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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#200)。

ついに「NHKから国民を守る党・動向チェック」のシリーズも200回目を数えることになりました。選挙ウォッチャーとして日本全国の選挙を見てレポートをお届けする傍ら、マスコミも扱わなくなってしまった「反社会的カルト政党」の実態を一人でも多くの方に知っていただき、間違ってもカルトに1票を入れてしまうことがないように、今日も皆さんに警鐘を鳴らしていきたいと思っております。裁判に関わることは、なんだかんだで裁判費用がかかっていますので、サポートしてくださる方向けにレポートを売っていますが、今回のように公益性の高い問題については無料でお届けしております。なので、ちっとも採算が合いませんが、9月13日には和泉市議選、10月18日には岡崎市議選に「NHKから国民を守る党」の候補者が出てまいりますので、選挙を使って我々の税金からお金をゲットするようなビジネスに加担しないように、一人でも多くの方に呼びかけてまいりたいと思っております。


■ つくば市の不法投棄疑惑を暴露した立花孝志

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自称「ジャーナリスト」にして、自称「NHK記者」である立花孝志。記者証(いわゆる入構証)を持ってバルセロナ五輪を取材したからという理由で勝手に「記者」を名乗っていますが、メディアセンターに入るのにADでももらえるものを「記者である証明」に使うのは、事情を知らない人を騙すためのテクニックです。NHKに「記者職」は存在し、言うまでもありませんが、「記者」というのは「記事を書いている人」です。NHKのアーカイブを調べても、過去に立花孝志が書いた記事やレポートは存在せず、悲しい現実ではありますが、記者というのは一流大学をご卒業されたエリートがやる仕事であり、どこぞの偏差値38の高卒のオジサンが抜擢されるようなことはありません。かなり昔に高卒で記者になれたオジサンがいたことにはいたそうなのですが、署名記事の存在しない立花孝志のことを正式に「記者」と呼ぶことはできません。あくまで「自称」に過ぎないのです。そんな「なんちゃって記者」の立花孝志なので、自分がそれを出したらどんな副作用が生まれるのかを理解せず、社会に多大なるご迷惑をおかけすることになったのです。

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立花孝志は、視聴者から送られてきた動画を何も考えずに公開し、またしてもホワイトボードの前で解説を始めました。この動画を送った人は「立花孝志なら告発してくれるに違いない」と思ったのかもしれません。そして、立花孝志はまんまと動画を公開しました。普通は、ゴミ処理業者の不正の問題に首を突っ込むのはとても危険なので、十分に調べ上げ、自分がゴミ収集車の荷台に積み込まれることがないように万全の状態を築き上げてから公開するものですが、立花孝志はリアルキチガイなので、何も考えずにこの問題に首を突っ込みました。しかも、本当かどうか知りませんが、会社の実名まで挙げているのですから、ある日を境に立花孝志の姿を見ることがパッタリとなくなっていたとしても不思議ではありません。つくづく思い知らされることですが、アホは無敵です。僕はこの動画をズボンが小便でシャバシャバになるぐらいにチビりながら見守っていたのですが、立花孝志は何も理解していないことでしょう。一応、関係各位にお知らせすることがあるとするならば、立花孝志はマジモンのキチガイなだけで、致死レベルで頭が悪い以外にこのような行動を取った理由はないと考えております。擁護するつもりは一切ございませんが。

