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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#253)。

 ついに、今年は「NHKから国民を守る党」が、完全にぶっ壊れる1年であると言っていい。1月18日には立花孝志の刑事裁判が控えており、既に公判前整理手続きが済んでいるという話もあるので、春にも「立花孝志ひとりGoToキャンペーン」が始まるかもしれない。行き先は刑務所だ。

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 年末から正月三が日にかけ、立花孝志が動画をアップしなかったこともあって、「鬱で寝込んでいるのではないか」などの憶測も飛び交ったが、そんなことはなさそうだ。年が明けて2021年も、社会に迷惑をかけ続ける存在であるに違いない。今年もこの男の顔を見ていかなければならないのかと思うかもしれないが、新型コロナウイルスの第3波が鎮まるのと同じくらいのタイミングで、顔を見ることはなくなりそうだ。
 かつて新興宗教の教祖をやったことがある「えらいてんちょう」さんと話をしたことがあるが、立花孝志がやっていることは「洗脳」である。まさに尊師のように立花孝志を信じる人たちは、毎日のように立花孝志の説法動画を見ることで、立花孝志の言葉を信じるようになる。最近はしつこいぐらいに「NHKは弁護士法72条違反」だという動画を流しているが、同じ話を何度も何度も刷り込まれることで、本当にそうだと思えてくる。もし、立花孝志の話が真実のように聞こえてきたら、そこから先は「洗脳」の世界である。しかも、宗教と異なるのは、多くの宗教は心穏やかな日々を過ごすように言われるものだが、立花孝志は「反社会的カルト集団」なので、時に犯罪に手を染める人が出てきてしまう。不正競争防止法違反の罪で問われてしまったNHK集金人の男が、まさにその典型的な例である。
 どっぷりとしたN国信者、どっぷりとしたN国党員たちは、毎日、立花孝志の動画を見ている。我々が「また弁護士法の話かよ!」と思っている間にも、彼らは「NHKは弁護士法違反だ」と言われるたびにフル勃起してしまうのである。FANZAでも見ていた方がよっぽど健康的だ。


■ N国による「証言者潰し」が行われた

 前回、パンフレット関連の裁判が行われたのは、12月11日の出来事である。この時は、土壇場で元N国コールセンターのボランティアスタッフの方に陳述書を書いていただくことができ、それを裁判の証拠として提出することができた。
 ところが、ここから立花孝志やN国関係者による悪質な「証言者潰し」が行われることになった。まず、立花孝志はその日のうちに証言者に対してメールを送っている。そのメールには証言者の住所が書かれており、「この住所で間違いないか」という確認をしている。
 そして、12月30日に事件は起きた。
 私の「ちんこ裁判」の代理人にもなっている「ホワイト法律事務所」の山本麻白弁護士が、不審な男性と2人で、ラフな格好で証言者の自宅を訪れたというのである。証言者の話では、当初、同行の男性が宅配業者を装ったといい、玄関を開けると奥から山本麻白弁護士が出てきたという。

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 そもそも山本麻白弁護士は、立花孝志の呼びかけでN国信者が起こした裁判の代理人である。そして、即日のうちに「証人云々の件は当職は関与しておらず」と書いていることからも、証人であることを認識していないのはおかしい。別件であれば、私の裁判に悪影響を及ぼしても構わないという話にはならない。
 本人が住んでいるかどうかをチェックする方法は、なにも本人を直撃する必要はないし、百歩譲ってチェックするにしても、どこも仕事納めをしているような年末の忙しい時期ではなく、ましてや夜ではなく日中に、しっかり名刺を置いて、反論をされても丁寧に説明するべきだし、警察を呼ばれたのであれば、警察に対しても丁寧に説明するべきだろう。しかし、証言者の話によれば、それらの「当たり前の行動」が一切行われていない。これで証言者潰しと言わない方がおかしい。
 実際、彼女の身に何かが起きていてもおかしくないシチュエーションだったことは確かであり、またしても、これ以上の協力を得られそうにない状況になってきた。私としても、これ以上の危険に晒すことは望んでおらず、現在、弁護士と対応を検討中だ。


