ディズニーランドみたいな人でありたい
4年ぶりに、ディズニーランドに行った。
予報では降らないって言ってたのに、2〜3時間は雪が降り続いていた、あの日。
思いの外感情を揺さぶられたので、ちょっと長いけど、noteに残しておこうと思う。
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ディズニーランド、ディズニーシーは、「年パスを取っていっぱい行きたい!」という程のモチベーションはないが、とても好きだ。
パークの世界観、迎えてくれるキャラクターたち、働いているキャストさん、笑顔がいっぱいのゲストさん、そこににいるだけでドキドキワクワクする。
学生時代にパークでアルバイトをすることは、距離や時間の制約があったので叶わなかったけど、ディズニーオンアイスのグッズ販売のバイトをすることで、少しだけ世界観を味わうことが出来た。
ハードな仕事内容だったけど、疲れを忘れるくらい楽しくて、忙しくても笑顔を絶やすことなく働くことが出来た。
今回、12年も前のオンアイスで一緒にバイトしていた女の子とランドに行けたのも、何かの縁だと思う。
ファストパスを駆使してアトラクションにたくさん乗ったり。
ベストポジションでパレードを鑑賞したり。
大人だから休憩をこまめに取り。
ホットドリンク片手に、パークの音楽を聞いてのんびり過ごしたり。
開演から閉園まで、大いに楽しんだ。
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「そう言えば私、ディズニーのダンサーになりたかった!」
数年ぶりに思い出した、子供の頃の夢。
初めてディズニーランドに行ったのは5歳の夏。
綺麗な衣装を来て、笑顔でパレードを歩くお姉さんに心奪われた。
その夢はいつのまにか薄れてしまったけど、ダンサーさんの笑顔がやっぱりとても素敵で、たくさん手を振った。
「そう言えば私、イッツ・ア・スモールワールドが大好きだった!」
ランドに行ったら必ず乗っているアトラクション。
5歳の私は日本が一つの国であること、海の向こう側にたくさんの国があることなんて知らなかっただろうけど。
「小さな世界」の歌詞の素晴らしさを、子供ながらに感じ取っていたに違いない。
「そう言えば私、ディズニーからたくさんの感動をもらっていた!」
『ワンマンズ・ドリームⅡ - ザ・マジック・リブズ・オン』というステージショーを初めて鑑賞した。
ミッキーミニーを始め、人気のキャラクターが歌って踊るミュージカルショー。
夢や希望に満ち溢れた音楽が、胸に響いた。
ラストの歌詞でミッキーは輝くスターで世界の恋人で、みんなを幸せにしてくれるってあって、それめっちゃ分かるよ〜〜とボロ泣きした。
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子供の頃、ディズニーランドでめいいっぱい楽しんで感動した思い出が、私の価値観の原点かもしれない。
過去ディズニーランド、ディズニーシーと足を運んできたけれど、間違いなく今回が一番刺激的だった。
数年前までは、自分が大切にしたい価値観をよく分かっていなくて。5歳の私が心の奥底で生きていることに、気付けなかった。
行くだけで、ドキドキワクワクする。
子供に戻ったように、はしゃいでしまう。
楽しくって、笑顔もこぼれちゃう。
夢や希望を、思い出させてくれる。
世界中が、幸せに包まれますようにって、祈りたくなる。
ディズニーは、たくさんの魔法をかけてくれる。
だからみんな、行きたくなる。
でも、魔法って、本当は誰でも使えるんじゃないだろうか。
だって、ミッキーと同じように、誰かの幸せを願うことが、私たちには出来る。
だから私は、ディズニーランドみたいな人でありたい。
読んでくださりありがとうございます!