【選挙ウォッチャー】 大月市議選2023・分析レポート。
6月25日告示、7月2日投票で、山梨県の大月市議選が行われました。
実は4年前も少数激戦の選挙となりましたが、今年も定数14に対し、16人が立候補する少数激戦。「明らかにポンコツだろう」と思える人がいなかったので、実力者同士の激しい戦いが予想されました。
一つ言えることがあるとすると、この選挙には「女性が1人もいない」ということです。日本のジェンダーギャップ指数がたびたび話題になっていますが、女性の政治進出がちっとも進んでいません。
これほど「ニッポン」を象徴するポスター掲示板も珍しいのではないでしょうか。女性が1人もおらず、市町も含め、市政がすべて「男性」によって進められています。女性の悩み、子育ての悩み、不妊の悩みといったものを男性だけで解消するのは、だいぶ合理的とは言えません。ましてや、若い人が少なく、一部はネトウヨ化したジジィだったりするでしょうから、こんなことで故郷が発展するはずがないのです。
■ 大月市議選・選挙ボード解説動画
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