■ 今年に入ってからの郵便物を検証する

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 年末にも多くのパンフレット類が届いていたのだが、年が明けてもパンフレットなどの送付は止まらない。1月4日には豊島区議の沓澤亮治氏がこのようにツイートしているほどだ。
 今年は、送られてくるパンフレットをすべて問い合わせ、リストアップしていくことにする。より鮮明に記録を取ることで犯人逮捕につなげたいと考えている。

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ヒルトン福岡シーホーク
1月1日にわざわざ郵便局が直々に届けに来た。婚礼営業となっていて、おそらく結婚式のパンフレットである。郵便局が受け付けたのが12月31日となっており、「石渡ましろ」という名前で来ている。登録されている電話番号は「080-3884-6964」となっており、電話をかけてみたが、直留守になってしまう。ただ、電話番号としては生きているようである。登録されたのは12月31日2時29分で、「ゼクシィ」から問い合わせたがあった。使われているメールアドレスは「ishiwata32@goat.si」である。

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土屋ホーム世田谷支店
ひとみ名義。2020年9月3日「ホームズ」から問い合わせがあった。

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デュオヴェール浅草
2019年9月23日に資料請求があったことがわかった。メールアドレスなどの登録はない。

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NIC(International College in Japan)
智花名義。11月9日に資料請求するようなサイトから。

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立志舎
10月22日か23日に資料請求をしている。ホームページから直接入力されているようである。活也名義。

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森の教会
ひとみ名義。森の教会に電話をかけたら、4年前の熊本地震で教会の建物が壊れてしまい、4年がかりでようやく教会の建物が完成したので、これまで問い合わせのあった人たちにDMを送ることになったという事情を説明してくれた。しかし、いつ登録があったのかを問い合わせるためには、系列の堤写真館に電話をかける必要があり、そちらは電話をしたが、出なかった。震災から復興した人たちにまで迷惑をかけるN国党関係者たち。人間としてゴミである。4月15日に資料請求したことになっている。下4ケタ4056の電話番号が登録されていることがわかった。

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ブランズ桃山台
貴文名義。アットホームから2020年6月7日に登録されている。メールアドレスの登録はない。

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THE BUSENA TERRACE
沖縄県名護市の結婚式場。麻白名義。さまざまな結婚式場に麻白名義で結婚関連の資料請求が行われていることが明らかである。12月31日2時20分に登録されており、電話番号は沓澤亮治氏のもの。メールアドレスも登録されていて、「ishiwata32@goat.si」となっている。このメールアドレスの数字32は、おそらく「顔面偏差値32」に由来するものだろう。このようなことからも犯人のプロファイリングは可能である。

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JKホーム株式会社
智弘名義。11月9日に資料請求があって送った。

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千葉明徳短期大学
マシロ名義。担当者が12月30日を最後に資料を発送しており、年始は1月3日に資料を発送していることから、資料請求があったのは12月31日から1月2日にかけてであるという。

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ロワジールホテル&スパタワー那覇
営業時間外ということで自動アナウンスになった。麻白名義。もしかすると沓澤亮治氏に電話をかけたのは、このホテルかもしれない。1月2日に消印が押されており、12月31日頃に請求があったと推測される。

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一ツ葉高校千葉キャンパス
亮治名義。電話番号も沓澤亮治氏のもの。1月2日に資料請求。

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一条工務店
典子名義。12月31日や1月2日に資料請求が行われていることがポイントで、「マシロ」や「麻白」に合わせて「典子」という名義でも資料請求が行われているのが特徴的である。ホームページに直接入力されていた。12月31日23時06分に登録されていました。これはかなり興味深い話である。犯人は年末の年の瀬迫った時間帯にもセコセコと資料請求をしているということになる。どれだけリアルの生活が充実していない人間の犯行なのかということになり、こちらが悲しくなってくる始末だ。

