【選挙ウォッチャー】 茨城県議選2022・かすみがうら市選挙区レポート。
12月2日告示、12月11日投票で、茨城県議選が行われました。
かすみがうら市選挙区は、定数1に対して2人が立候補したのですが、新人の金子敏明さんは、7月の市長選に立候補して落選した若い医師です。市長選はダメだったのですが、このたび、茨城県議選に立候補し、結論から言うと、見事に当選を果たしたわけですが、そこにはいろいろな理由がありましたので、しっかりレポートにしたいと思います。
スケジュールが参院選とカブってしまったため、面白いとは聞いていたものの、取材することができなかった「かすみがうら市長選」。金子敏明さんは、医師でありながら、昔から政治家になりたいと考えてきたらしく、ずっと準備をしてきたといいます。
ただ、市長選は「脱利権」を進める宮嶋謙さんが激戦を制しました。以前の「かすみがうら市議選」でも解説しましたが、かすみがうら市は「政治倫理条例」さえ否決されてしまうぐらい、議員の利益相反がなくならない町となっています。宮嶋謙さんは、こうした利益相反の構図をなくそうとしている人なので、かずみがうら市も少しずつ現代の価値観に近づいているのかもしれませんが、そんな中で行われた茨城県議選だということがわかると、このレポートが一層楽しめます。
■ かすみがうら市選挙区・選挙ボード解説動画
ここから先は
4,463字
/
7画像
¥ 130
いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。