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【選挙ウォッチャー】 五戸町長選2019・分析レポート。

今日お届けするのは、2019年5月28日告示、6月2日投開票の五戸町長選です。ポスターと選挙事務所の写真ぐらいしか撮れておらず、満足に取材することができなかったので、ほとんど僕のコラムを読んでいただくようなレポートになってしまうのですが、100円なので勘弁してください。今回の五戸町長選は、5期20年の町長生活を務めた現職の三浦正名さんが勇退を表明。新人同士の戦いとなりました。

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川崎 七保 69 新 元町議
若宮 佳一 52 新 元町議

現職からの後継指名を受けているのは、人気町議だった若宮佳一さんです。川崎七保さんは今回が3度目の挑戦となっており、今度の今度こそ町長になりたいというオジサンです。財政が豊かであるとはいえないため、いずれは近隣の自治体と合併する可能性もあると思われますが、やがてなくなってしまうかもしれない地方の選挙を見ることも大切だと思っています。


■ 五戸町とは

なかなか五戸町に行く機会はないと思うのですが、人口は約1万5000人ほど。町の面積の半分以上を森林が占めており、自然豊かな町だと言えそうです。1955年に五戸町、浅田村、川内村が合併。2004年に倉石村が編入し、現在の形になっています。1960年には2万7000人ほどいたはずの人口が1万5000人ほどになっているので、少子高齢化と人口減少が確実に進んでいる自治体であると言えます。青森山田高校と互角に戦ってきたサッカーの名門高校である五戸高校は、五戸町に維持できるだけのお金がないということで、高校の存続を断念することになり、2022年3月をもって閉校されることになりました。


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