タンポンと○○Payと2020年の目標

会社の昼休みに生理の話題で盛り上がった。メンバーは、34歳の先輩と24歳の後輩、そして26歳の私だ。「腰が痛い」と嘆く後輩に理由を聞いたところ、「1日目なんです」と返ってきてその話題は始まった。

聞くところによると、後輩はタンポンを使っているらしい。しかも、海とか温泉とか、そういう特別な日に使っていると言っているのではなく、普段から使っているという。私の中でそれは結構衝撃の事実だった。

「ナプキンじゃないんだ…!でも慣れたら絶対タンポンの方が楽よね!私も次からタンポンにしてみよう!」

はい、これは私が実際に発した言葉です。もちろんそう思ったのは事実だし、でも、声に出している中で「いや、なんだかんだで私、やらないんだろうな」とも思っていました。

自分のことは自分が1番よく分かっている。私は結構そういう所がある。新しいことを素直に受け入れて自分のものにしている後輩を尊敬するし、自分もそうありたいと思う。むしろ、新しいことはどんどん取り入れるべきと普段から声高く言っているくせに、割と保守的。頑固な一面も持ち合わせている。のわりに、変なことはすぐに取り入れたりすることもある。我ながら、ひんまがっている性格だよな、と思う。

頑固な理由に関しては、失敗することが怖いからだ。そして、これまで不自由なくやってきた実績があるからこそ、挑戦することを怖いと思うのだ。

そこでハッとしてしまった。「あ、私老いている」と。実績・年齢を重ねるごとに「まあ、これまでもこのやり方でやってこれたしなあ」が積み重なる。その思考は、こびり付くとなかなか剥がれないことに気が付いたのだ。

これはいけない。まさかこんなことで年齢を感じるなんて。体型や肌とかならまだしも、思想に関しては自分の気持ち次第でいくらでも変えられるのに。

そういえば、これはタンポンに始まったことではない。○○Payだってそうだ。「まあ慣れたら楽だし、便利だよなあ」と思いながらも、未だ現金主義を貫いている。

ああ気が付いて良かった。ということで、急遽決まった2020年の目標は「思考の脱皮」。長年こびり付いたものを、1年かけてしっかりと剥がしていきたいと思う。

生理の話はまた今度ちゃんと書こう。調べると最近は第四の生理用品としてナプキンやタンポン不要の「生理用パンツブランド」なるものがあるらしい。「月経カップ」はまだ怖くて手が出せず。とりあえずタンポンから始めてみます。

#ひとりごと #日記 #生理



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