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驚きと出会いと驚き




こんばんは


先日、部屋でパソコンを触っているところに
間違って私の部屋に入ってきたヨーロッパ系の女の子に
「どうされました?」と普通に日本語が出てきました。Demiです


いやー、ほんとに驚きました。深夜一時頃、明かりも付けず
ベットの上でパソコンを触っているところに、突然彼女は現れました。
自分が部屋の中にいる為、開くはずのないドアが開き、スマホを見ながら二歩ほど入ってくる彼女に驚き過ぎて声が出ず、異変に気づいた彼女も驚いた面持ちで、お互い三秒ほど見つめあった後に絞り出した言葉が「どうされました?」と日本語で。人間、驚くと本当に声が出ないんだなと再確認しました。

その後、彼女は何も言わずドアを閉め去っていきました。「なんか言えよ!」と思いましたが、そこは触れずにいきましょう




さて、本日ですが、


皆さんも一度は
「いや、そんなわけないやん」「絶対そんなわけない」「聞く前にまず考えよう」
と思うような質問をされたことがあると思います。


これはつい先日の話です


私は暇だったので理由もなく外を歩いていました。普段はあまり外を歩くのは好きではないのですが、その日はなんとなく、気分的に風を浴び、歩きたい気分でした。この国特有の強い日差しの中、歩いていると前方にいかにも気品のある、年配のご夫婦がベンチに座っており、通りすぎる際に声をかけられました。ご夫婦から「私たちはバカンスで来たスウェーデン人で、海に行きたいので道を教えてください」と英語で言われたので、私は拙い英語とジェスチャーを使い、方角を教えることができました。すると、ご夫婦はこいつは英語が話せる、''できる男''と勘違いをし、さらに質問をしてきました。私は頑張って理解しようと思って聞いていましたが、彼らが話す英語はあまりにも早く、訛りもあったため理解できず、「実は私はスペイン語を学んでいる日本人で、英語があまり得意ではないのでお力になれません」と伝えたところ、耳を疑うような言葉が返ってきました、



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「では、スウェーデン語は話せますか?」




ね、耳を疑うでしょ?
この時の私以上に、「いや、そんなわけないやん」と思う状況に陥ったことがあるという人がいるなら教えて欲しいものです。
百歩譲って、もし私がノルウェーやフィンランドといった北欧出身のような風貌であれば、まだわかりますが、どう考えても東洋の、ましてやスウェーデン語という言語が数秒前まで存在することすら知らなかった日本人に対して、、


「もちろん話せませんよ。楽しんでください。では」と言葉を残し、
また、理由もなく歩き始めました。
もし、私にもっと英語力があれば、ご夫婦のお役に立てただろうし、違った会話が生まれていたかもしれないと思うと、自分の力の無さを少し悔やみました。
ご夫婦がバレンシアでの生活を楽しめたことを心から願っています。



皆様も留学をする際には、
部屋にいるのではなく、ぜひ理由もなく外を歩いてみましょう
そうすれば、私のように
素敵な出会いがあるかもしれませんよ




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