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【選挙ウォッチャー】 筑西市長選2021・分析レポート。

4月4日告示、4月11日投開票で、茨城県の筑西市長選が行われました。ここまで順調にレポートをお届けしてまいりまして、1本あたり100円で読めるなまはげパックも、残すところ、筑西市長選と筑西市議補選で終了となります。筑西市は、僕が住んでいる千葉県柏市からは車で1時間もかからない距離にあり、高速道路に乗っていく必要もないので、かかった経費はガソリン代ぐらいなもので、ここ最近のレポートの中では珍しく黒字が見込まれる選挙となっております。クラウドファンディングの審査が厳しかったため、なかなか始められない状況にあったのですが、おかげさまで始めることができ、開始から半日ほどで目標金額を達成いたしました。支えてくださっている皆様、誠にありがとうございます。

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須藤 茂  69 現 3期目を目指す
森 正雄  66 新 僧侶
谷中 徳久 62 新 よくわからないオジサン

ということで、今日も元気に筑西市長選のレポートをお届けしていこうと思うわけですが、この選挙はぶっちゃけ、現職の須藤茂さんと新人の森正雄さんによる一騎打ちです。現職が強そうなことは言うまでもありませんが、新人で対抗できるのは、前回トップ当選の人気市議である森正雄さんぐらいなものです。谷中徳久さんは、かなり厳しい戦いになりそうです。


■ 谷中徳久候補の主張

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谷中徳久さんは、かなり不思議なオジサンです。公約の一丁目一番地は「市長報酬を80%削減する」で、給料を減らすことが一番の正義だと勘違いしているバカにろくな奴はいません。まるでコンドームのCMのような「愛と夢と計画を」をキャッチフレーズにしていますが、選挙公約は、救急医療病院の再生、東京へのアクセス向上、安全な水道水確保、投票所の削減などです。財政破綻を回避することを最大の公約に掲げていますが、筑西市に財政破綻の危機があるわけではないと思います。とりあえず、谷中徳久さんに選挙事務所の場所を問い合わせたのですが、「断固として教えたくない」ということで、自宅を聞いているわけではあるまいし、選挙事務所ぐらい公開したらどうなんだと思いますが、「教えたくないったら教えたくない」の一点張りだったので、どうせ泡沫候補だし、そこまで選挙事務所に行きたいわけではないということで、ポスターだけの取材にしました。ポンコツです。


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