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業者が不正をしていたのかどうかは、僕には分かりません。ですから、僕はこの問題を立花孝志と一緒になって追及するつもりは1ミクロンもありません。なにしろ、この問題は警察や市の職員などが既に調査に乗り出しているというのですから、今さら僕ごときがしゃしゃり出る幕なんぞあるはずもないのです。その上で、立花孝志のやっていることについて言及しますが、やっていることは最悪中の最悪です。脳味噌をアハつかせているN国信者たちは、この動画を見て「さすが立花さん、どんな不正も許さずに告発してくれている!」と思うかもしれませんが、警察が捜査をする時にわざわざ「今から捜査をします」と宣言をするでしょうか。どんな事件も、警察がいちいち捜査の進捗状況を報告することがないように、事件がどれくらい進んでいるのかを教えたら、それこそ犯人が証拠を隠蔽したり、逃げたりする可能性があるわけですから、普通はそんなことをしないのです。ところが、立花孝志はアホなので、タレコミの動画があることも暴露しているし、その動画の内容まで暴露しているし、手口をホワイトボードで解説したあげく、事業者名まで暴露する始末。この時点ですべての証拠が、ゴミ収集車に乗せられてしまったと考えてもいいでしょう。つまり、立花孝志がやっていることは問題を解決するどころか、問題を迷宮入りさせるためのアシストだということです。僕は何度も何度も口を酸っぱく言っているじゃありませんか。バカに期待できることなんて何もありません。バカというのは動けば動くほど、プラスになるどころかマイナスになるのです。バカは何もしない方がマシなのです。この動画は10万回以上も再生され、よりによって市長に対してメッセージを送る内容になっていたため、つくば市長も対応しないわけにはいかなくなり、以下のような声明を発表しています。

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既につくば市は、この内部告発をもとに警察とも連携して調査に乗り出しており、プロジェクトは秘密裏に進んでいました。ところが、立花孝志が余計なことをしてくれたせいで、実は水面下で動いていたことを公表せざるを得なくなりました。もし、これで調査がうまく進まなくなり、モヤモヤするような結果になってしまったとしても、僕たちはもうつくば市長のことを責められません。こんな調査の妨害でしかないような動画をアップされてしまった日には、さまざまな証拠になり得るものが処分され、事実を知っている人にも根回しをされ、調査が進まなくなるかもしれないのです。もはや立花孝志という存在そのものが害悪でしかないのです。


■ 頭の悪い立花孝志に賛同するN国信者たち

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立花孝志というのは、本当に世間知らずのオッサンです。森友学園問題には首と一緒に8400万円を突っ込んでいる立花孝志なんですが、つくば市のごみ処理不正疑惑に対しても、つくば市長に問い合わせをする動画を撮影したことで、せっかく粛々と調査を進めていたのに、それを公表せざるを得なくなりました。しかも、「自分に対する対応は迅速だが、告発から5ヶ月ほど経ってもまだ調査をしているのは迅速とは言えない」とホザく始末。頭の悪い奴は現在進行形の問題に突っ込んでこないでほしいです。

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一言に「調査をする」と言っても、ただ「不正をしていたかどうか」が判明できればいいというわけではありません。大切なのは、その不正が「どれくらいの期間」とか「どれくらいの量」で行われていたのかということをしっかり把握する必要があるのです。動画が撮影されている数回なのか、それとも、10年単位で行われていた不正なのかによって、罪の重さが全然変わってくるし、求める賠償額も全然変わってきます。そして、かなり前からやっていたのだとすると、その証拠をしっかり固めなければならないわけで、数ヶ月単位であっさり調査できるものでもありません。立花孝志は、調査するのは警察の仕事だと言っていますが、警察だって、この事件だけを担当しているわけではないのです。もちろん、捜査をしないわけではないと思いますが、割り当てられる人員は限られているし、逃走中の殺人犯を捕まえるのとは違うのですから、捜査もじっくり行われることでしょう。しかし、立花孝志がアホの動画をアップしてしまったので、過去の証拠はなくなってしまったかもしれません。

