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【選挙ウォッチャー】 松崎町長選2021・分析レポート。

11月23日告示、11月28日投開票で、松崎町長選が行われました。選挙ウォッチャーになって初めての遠征が松崎町長選で、当時はサラリーマンをしながら、ペンションに泊まり、温泉に入り、風光明媚な松崎町をお散歩しつつ、選挙を追いかけていました。あれから4年ぶりに松崎町を訪れることになったわけですが、今回は渋滞に巻き込まれ、片道6時間以上の長旅になりましたが、なんと、魚料理を味わうでもなく、温泉に入るでもなく、日帰りの強行軍で取材をすることになりました。普通は取材をするうちに進化をしていき、ちょっと良いホテルに泊まったり、ちょっと高級な魚料理を食べたり、より良い環境で取材ができると思うのですが、環境はどんどん劣悪になっていると思います。

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藤井 要  70 新 無所属(元町議)
深沢 準弥 54 新 無所属(元町職員)

さて、今年の町長選なのですが、1期目の現職・長嶋精一さんが直前になって不出馬を表明。今年で71歳でしたが、病気療養が必要となったため、急遽、立候補を取りやめることになったといいます。一転して状況が変わってしまい、新人同士の一騎打ちとなったのですが、構図が変わってしまったことで、勢力図も変わり、現職との対決を目論んでいた藤井要さんにとっては大きく計算が狂うことになってしまいました。


■ 選挙ウォッチャーの過酷な金銭状況

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先日の衆院選でご支援いただいたクラウドファンディングは、募集期間が短かったにもかかわらず、152人の方にご支援をいただき、87万6200円のご支援をいただきました。これにより、衆院選にかかった取材経費を賄うことはでき、ストレッチゴールとして設定していた「NHKと裁判してる党(主に被告で)」が仕掛けてきた裁判の弁護士費用についても、これで賄うことができました。目標金額こそ達成できたものの、またしても60万円が2つ、40万円が1つの大型の支払いが発生し、さっそく運営資金が枯渇してしまいました。11月は本の執筆活動が忙しく、選挙レポートを販売できなかったことが響き、まったく売上が伸びませんでしたので、これからしばらく選挙の取材に出かけられなくなるかもしれません。売上は微妙にしか伸びていないのに、コストばっかりかかっているので、非常に長い間、下積み生活をしている気がします。


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