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【選挙ウォッチャー】 君津市議補選2022・分析レポート。

 10月16日告示、10月23日投票で、君津市議補選が行われ、欠員2に対して3人が立候補しました。君津市議選は、統一地方選のスケジュールからはズレていて、次回は2023年9月頃に行われる見込みとなっています。なので、この選挙の当選者の任期は約1年弱という感じです。
 今回、選挙が行われることになった理由は、議長を務めたこともある鴇田剛さんがお亡くなりになり、演歌歌手の細川たかしさんと親密な関係にあると報じられた加藤喜代美さんが辞職したため、欠員2となりました。加藤喜代美さんは今年で4期目だったそうですが、突然の辞職となり、公式ホームページを見ても、理由らしきことは書いていません。

鶴岡 一成 50 新 無所属(建築業)
斎藤 利生 44 新 無所属(会社役員)
岩下 雅人 46 新 無所属(無職)

 はっきり言って、君津市議補選に関しては、ほとんど取材ができておりません。選挙ポスターを見る限り、鶴岡一成さんか斎藤利生さんが勝つだろうと予想し、とにかく1人でも見つけることができたら取材終了と考えて動いていたところ、石井宏子さんの取材をしているところに偶然にも選挙カーが通りかかり、しっかり写真が撮れましたので、終了としました。
 今回、候補者については書くことがないので、適当に千葉県全体の政治の話をしようかと思ったのですが、とんでもなくイカれた市議を発掘してしまいましたので、これは触れないわけにはいかなくなりました。君津市民の皆さんは、こんな奴を当選させておいて大丈夫なのでしょうか。


■ 千葉県は感染者の把握が困難になった

君津市の新型コロナウイルスの感染状況(引用元リンク

 これは君津市だけの問題ではなく、千葉県全体の問題ですが、熊谷俊人知事がアホで無能なので、とうとう千葉県では毎日の発表をやめ、1週間に1回まとめて発表するスタイルになってしまいました。
 これにより、これまでは気を付けたら良いのかどうかが、毎日のグラフを見ながらリアルタイムで判断できたのに、全体的な動向しか把握することができず、「第8波の立ち上がり」などを瞬時に見つけ、警戒することができなくなりました。日本という後進国では、とうとう「数を数える」という基本的なことすら、まともにできない国になってしまったわけですが、どうしてできないのかと言ったら、それは一言に「怠慢」です。いちいち数えるのは大変だから、まとめて公表することで手間を減らすことにしたわけなのですが、どうして手間を減らして良いと考えたのかと言ったら、新型コロナウイルスが「たいしたことない」という前提に基づくからです。
 僕は千葉県知事選の時に、さんざん警鐘を鳴らしました。熊谷俊人知事はバカで無能なので、こんな奴にまともな仕事ができるはずがないと。それでも千葉県内では不思議な人気があるので、熊谷俊人さんが圧勝し、おそらく2期目も当選確実ではないかと思いますが、今後も新型コロナウイルス対策は何一つできないままでしょう。そうこうしているうちに、「コロナはただの風邪」と言っている「参政党」が議席を拡大中です。

第105回・東京都モニタリング会議の変異株PCR検査の推移(引用元リンク

 さて、第8波が来るのは、ほぼ確実だと思われます。
 10月27日の東京都モニタリング会議では、早くもBA.2とBA2.75の組換え体である「XBB」が確認され、その他にBF.7、BQ.1、BQ.1.1などが確認されており、どれがシェア争いに残るのかという競争が始まりそうです。
 この「XBB」は、東京都で6件確認されていますが、既に鹿児島県でも初確認されており、日本中に広がりつつあります。今のところ「BA.2.75」のシェアが1.8%なのに対し、「XBB」は0.2%に過ぎませんが、世界的には「XBB」が有利になっていることから、改めて警戒が必要です。
 これからしばらくの間、選挙が立て込んでいて、新型コロナウイルス最新情報をお届けできそうにありませんが、明らかに第8波が流行していて、何か傾向を掴むことができましたら、また無料記事でお届けしてまいります。


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