一生忘れられない、「木星」
先月「木星」ばかり聴いていたら、
結婚式の退場音楽が、「木星」のパイプオルガン生演奏だったお話。
↑のnoteは、成田エクスプレスで「木星」を聴きながら下書きしていた。
ラウンジでまったりしている時も、別のnoteを書いている時も、
ほぼ「木星」を聴くくらい、ハマっていた。
結婚式はあれよあれよという間に始まり。
ちゃんと進行しなきゃという緊張感や、
多少の気恥ずかしさが相まって。
教会の雰囲気や、
神父さんのお言葉、
参列者の皆さんの表情など、
100%、受け止められなかったように思う。
それは今でも、ちょっと心残りだ。
「結婚式、あっという間に終わっちゃって寂しいな・・・」
ちょっとしんみりした気持ちを胸に退場しようとたら、
あの曲の、第4主題が、教会中に鳴り響いた。
え、え、え、え、えーーーーー！！！！！
パイプオルガンの奏でる重厚で神々しい音色。
寂しさは、一気に吹き飛んだ。
今一番お気に入りの「木星」をBGMに、
大好きな人たちが拍手で見送ってくれていて。
隣には、たった今誓いの言葉を交わした旦那さんがいる。
宇宙からの最高のプレゼントとしか思えなくって、
全宇宙、すべてのものに感謝しながら、退場した。
たくさんの巡り合わせのお陰で、
「木星」は、人生で大切な曲の一つになった。
第4楽章を聴く度に、あの、幸せな瞬間を思い出せる。
とても素敵なプレゼントをいただいたから、
今度は、私が恩返しをする番だ。
まずは、身近な人から。
読んでくださりありがとうございます！