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立花孝志は「こうして時間をかけて調査をしている間に犯人が証拠を隠蔽してしまうのではないか」なんて言っているのですが、こんな動画をアップする方がよっぽど隠蔽につながるに決まっています。立花孝志がこの動画をアップしなければ、こういう動画付きのタレコミがあったことすら知られていなかったはずなのです。立花孝志は自分のことを「政治家をしながらジャーナリストもやっている先駆者」だと言いましたが、そもそも立花孝志がやっていることはジャーナリズムでも何でもないということに本人が気づいていません。立花孝志はこのようなタレコミを動画にアップすることで、問題を解決に導くジャーナリストだと思っていますが、実際のところは、現場を余計に混乱させているだけで、ちっとも解決に導いていないどころか、より迷宮入りに向かわせていると言っても過言ではありません。だいたいジャーナリズムというのは、よく取材して真相に切り込んでいくもので、立花孝志はタレコミをしてくれた人から電話で話を聞いた程度で「ジャーナリスト」を名乗っているのです。この程度の人間が「元NHK記者」を自称しているのですから、NHKのレベルはどれだけ低いんだという話になります。こうした動画での宣伝に、またアホのN国信者が「さすが立花さん!」と言って勃起しているのですが、事件を余計に迷宮入りさせるような行動を取っているアホを「ジャーナリスト」だと言っているのは、N国信者だけです。だいたいジャーナリストを自称する立花孝志の記事は、どこにあるのでしょう。立花孝志が書いた記事を、皆さんは読んだことがあるでしょうか。


■ 安倍晋三総理辞任の感想を聞きに行くマスコミ

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アホが国政政党としての要件を満たしてしまったばっかりに、マスコミの皆さんも無視できないのだと思いますが、各社とも安倍晋三総理の辞任について、立花孝志に感想を聞きに行きました。こんな奴に感想を聞きに行くぐらいだったら、まだ街を歩いている一般市民に話を聞いた方がマシだと思いますが、各党の反応をまとめるために立花孝志に話を聞きに行ってしまっているのです。立花孝志は、安倍晋三総理が「すごい戦略だね」と舌を巻いていたと昭恵夫人を介して聞いていると言ってみたり、「議員を辞職する時にも安倍晋三総理に報告した」と言ってみたり、まるで安倍晋三総理と親交があったかのような振る舞いをしていましたが、立花孝志のこれまでの言動の実績から考えると、これらの話は「盛っている」としか思えません。53歳にもなって、いまだ虚言癖が治らない立花孝志。立花孝志の語る安倍晋三総理の評価にはゴミほどの価値もないので置いといて、この記者会見の中でNHKから国民を守る党の今後について語っていましたので、こちらをまとめておきたいと思います。

① このままでは丸山穂高が衆院選でいなくなる。
② N国党の運命は堀江貴文次第。堀江貴文が出るなら可能性あり。
③ 手越祐也くんには引き続きN国党から立候補のオファーを続ける。
④ N国党が玉木新党と合流すれば、玉木新党の政党助成金は増える。

堀江貴文さんにも、手越祐也さんにも「NHKから国民を守る党から立候補することはない」とキッパリ言われているにもかかわらず、いまだに出る可能性があるという前提で話をしている立花孝志。安倍晋三総理が辞任をしたことにより、年内の衆院選が現実味を帯びてきたのですが、もしそうなった時には各比例ブロックに1人ずつを擁立するものの、NHKから国民を守る党は丸山穂高を失うことになるだろうと話していました。そして、頭の片隅には玉木新党との合流も視野に入っているようです。かねてから言っているように、玉木新党には魑魅魍魎が寄り付く「隙」があります。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

反社会的カルト集団である「NHKから国民を守る党」に、税金で私腹を肥やさせないようにするためには、今度の和泉市議選が非常に重要です。世の中は自民党総裁選で大盛り上がりだと思いますが、『チダイズム』では9月6日から13日にかけて8日連続の短期集中連載をお届けします。9月10日には大橋昌信副党首が初めて柏市議会で「30分の質疑」を行うそうなので、注目のイベントが目白押し。崩壊に向かっているNHKから国民を守る党は今が一番面白い時期で、10月、11月、12月とどんどん面白さが増してくると思います。ぜひお楽しみに!

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