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南阿蘇ルナ天文台・オーベルジュ「森のアトリエ」
2020年4月15日に資料請求をしている。ひとみ名義。

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ヴェル・ハウジング
年始の業務が1月5日になっても始まっていなかった。

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アディックホーム
「富山家づくり」という本があり、その「富山家づくりネット」というサイトから2020年2月24日に登録されている。登録されている電話番号は多田光宏氏のものであり、業者から2回ほどCメールのようなもので、同電話番号にメッセージを残したという。

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ヴェルディマンションギャラリー大芝
4月14日に「新築ホームズ」のサイトから登録があった。

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株式会社AIWA匠
光宏名義。電話をしたが、出なかった。

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しなのいえ工房・株式会社アグリトライ
光宏名義。フリーダイヤルの電話番号にアクセスしたが、指定エリア外ということで電話がつながらなかった。

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株式会社コグマホーム
年末年始は休みで、電話がつながらなかった。

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相模女子大学・相模女子大学短期大学部
1月7日まで年末年始のお休みとなっている。和泉名義。

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プレイボゥ・ドックトレーナーズ・アカデミー
2019年9月15日に登録されている。智太名義。年齢は18歳~19歳という設定になっていて、登録されているメールアドレスが判明し、アドレスは「nanikoratakokora96mo@gmail.com」だった。2019年9月頃に登録されているものは、大橋昌信のアドレスが使われている可能性があり、今後、捜査を進めていく。なお、今回は案内も含め、かなり遡ってDMを発送している関係で、2019年の登録であってもDMが届いているという。

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株式会社ジェリーズポップコーン
8月13日に「フランチャイズ加盟募集ドットネット」というサイトから登録があったことがわかっている。

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有限会社後藤建設
2019年10月12日に会社のホームページから直接入力されているということがわかっている。その時に美濃加茂市の住宅を希望しており、2年以内に住宅を建設予定だという情報になっている。智夏名義。

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ジークレフ神戸名谷マンションギャラリー
光宏名義。2月25日に資料請求をしている。登録されている電話番号は多田光宏氏のものである。

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金沢工業大学
マルクス知大名義。

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縁・創建工房
2019年10月4日にホームページから資料請求。登録されているメールアドレスが判明し、「nanikoratakokora96mo@gmail.com」である。2019年10月頃までは、大橋昌信のメールアドレスが使われていた可能性があり、過去の登録を遡ると、いろいろな証拠が出てくる可能性がある。

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テクノ・ホルティ園芸専門学校
圭希名義。リクルートのシステムでデータの管理をしており、10月22日か23日に学校のホームページ経由で請求されている。女性で高校3年生で市立柏高校に通っているという登録になっている。圭希という名前で登録しておきながら、女性という設定にしている時点で、あまり横川圭希さんのことを詳しく知らないのだろう。いかにもN国信者らしい登録の仕方である。

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千葉デザイナー学院
圭希名義。10月22日に学校のホームページから直接登録されている。登録されている携帯番号の下4ケタは4677となっている。電話番号の主は不明である。

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立正中学校・高等学校
ひとみ名義。学校閉鎖のために、現在、休校中。

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横須賀法律行政専門学校
電話をかけたが、指定地域外のために電話がつながらず。

 ここまでが1月5日午前9時までに届いているものということになる。
 かなり興味深いことは、大橋昌信のもの、もしくは大橋昌信のアドレスを模したものが2019年の登録ではしばしば見受けられるということだ。おそらく2020年以降の登録では、このアドレスが使われていることはないと思われる。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 このパンフレット問題で損害を受けているのは、実は、こうして送っている業者の方々である。苦しい経営状態にあるホテルや旅館、結婚式場もあるだろうが、そういった人たちにコロナ禍で負担をかける蛮行が、今も継続しているのである。
 NHKから国民を守る党のコールセンターにいたような人間であれば、おそらく何かを知っているはずだ。この年末にも業者に迷惑をかける行為が続いているのだから、もし良心が僅かでも残っているのであれば、情報提供をしていただきたいと考えている。

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