が獲得した票は、トラブルを起こした4年前が6676票、トラブルを起こさなかった今年は4429票となっているため、NHK党の尊師・立花孝志の理屈が正しいことが証明されてしまいました。
つまり、悪いことをして炎上してでも話題になった方が票を取れて、何も悪いことをしないで話題にならない方が票は取れないということです。この理屈が知れ渡り、迷惑系YouTuberだらけになったら最悪なので、実践する人間が増えないことを願うばかりです。
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