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甲状線がん+肺転移の術後1日目

大部屋に移動後に一度看護師さんと一緒に歩いてトイレへ行き、その後は車椅子で回診室へ。

鼻カメラで反回神経の状態チェック。

初回の診察時の鼻カメラを思い出す…
はい、ここ座ってーと医師に促されて椅子に座ったら突然鼻からカメラを入れられびっくりした。
驚いているこっちにはお構いなしの医師。
あーだかいーだか忘れたが、声を出してと言われて声を出す。
いつまで出すのかわからないまま、とりあえず恐る恐るずっと声を出していた。

反回神経は問題なかったらしく、五分粥から開始と言われて一安心。


ICUでは思うように声が出なくてささやき女将みたいになってたが、、大部屋に来てからガラガラ声だけど少しずつ声も出てきた。

お昼に五分粥と具なしの汁と片栗粉溶いた甘い味のどろどろ。

通常なら全く美味しそうに見えないし、食べても美味しいと思えないような食事だったが、前日1日何も食べていないせいか意外と美味しく感じる。

飲みこみも問題なく、全部食べたと言うか飲んだ。

お昼の薬は乳酸カルシウムのみ。

乳酸カルシウムは粉薬。
通常なら口に水を溜めて、上を向いて薬を口に入れるのだが、上を向くことができない。
スプーンに乗せて口にお水入れてゴックン。

乳酸カルシウムは苦くてまずい。

もともと薬も水も嫌いで飲めないので、乳酸カルシウムを飲むことが辛い。
看護師さんに相談したらポカリスエットで飲んでみたら?と言われて、ポカリスエットで飲んだら苦味が薄れていい感じだった。


乳酸カルシウムはポカリスエットだな!としばらくポカリスエットで飲んでいたが、地元の薬剤師さんに薬は水で飲むように注意されて、以降は頑張って水で飲んでいる。

この日は1日2回カルシウムと抗生剤の点滴があった。
首からはドレーンが二本出ててパック二個ぶらさげてる。

パックは首からかけられるようにしてくれてるけど、首に負担は嫌で移動する時はずっと抱きしめてた。

術前まで特に症状無く過ごしていたので、一気に病人になった感じがした。

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